【徹底解説】フクロモモンガが暮らしやすいケージレイアウトとは?

2021.07.27

【徹底解説】フクロモモンガが暮らしやすいケージレイアウトとは?

人気上昇中のフクロモモンガ。小さくて可愛らしいだけではなく、人懐っこい性格も魅力です。 さあ、いざフクロモモンガをお迎えする皆さん。中には、どんなお家を作ってあげればいいのかわからないという方も多いかと思います。 そこでこの記事では、フクロモモンガが暮らしやすいケージの選び方からレイアウトグッズまで、実際の商品を紹介しながら解説していきます。 このポイントだけ押さえれば大丈夫!ぜひご一読ください。

【目次】
1.フクロモモンガケージの選び方・ポイント
 1-1.高さのあるケージを選ぶ
 1-2.ケージの材質は何か

2.アクリル製・ステンレス製それぞれのメリット・デメリット
 2-1.アクリル製ケージ
 2-2.ステンレス製ケージ
 2-3.どっちがおすすめ?

3.フクロモモンガにおすすめのケージ3選
 3-1.安価でお求めやすいスチール製ケージ!
 3-2.フクロモモンガの暮らしにも配慮されたアクリル製ケージ!
 3-3.高さ1m!フクモモを思う存分遊ばせたいならこれ!

4.フクロモモンガのケージ内に必要なグッズ
 4-1.寝床
 4-2.ウォーターボトル
 4-3.餌
 4-4.ステージ、止まり木、回し車
 4-5.ヒーター

5.まとめ

フクロモモンガケージの選び方・ポイント

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フクロモモンガといえば「滑空」する生き物です。
両脇にある飛膜というマントのような膜を使ってグライダーのように空中を移動します。野生のフクロモモンガは木から木の間を最大50mも滑空することができます。

行動力がずば抜けているフクロモモンガ。
では、ケージはどのようなポイントに気をつけて選ぶべきなのでしょうか。
ポイントはズバリ2点

・十分な高さがあるか
・ケージの材質は何か

です。

◆高さのあるケージを選ぶ

先ほど解説したように、フクロモモンガはもともと木から木のように高い場所を滑空する動物です。
ケージの中で滑空させることは難しいですが、まるで木によじ登るような、上下運動をさせてあげることは可能です。
そのためには、最低でも高さが50cmはあるケージを選びましょう。
可能であれば1m程度の高さのケージを選ぶと十分です。

◆ケージの材質は何か

フクロモモンガのケージの材質として、
・アクリル製
・スチール・ステンレス製
が一般的です。
両方ともフクロモモンガのためのケージですが、材質は全く異なりますね。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、それぞれ解説していきます。


アクリル製・ステンレス製それぞれのメリット・デメリット

◆アクリル製ケージ

メリット

・温度管理がしやすい
・ケージ周りが汚れない
・見栄えが良い

デメリット

・通気性が悪い
・手足を引っ掛ける場所が少ない
・値段が比較的高い

アクリル製のケージは密閉されていることが特徴です。
そのため、温度の管理がしやすいとともに、食べかすなどがケージの外へ溢れることがないというメリットがあります。
さらにアクリルは透明性が高いため、飼育しているフクロモモンガの姿を写真に収めたりSNSへアップしたいという方にとっては、メリットになるでしょう。

一方で、密閉されているということは湿度や匂いなどがケージの中でこもってしまいます。さらにアクリルは、表面がとても滑らかな素材のため、フクロモモンガは手を引っ掛けることができません。もともと木によじ登って生活するフクロモモンガにとっては、本来とりたい運動をすることができなくなってしまい、ストレスを感じてしまいます。
また、アクリル製のケージはステンレス製のケージと比べて値段が高い傾向がある点も、デメリットの1つになるでしょう。

◆ステンレス製ケージ

メリット

・通気性が良い
・手足を引っ掛けてよじ登りやすい
・値段が比較的安い

デメリット

・温度管理がしづらい
・ケージ周りが汚れやすい
・見栄えがあまりよくない

対してスチールやステンレス製のケージは、ワイヤーケージになっているおり、密閉はされていません。そのため、通気性が抜群に良いため、匂いや湿気がこもることはないでしょう。また、フクロモモンガがワイヤーに手を引っ掛けてよじ登ることもできるため、フクロモモンガにとって運動がしやすいケージであることがメリットです。
そして何よりステンレス製のケージはアクリル製のケージと比べて安価です。十分な高さを持たせても1万円前後で購入することができます。初めてフクロモモンガを飼う方であったり、学生の方や新社会人の方にとっては、飼育のためのハードルが大きく下がるため、大きなメリットになると思います。

