1.モルモットの鳴き声はうるさい?
2.モルモットの気持ちと鳴き声
2-1.うれしいときの鳴き声【クイクイ、キューキュー】
2-2.怒っているときの鳴き声【キーキー、グルルルル】
2-3.驚いたときの鳴き声【キャン、キューキュー】
2-4.苦しい、痛いときの鳴き声【ピーピー】
モルモットの鳴き声はうるさい?
モルモットの鳴き声は犬や猫よりも控えめで響かないのでそこまでうるさく感じることはありません。
しかし、長時間鳴かれたり夜中や朝方にキューキュー鳴いていると近所迷惑が気になったり、うるさく感じてしまう可能性があります。
さらには、モルモットは多頭飼育に向いているペットですので複数飼育している方もいるかもしれません。
複数でキューキュー鳴かれると鳴き声は倍になるためうるさいと感じる要因にもなります。
モルモットがあまりにも泣き続けていてうるさい場合には、鳴き止まない原因を早めに特定することが大切になります。
モルモットの鳴き声にも種類があり、その時の気持ちによって鳴き方にも違いがあります。
モルモットの鳴き声の種類と気持ちについて紹介します。
モルモットの気持ちと鳴き声
モルモットの鳴き声隠された気持ちと鳴き方にについて紹介します。
モルモットの飼い主さんの参考になれば、幸いです。
モルモットの鳴き声に隠された気持ちを知ることができれば、鳴き声に困った際に対策を取ることができます。
主な鳴き声に隠された意味と鳴き方を紹介します。
◆うれしいときの鳴き声【クイクイ、キューキュー】
モルモットはコミュニケーション能力の高いペットであり、飼い主さんに慣れると甘えたり一緒にふれあいが楽しめることが魅力のペットです。
そんなモルモットが、嬉しい時に出す鳴き声を紹介します。
モルモットは気持ちが高まり、飼い主さんや他のモルモットと会話したい時には以下のような鳴き声を出します。
「クイクイ」
飼い主さんに甘えたくて構って欲しい時にこの鳴き声を発します。
モルモット同士のコミュニケーションを取る際にもこのようにクイクイと鳴きます。少し寂しく感じているとこのように鳴くため撫でてあげたり、コミュニケーションをとってあげましょう。
飼い主さんのことを信頼しているサインでもあるので、モルモットがこのように鳴いていたらできるだけ時間を作って構ってあげましょう。
「キュウキュウ」
高い声でこのように鳴いている時は、リラックスしており飼い主さんに甘えたい証拠です。
餌が欲しかったりなにか催促している時もこのように鳴くため、飼い主さんはエサ皿を確認してみるようにしましょう。
このキュウキュウ鳴く声はモルモットがよく発する鳴き声の一つであり、何かに怯えて警戒している時にもこのように鳴くことがあります。
逃げ回ったりしないか、飼い主さんの方に寄ってくるかなどの鳴き声だけでなく、行動にも注目して判断しましょう。
キュウキュウ甘えている時は飼い主さんに甘えたいアピールでもありますので、その子の性格にもよりますが抱っこや膝の上で撫でてあげるのもおすすめですよ。
◆怒っているときの鳴き声【キーキー、グルルルル】
威嚇のためにモルモットが鳴き声を出すことがありますが、この時に必要以上に構ったり、手を出してしまうと噛まれる可能性があるため注意が必要です。
モルモットは繊細で臆病な動物のため、自己防衛のために起こることがあります。
以下の鳴き声を上げている時は注意して、一旦距離を置きましょう。
「キーキー」
身体をすみっこに寄せてこのようにキーキー鳴いている時は強く警戒しており、怒って威嚇している時です。
多くの場合には、動物病院に連れて行ったり一緒に飼っている犬や猫が近づいてきて身に危険を感じた時にこの声を出します。
モルモットがキーキー怒っている時は、感情が昂っておりストレスを感じています。
そのためなるべくストレスを軽減できるように早めに原因を特定して取り除いてあげることがポイントです。
予防接種などで動物病院を訪れた際に周りが見えないようにケージに入れて静かにモルモットを運びましょう。
また、治療も手短に終わらせられるように計画的に利用することがポイントです。
「グルルルル」
犬のように低い声で唸っている時も警戒して怒っている時です。
