うさぎはお風呂に入れてはいけない?においが気になる&汚れた時の基本のお手入れと入浴方法

2022.01.10

うさぎはお風呂に入れてはいけない?においが気になる&汚れた時の基本のお手入れと入浴方法

うさぎはとても清潔好きな動物です。いつも自分で毛づくろいをしてフワフワした毛並みを保っています。しかし、その毛並みがおしっこやフンで汚れてしまうこともありますね。汚れやニオイが気になる時、お風呂に入れて洗ったほうがいいのか、それともお風呂に入れないほうがいいか迷う方もいるでしょう。今回はそんなうさぎのお風呂事情について説明していきます。

【掲載:2020.12.09  更新:2022.01.10】

うさぎに体臭はある?

うさぎ

まず、ペットを飼う上で気になるのが「ニオイの問題」ですよね。動物は私たち人間のように入浴して体を清潔にする習慣がないので、ペットを飼うと特有のにおいが気になることもあります。

ではうさぎのニオイはどうなのでしょう。

◆うさぎは体臭が少ない

実は、うさぎにはほとんど体臭がありません。
うさぎは汗腺がなく汗をかかないので、汗をかく生き物のような体臭がないのです。清潔好きでこまめに自分の体を舐めて毛づくろい(グルーミング)をしているので、常に体はきれいな状態に保たれています。

体は綺麗に見えるけど、体臭が気になるというときは臭腺が原因かもしれません。
うさぎは肛門周辺とあごの下に臭腺と呼ばれる器官をもっています。
臭腺はうさぎの習性であるマーキングに使われるもので、基本的にお手入れの必要はないのですが、そこから出る分泌液が臭いを放っていることもあります。
汚れているなと思ったら、ウサギ用のボディシートや硬く絞ったおしぼりなどで拭いてあげましょう。

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◆ケージのにおいは排泄物が原因

しかしケージや飼育小屋から独特なにおいがすることはありますよね。
うさぎのいる環境がにおうのは、ケージやトイレにあるおしっこやフンが悪臭を放っているからです。
ケージやトイレの掃除を怠ると悪臭が起こりやすくなりますが、おしっこやフンをこまめに掃除していれば、においが気になることはありません。

うさぎの体も汚れなければ、体臭がきつくなることはないのです。機会があったら、実際にウサギさんの背中のにおいを嗅いでみてください。驚くほど体臭は感じないはずですよ。

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うさぎをお風呂に入れる必要はある?

うさぎは自分でお手入れしているので、体はいつも清潔です。とはいえ、まったくお風呂に入れなくて大丈夫なのか気になりますよね。ウサギさんもお風呂に入れてあげたほうがよいのでしょうか?

◆基本的にはお風呂に入れない方がいい

結論から言うと、基本的にはうさぎにお風呂は必要ありません。うさぎは自分で毛づくろいをして体をきれいにすることができますし、入浴が大きな負担をかけることも多いからです。
うさぎの体臭が気になると感じた時、ほとんどの原因は排泄物の臭いです。ケージやトイレの掃除をしっかりとしましょう。

◆お風呂に入れないほうがよい理由

うさぎは入浴の負担で体調を崩しやすくなります。基本的にうさぎはお風呂に入れないようにしましょう。
うさぎの入浴がよくない理由は次の通りです。

  • 体が濡れると体温が急激に低下するおそれがある
  • ストレスになる
  • 耳に水が入ると危険

うさぎは体が小さいので、濡れると体温が急激に下がりやすくなります。体温が低下すると衰弱してしまうので注意が必要です。

また、うさぎは水に濡れるのが嫌いなため、シャワーをかけたり湯船につけたりすると強いストレスを受けてしまいます。
お風呂に入れるとじっとしてお湯につかる子もいるようですが、お風呂に慣れて平気な子もいれば、慣れない環境に驚いてただ動けなくなっているだけの子もいます。人間にとって入浴は心地よいものですが、うさぎにとっては怖い体験、不快な体験になることも多いのですね。
そして、耳に水が入ると外耳や内耳に炎症を起こす可能性もあります。うさぎにとって耳は特に重要な器官であり、耳に水が入ると最悪大きな支障をきたすおそれがあるので、水が入らないよう注意が必要です。