一方、ステンレス製のケージは密閉されていないので、食べかすがケージの外へ飛び散るほか、温度管理がしにくくなります。フクロモモンガはもともと南半球に生息する生き物ですから、日本の冬はフクロモモンガにとっては生活しづらい環境です。ヒーターを使い暖めることが必須となります。
また、どうしてもワイヤーに囲われているケージですから、見た目は悪くなってしまうデメリットがあります

◆どっちがおすすめ?

このように、フクロモモンガのケージにはアクリル製とステンレス製があり、それぞれにメリット、デメリットが存在します。
では、どちらがおすすめできるケージなのでしょうか。

こればかりは正解はありません。
ですが、正解がないとはいえ、フクロモモンガ住みやすい環境を提供し維持できるかどうかが最も重要です。
次からは、私のおすすめするケージを3つ紹介します。
実際の商品画像や値段を参考にし、飼育している具体的なイメージを立てて、どのケージを使うかを決めていきましょう。


フクロモモンガにおすすめのケージ3選

◆安価でお求めやすいスチール製ケージ!

35小動物

立体活動が得意なフクロモモンガやシマリスに最適。前面扉が2枚になっていてシングルオープン、ダブルオープンと用途によって使い分けが出来ます。

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国産ペットケージメーカーHOEIの小動物用ケージです。
安価でありながら必要十分な広さと高さを備えています。
また床には網が敷かれており、食べかすやフンは下の引き出しに落ちるようになっているので、掃除も簡単。
ウッドステージも3枚セットになっているので、初めてフクロモモンガを飼う方にはぴったりの商品です。

◆フクロモモンガの暮らしにも配慮されたアクリル製ケージ!

アクリルルーム 390High

フクロモモンガ、ハリネズミに最適なアクリルケージ誕生!
透明なので、見やすく、オシャレな簡単組立てケージです。上下運動が得意な子に!
自由に移動できるワイヤーネット。木製ステップ。
体の大きさに合わせて左右で異なる高さに給水ボトルを設置可能。
毎日のお掃除が簡単!引き出し式底トレイ。
シート式ヒーターが設置しやすい底形状。
カバー付きヒーターコード穴。

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フクロモモンガの飼育にも配慮されたアクリルケージです。
なんといってもアクリル特有の透明感があり、中の様子がとてもみやすいおしゃれなケージです。
このアクリルケージはそれだけではなく、フクロモモンガが自由に移動できるようにワイヤーネットや木製のステップ、壁面には凹凸が施されています。
予算は2万円強となってしまいますが、それ以上の機能を備えたコスパ良しのアクリルケージです。

◆高さ1m!フクモモを思う存分遊ばせたいならこれ!

35小鳥ロングハウス(35HAL)

十姉妹などの小さな小鳥から中型インコまで飼育できるケージです。また、小鳥からセキセイインコまでの小型インコの複数羽飼育にも最適です。アイボリーとブラウンのツートンカラー。可愛い屋根付きの背の高い、小鳥用ケージ。底色ブラウン。

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こちらのケージは本来小鳥やインコ用のケージです。
しかし、お手入れが楽な網タイプの床材と引き出しになっている底面が備わっていて、フクロモモンガの飼育にも適しているケージです。
高さが1m近くあるため、レイアウトに気を使うことでフクロモモンガを存分に遊ばせることができます。
これほど大きなケージになると、予算だけではなく飼育スペースがどれほど確保できるかがポイントになりますが、チャレンジしてみたい方はぜひチェックしてみてください。


フクロモモンガのケージ内に必要なグッズ

お気に入りのケージを決めた皆さん。
今度は、ケージの中のレイアウトを決めていきましょう。

いくらケージが広く高さが十分あっても、ケージ内が殺風景ではフクロモモンガも満足して過ごすことができません。
ここでは、必須とも言えるフクロモモンガのケージ内に必要なグッズを5種類紹介します。
この中のものを使い、レイアウトすれば外れません!

