可愛い!仰向け、座る、うつ伏せ…ハムスターの寝方にどんな意味がある?

2021.12.01

可愛い!仰向け、座る、うつ伏せ…ハムスターの寝方にどんな意味がある?

ハムスターは1日のおよそ半分を眠って過ごすので、寝ているハムスターを目にすることも多いでしょう。気持ち良さそうに眠っている姿を見ると本当に癒されますが、ちょっと変わった寝方をしているとどうしてそんな体制をとっているのか気になることもありますね。この記事では、ハムスターはどんな寝方をすることが多いのか、寝方にはそれぞれどのような意味があるのかについてまとめました。

ハムスターの寝方に意味がある?

ハムスターは巣箱の中で丸まって眠ることが多いですが、それ以外に色々な寝方をします。

時には、あけっぴろげで無防備な姿、「どうしてそんな寝方になったの?」とびっくりするような独特な体勢で熟睡することも少なくありません。ハムスターって意外に寝相が悪いですよね。

寝方や寝場所はハムスターの好み、その時の体調や気分、環境によって変わってきます。ハムスターの寝方にはそれぞれ意味があるのです。

ハムスターの寝方とそれぞれの意味や理由を知り、そのうえで、ハムスターが寝ている様子を観察し、問題点があれば早めに解決をしてあげましょう。

◆丸まって寝る

ハムスターの寝方で一番多いのは、お腹を抱え込むように小さく丸まって寝る体勢です。狭くて暗い場所が落ち着くので、巣箱の中、ケージの隅、床材の中などで丸まって寝ることが多くなります。

ハムスターがこのように丸まって寝るのは、動物の弱点であるお腹を守ることができ、危険な目に遭った時にはすぐ逃げられるからです。

野生のハムスターなど、捕食される側の動物は寝ている間に外敵に襲われる危険性があります。そのため、襲われたらすぐ逃げられるような体勢で眠る習性があるのです。ペットのハムスターも寝ている間も警戒しているということですね。

また、小さく丸まると体から熱が奪われにくくなるので、冬など気温の低い時は体温を維持するため丸まって寝ることが特に多くなります。

冬は床材の深くに潜ったり、床材を巣箱に持ち込んだりして寝ることが増えます。床材が少ないと寒くて体調を崩してしまうことがあるので、冬はたっぷりと床材を補充してあげましょう。

◆仰向け

ハムスターの中には、ひっくり返って無防備な姿で寝る子もいます。仰向けで寝ているのは、ハムスターがすっかりリラックスしていることが考えられます。

ただし、基本的にハムスターは寝る時にお腹を隠したがるので、仰向けで寝ることはそれほど多くありません。

お腹は触られたくない場所にもかかわらずお腹をさらけ出して寝るのは、暮らしている環境が安全で「警戒する必要がない」と感じている証拠です。

飼い主さんの手のひらの上で仰向けになってすやすや眠るハムスターもいます。飼い主さんのことをすっかり信頼しているのですね。

ただ、飼い主さんとしてはハムスターが手足を投げ出してひっくり返っていたら、具合が悪いのかとびっくりすることもあるでしょう。ハムスターが仰向けになるのは、体は柔らかくてすぐコロンとひっくり返ることができるからです。すやすやと寝息を立てて気持ち良さそうに眠っているなら問題はありません。

夏に入ってから急にハムスターが仰向けで寝るようになった場合は、ケージの気温が高くて暑がっている可能性も考えられます。

仰向けになるのは体を丸めるのと逆で、体を伸ばすことで外気や冷たい場所に触れる体表面積が増え、熱が効率良く発散できるようになるためです。

ハムスターが巣箱で寝ず、涼しい所を求めて仰向けで寝るようなら、飼育環境の温度、湿度を見直し、暑さ対策をしてあげましょう。

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◆横向き

ハムスターが横向きで寝ているのは、たまたま寝返りをして体が横を向いていることが考えられます。

また丸まっていないのは、ややリラックスしていること、または少し暑いと感じているため手足を伸ばしている可能性もあります。

◆うつ伏せ

うつ伏せは手足を広げて床にお腹をぺたっとくっつけた体勢で、ハムスターには比較的見られる寝方です。

ハムスターがうつ伏せになると平べったいおまんじゅうのようにぺたんこになり、見た目にはなんとも微笑ましい寝方になります。

うつ伏せになる理由はいくつかありますが、主に、体の力を抜いてリラックスして寝ている場合と、暑くて体を冷やすために伸びている場合が考えられます。

ハムスターの体をやさしく撫でてあげると、気持ち良くて徐々に体の力が抜けていき、ぺたんこになる姿を披露してくれることもあります。

もしハムスターがリラックスして寝ているならば問題ありません。ただ、全身を床にくっつけて涼もうとしているならば、かなり暑がっている可能性もあるので、すぐに暑さ対策をする必要があります。