また。うさぎの被毛はびっしりと生えているため、少しでも濡れてしまうと乾かすのも一苦労。なかなか乾かずうさぎの体に負担をかけますし、ドライヤーの風や音がストレスとなってしまうこともあります。
自然乾燥もNG。濡れたまま放置すると皮膚病の原因となってしまうこともありますし、体が冷えて体調不良の原因となってしまいます。

体が濡れるとよくないことがおわかりいただけたと思います。このようにうさぎの体はデリケートなため、むやみにお風呂に入れてはいけないのです。

◆汚れた場合は入浴もできる

ただ、汚れの中にはうさぎが自分で落とせないものもあります。ウサギさんも体が汚れると不快なので、場合によってはお風呂に入れるなどのお手入れをしてあげましょう。

うさぎをお風呂に入れたほうがよいのはこのような時です。

  • お尻や足がおしっこやフンで汚れて臭い時
  • 軟便(盲腸糞)や下痢便が毛にこびりついている時
  • 高齢、病気やケガなどにより、排泄や毛づくろいがうまくできない場合

うさぎは上手に排泄をしますが、踏んづけたフンがお尻や足の裏にこびりついて取れなくなることがあります。また、排泄や毛づくろいができなくなるとお尻やお腹、足が排泄物で汚れやすくなります。

その汚れを放置すると皮膚炎、尿やけ、脱毛などが起こりやすくなり、ただれや痛みでウサギさんが辛い思いをすることになります。におい、ひどい汚れがあったら、すぐに汚れた部分を洗ってあげましょう。

一部が汚れてしまっても、全身を洗う必要はありません。汚れた部分だけ洗ってあげてください。


【お風呂以外】うさぎの基本的なお手入れ方法

うさぎのお手入れ方法

うさぎの体をキレイにするには、お風呂に入れる方法とお風呂以外のお手入れの仕方があります。

ひどい汚れ以外なら、わざわざお風呂に入れなくても落とせることが多いものです。まずはブラッシング、おしぼり(ボディシート)、ドライシャンプーで汚れを落としてみましょう。

これらはうさぎのストレスが少なく、飼い主さんも手間がかからない方法です。また体が濡れないので気温の低い時期にも安心して利用できます。

◆ブラッシング

うさぎ(小動物)用のブラシで、背中、腰をやさしくブラッシングします。

ブラッシングには、抜け毛や毛玉、ゴミ、ダニなどの虫を取り除く効果があります。また、シャンプーや入浴前の予洗いの役割も果たします。

毛先だけにこびりついたフンや泥などの汚れは、ブラッシングをするだけでキレイになることもあるでしょう。

ただし水分を含んだ汚れ、毛にしみついた汚れがある場合は、ブラッシングだけでは取れないのでほかの方法で洗います。

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◆おしぼり・ボディシート

毛にこびりついた汚れは、おしぼり、または市販のボディシート(ウサギ用)で拭き取るとよいでしょう。

むやみにごしごしこすらず、汚れた部分だけをぬぐい取るよう拭くのがポイントです。タオルを使う場合は、お湯で濡らしてから硬くしぼります。そして、汚れが落ちたら乾いた清潔なタオルで水分を拭き取って仕上げます。

ボディシートは、気になったときにさっと使えて便利ですね。

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◆ドライシャンプー

水やお湯を使わない「ドライシャンプー」で汚れを落とすという方法もあります。製品の指示に従ってうさぎの体にドライシャンプーをかけ、ブラシかタオルで汚れを落とします。