警戒して威嚇していると同時に、恐怖を感じており必死に抵抗している場合にはこの鳴き声を出します。
同様に恐怖の対象を取り除くことが、鳴きやませる方法ですが警戒している中無理やり触ると噛まれる危険もあります。
なにに恐怖を感じているのか、原因を探ることが大切です。
◆驚いたときの鳴き声【キャン、キューキュー】
急に抱き上げられたり、大きな音がなるとモルモットもびっくりして声をあげます。
モルモットが驚いた時に出す声について紹介します。
「キャン!」
高い声でキャンッ!と短く鳴いた時はびっくりしした時です。
同時に大きな音などがしていなかったかチェックしましょう。
びっくりするとかなりのストレスをモルモットが感じてしまい、突然死などの原因にもなります。
飼い主さんはモルモットを驚かせないように優しくゆったりとした動作で接するようにしましょう。
「キューキュー」
サイレンのようにキューキュー繰り返している時は恐怖に感じる対象物があり、驚いて鳴いている可能性があります。
モルモットはもともと臆病な動物であるため、少しの環境の変化でもびっくりしてこのように鳴くことがあります。
モルモットが鳴いている恐怖の原因を取り除いてあげましょう。
◆苦しい、痛いときの鳴き声【ピーピー】
鳴き声に違和感を感じたり、怪我などの痛みで鳴き声を上げている場合には、早急に対処する必要があります。
異変を見逃さないように特に鳴き声に注目しましょう。
「ピーピー」
モルモットなどの動物はギリギリまで自分の弱い姿を見せない傾向があり、発見した時には傷が悪化している可能性もあります。
苦しみや痛みなどからピーピーと弱々しく鳴いている時には、体調不良の可能性があります。
モルモットがピーピーなく以外にも身体を丸めている、震えている、下痢や嘔吐の症状がある場合にはすぐに動物病院で診察を受けるようにします。
外傷はないか、腹部などが変に膨らんでいないかチェックしましょう。
一つ注意したいのは、鳴き声に異変を感じて動物病院に連れて行きたくても、エキゾチックアニマルに明るい動物病院がない場合があります。
お迎えする前にモルモットを診てくれる動物病院があるかをチェックして、かかりつけ医を決めておくことがポイントです。
また、定期的に動物病院にて診察を受けておけばスムーズに治療してもらうことができますよ。
お迎えしたばかりのモルモットが鳴く理由
お迎えしたばかりのモルモットがないている場合の理由はほとんどは、警戒心から鳴いているケースです。
何度か説明したようにモルモットは繊細であり、神経質で臆病な動物です。
お迎えしたばかりのころは環境の変化に慣れついないので、周りを警戒してなくことがあります。
モルモットが住みやすい寝床と飼育環境を整えて、数日は見守ってあげることが大切です。
お迎えしたばかりのモルモットは、愛らしくついつい構いたくなりますが飼い主さんに慣れるまでは時間がかかります。
少なくても1週間は必要最低限の世話だけして様子を見てあげます。
お家の中が安全だとわかり、飼い主さんや家族に慣れてくれば自然と鳴かなくなります。
また、コミュニケーションのために鳴き声を上げるようになり、徐々にふれあいを楽しめるようになりますよ。
まとめ
モルモットの鳴き声の種類や気持ちについて紹介しました。
モルモットはコミュニケーション能力が高く、飼い主さんに甘え上手な一面があるため飼育することによりたくさんの魅力があるペットです。
初めての人でも、飼育しやすいモルモットの鳴き声の種類や気持ちを知っていることで密にコミュニケーションをとることができます。
飼い主さんとの絆も深まり、家族の一員として楽しい時間を過ごすことができますよ。
うるさく鳴いている時には必ず原因があるはずですので、早めに原因を取り除いてあげるのが大切です。
– おすすめ記事 –
・ハムスターの鳴き声でわかる気持ち!この鳴き声は嬉しい?怒っている? |
・デグーの鳴き声の意味は?感情豊かなデグーの気持ちを理解しよう! |
・フェレットを飼うのにいくらかかる?種類別の価格やエサの値段などを調査しました! |
・シロハラインコってどんな鳥?生態や飼い方など紹介 |