◆座る

ハムスターが座って寝ているのは、座っていた時にそのまま寝てしまったことが考えられます。

何かをしている最中に急に眠気をもよおし、うっかりそのまま寝てしまった、いわゆる「寝落ち」をしたため、座ったまま眠ってしまう状態です。

ハムスターは毛づくろいの最中、回し車で遊んだ後、時にはエサを食べながら寝たり、壁にもたれたまま眠ったりすることがあります。

よっぽど眠くなったか疲れてしまったのでしょう。ちょこんと座って寝ている姿はユニークでかわいらしいですよね。

◆くっついて寝る

同じケージ内で複数のハムスターを飼育していると、背中を丸めたハムスターが身を寄せ合って寝る姿が見られます。

ハムスターは単頭飼いが一般的なので、その姿を見る機会は少ないかもしれません。多頭飼いに向いているジャンガリアンやロボロフスキー、ペットショップで販売されているハムスターのベビーたちなどでは、お団子が重なるようにくっついて寝ている様子を見ることもできます。


病気と見極める方法は?

ハムスターがちょっと変わった寝方をしていても、起きている時に元気で食欲があればあまり心配はいりません。

ただし、ハムスターの寝方がいつもと違う場合は体調不良が原因になっている可能性も考えられます。

ハムスターが普段と違う姿勢で寝るようになった場合は、痛みやしこりなどがあり、その場所をかばいながら寝ている可能性があります。また、患部が床に当たると痛いために違う体勢で寝ることもあります。

梅雨から初秋にかけての人が熱中症にかかりやすい時期は、ハムスターも夏バテや熱中症にかかりやすくなります。仰向けやうつ伏せになってダレたように寝ていたり、呼吸が荒くなる、食欲が落ちる、といった様子が見られれば、夏バテしていることも考えられます。

また、ずっと寝ていて揺すっても起きない、という場合は弱っている可能性があります。目を開けない、ぐったりしている、呼吸が乱れている、という場合は動物病院に相談して指示を仰ぎましょう。

ハムスターが冬に丸まったままずっと眠っている場合は「疑似冬眠」に陥っていることも疑われます。発見した時にはすでに命を落としているケースも少なくありませんが、呼吸をしていて体に弾力が残っていれば、体を温めることで覚醒させて元気な状態に戻すことが可能になります。

どのような場合でも、ハムスターが違う寝方をするようになり、あわせて起きている時の元気もない、起きてこない、という場合は動物病院を受診することをおすすめします。

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ハムスターの睡眠時間

ハムスターの睡眠時間は1日14時間くらいです。また、高齢になると眠っている時間は増える傾向があります。

ハムスターは夜行性なので日中に眠って夜中に活動しますが、寝ている間は人やほかの動物と同じように浅い睡眠と深い睡眠を繰り返します。

睡眠が浅い時は飼い主さんが触ったり物音が聞こえたりしただけで、すぐに目覚めます。逆に熟睡している時は深くゆっくりした呼吸をしながら気持ち良さそうに寝ていて、すぐには目を覚ましません。

そのリズムは1回10分程度と人より短く、寝たり起きたりを繰り返すので、一度に長く眠り続けることはありません。ハムスターの健康のためにも、寝ている時は構わないようにし、しっかりと睡眠をとらせてあげましょう。


ハムスターの寝る環境

ハムスターを飼育する時は、安心して眠れる環境を用意してあげましょう。神経質で音や光にストレスを感じやすいので、窓際やテレビなどの近くは避け、静かで落ち着ける場所にケージを置きます。

また、暑さや寒さ、ジメジメした環境が苦手なので、風通しが良く温度と湿度が適切な環境で飼育することが大切です。

ハムスターが仰向けやうつ伏せでダレたように寝ている場合は暑がっています。逆に床材にもぐりこんで丸まって眠っている場合は寒いと感じている可能性があります。

ケージを置いている部屋はエアコンやヒーターなどで冷暖房をし、必要に応じてケージ内にペット用ヒーター、涼感が得られるプレートなどを用い、ハムスターが快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。

その際は、ケージ全体を同じ温度にするのではなく温かい場所と涼しい場所の差をつけておくことが重要です。そうすることで急に気温が変化した時にも、ハムスターが自分でちょうど良い温度の場所に移動し、快適に眠ることができます。

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まとめ

ハムスターは丸まって寝ることが多いのですが、環境に慣れてくるとリラックスして、さまざまな寝姿を見せてくれるようになります。ハムちゃんの幸せそうな寝姿を見るのは、飼い主さんの楽しみでもありますね。ただ、いつもと違う寝方をする場合は飼育環境に問題があったり病気を抱えている場合があったりします。寝方を観察しておかしいと思ったら、早めに対処をしてあげましょう。



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