洗浄成分が配合されているので濡らさずにシャンプーでき、うさぎにストレスもかかりません。

必ずウサギ専用のドライシャンプーを使いましょう。

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うさぎのお風呂の入れ方

おしっこなどで広範囲がびしょびしょに濡れた時、軟便や下痢がこびりついて取れない時は、お風呂に入れてお湯で洗うと落としやすくなります。

入浴に必要なものをきちんと準備しておけば、飼い主さんひとりでも入浴させられますが、慣れない場合は2人でするとよりスムーズにできます。

◆準備するもの

入浴を始めるまでに、全てそろえて準備しておきましょう。

  • 洗面器、たらいなど
  • タオル3~4枚
  • ドライヤー
  • 暖房器具(暑い時期以外)
  • 40度のお湯
  • ブラシ
  • 汚れがひどい時はウサギ用シャンプー

◆お風呂の入れ方

1.浴室など濡れても良い場所で、洗面器(たらい)に40度くらいのお湯を入れます。タオルはそばに置いておき、うさぎが普段いる部屋が肌寒い場合は暖房をつけておきます。

2.入浴前にブラッシングし、毛に固まった汚れがこびりついていたら、なるべく取り除いておきます。

3.うさぎの下半身を洗面器のお湯にひたします。お腹を片方の手のひらで支え、下半身だけをそっとお湯につけます。

自由に動ける状態で洗面器に入ると、脱走したり暴れてケガをしたりする可能性があるので、人間が体を支えてあげてください。

また足の裏が洗面器の底に付くと蹴って暴れる可能性があるので、脚はなるべく宙ぶらりんの状態が無難です。この姿勢なら上半身まで濡れることもありません。

そしてもう片方の手で、汚れた部分の毛をほぐしながら洗っていきます。飼い主さんがやさしく声をかけながら洗うとウサギさんも怖がらないでしょう。

シャンプーを使う場合は、お湯にシャンプーを少量入れて薄め、そのシャンプー液を汚れた毛に揉みこんで洗います。

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4.湯が汚れたら捨てて新しいお湯を入れ、下半身をつけて毛をきれいにすすぎます。(40度のシャワーですすいでもよいです。)

5.うさぎを洗面器から引き揚げ、速やかにタオルで包み、水分を拭き取ります。お腹やももの内側にある細くてやわらかい毛は乾きにくいので、毛束をしぼったりタオルでつまんだりして、丁寧に水分を取り除いていきましょう。

6.うさぎが普段いる部屋へ移動し、ドライヤーの温風を濡れている部分に当ててしっかりと乾かします。ドライヤーの音を怖がる場合は弱風にするとよいでしょう。

7.ドライヤーが済んだら毛の内側や皮膚を手で触り、毛や皮膚が完全に乾燥していることを確認します。少しでも水分が残っていると体温低下や皮膚炎を起こしやすくなるので、しっかり丁寧に乾かしましょう。

◆お風呂に入れる時の注意点

正しい方法で入れれば、うさぎのお風呂は問題ありません。

ただし、お風呂の入れ方が間違っていると入浴中の事故や体調不良につながってしまいます。お風呂に入れる時の注意点をおさらいしておきましょう。

  • 病気やけがをしている子は、獣医師に相談してからお風呂に入れる
  • 日常的にお風呂に入れない
  • 顔や耳にお湯がかからないようにする
  • 絶対に仰向けでお風呂に入れない(脊椎を傷める可能性があり危険)
  • 入浴は手短に済ませる
  • 体温低下に注意する

もし、お風呂に入れてもいいのか迷う場合はペットショップ、かかりつけの獣医師さんに相談することをおすすめします。


まとめ

うさぎは基本的にお風呂に入れる必要はないことをご説明いたしました。うさぎにとっては毛づくろいが私たちの入浴のようなもの。自分で体をキレイにすることができるので、お風呂に入らなくても大丈夫なのですね。

そして、ウサギさんが自分で落とせない汚れが付いた時だけ、飼い主さんが正しい方法でやさしく洗ってあげましょう。ウサギさんを清潔で健康な状態を保つためにも、お風呂の正しい入れ方をマスターしてくださいね。



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