◆寝床

まず必要なのは寝床でしょう。
フクロモモンガは夜行性で、1日に平均18時間も眠ると言われています。
ナマケモノほどではありませんが、1日のほとんどを寝て過ごすフクロモモンガにとって寝床はとても重要です。

現在ではフクロモモンガ用に作られた様々なタイプの寝床が販売されていますが、筆者のおすすめはハンモックタイプ。

実はフクロモモンガはモモンガという名前はついていますが、有袋類というカンガルーの仲間。子供の頃はお母さんのお腹の袋の中で過ごします。
そのため、木製の小屋よりはこのような袋状の寝床の方が安心して暮らせます。
吊り下げタイプのものを与えてあげると、樹上生活に近い環境で休ませてあげられますのでおすすめです。

◆ウォーターボトル

綺麗な水をいつでも飲めるようにしてあげることももちろん必要です。
特にお手入れがしやすく衛生状態をよく保てる、小動物向けのウォーターボトルがおすすめです。

ただし、用意したケージによって設置できるウォーターボトルは限られる可能性があるため、ケージにあったものを選ぶようにしましょう。

◆餌

お水と同じくらい重要なのが餌。
フクロモモンガは昆虫食を基本とした雑食性の生き物で、タンパク質と炭水化物を同量ずつ給餌すると良いと言われています。
餌用昆虫を与える方法もありますが、現在ではフクロモモンガのための専用フードが販売されています。

●おすすめ商品
フクロモモンガフード 300g

ほのかな甘みと栄養を備えた、フクロモモンガの食生活を支えるベースフード

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他にも防腐剤無添加のフルーツなども好んで食べます。
様々な形の餌を置けるシンプルな形をしていて、かつ体が小さいフクロモモンガでも食べやすいような、小さめの餌箱を用意するといいでしょう。

●おすすめ商品
ハッピーディッシュ ラウンド S

陶器製で安定が感があり、小動物達が食べ易い様に口の高さを低めに設定

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◆ステージ、止まり木、回し車

フクロモモンガが運動しやすい環境も必要です。
ご用意したケージの下から上までよじ登れるよう、いくつかステージや止まり木を設置してあげましょう。

特に止まり木は、フクロモモンガが伸びた爪や歯をとぐのにも使うことができますのでおすすめです。かじること前提で設置するので、できれば添加剤が使用されていない、ものを使うとう良いでしょう。

また、少し狭いケージを使う方は、ハムスター用の回し車もおすすめです。
省スペースながら十分な運動をさせてあげることができます。

たまに鍵のかかった部屋の中で思う存分遊ばせてあげるのももちろん良いです!
懐いた飼い主さんの肩にはピトッと止まってくれますよ!

◆ヒーター

最後に、寒さに弱いフクロモモンガにとって必須のヒーターです。
ケージの材質や大きさにもよりますが、基本的に市販の小動物用ヒーターを利用することになるかと思います。

●おすすめ商品
外付け ワイドヒーター 30W

厚み約25.5mmでケージ中を圧迫しないスリムな本体。飼育環境に合わせタテ付け、ヨコ付けが選択可能。一定以上の電圧や過剰な熱が加わると安全ヒューズが働く安心設計。電気制御式高温PTC採用。光を出さないので昼夜を気にせず使用可能。分かりやすいON/OFFスイッチとLEDランプ。
※本品は原則、飼育ケージのケージ網の外に取り付けて使用して下さい。ハリネズミ・モルモットに限り、ケージ内部天面からつり下げ設置できます。

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ご注意いただきたいのはその設置場所。
フクロモモンガは縦横自在に動き回りますから、ケージの内側にヒーターを設置してしまうと接触してしまい怪我をする可能性があります。
そのため、多少暖気の効率が下がったとしても、少し離れた場所から暖めるようにしましょう。
必要に応じて、鳥籠用の防寒カバーなどを設置すると良いかと思います。フクロモモンガは夜行性ですから、ケージの中が暗くなることは問題ありません。

フクロモモンガは初めて飼う!という方は、この5つをまずは揃えてみましょう。
その他にも、ケージやお住まいの地域によって必要になるものが生じたら、その都度追加してあげましょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか。
フクロモモンガが暮らしやすいケージレイアウトを、ケージの選び方からレイアウトにつかうグッズに至るまでご紹介しました。
飼育に使える予算やスペースは人それぞれで当たり前。
ですが、フクロモモンガを大事な家族として迎え入れるのですから、快適な環境で暮らしてもらえるようにしましょう。
その際に、この記事のポイントを押さえてグッズを選んでいただければと思います。
皆さんが幸せなフクモモライフを送られることを願っております!



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