カリキンの愛称で親しまれているカリフォルニアキングスネークってどんなヘビ?危なくないの?

2021.08.31

カリキンの愛称で親しまれているカリフォルニアキングスネークってどんなヘビ?危なくないの?

ペットスネークのなかでも人気のカリフォルニアキングスネーク。 「カリキン」という愛称で親しまれ、初めてヘビを飼う人にもおススメのヘビです。 今回は、カリキンがどんなヘビなのか、詳しくまとめてみました。

【目次】
1.カリフォルニアキングスネークってどんなヘビ?
 1-1.150センチほどのサイズ感
 1-2.くりくりの瞳がかわいい
 1-3.アメリカやメキシコに分布するヘビ
 1-4.カラーや模様のバリエーションが多い

2.カリフォルニアキングスネークはどんな性格?
 2-1.基本はおとなしい性格
 2-2.ヘビ界の“キング”?!

3.“カリキン”という愛称がかわいいカリフォルニアキングスネーク

4.カリフォルニアキングスネークの飼育で注意したい点
 4-1.ほかのヘビと同じケージで飼わない
 4-2.脱走のリスクを考えたケージ選びをする
 4-3.ケージのサイズは大き過ぎず小さ過ぎず
 4-4.温度計で温度管理をする
 4-5.水浴び用・飲み水用を兼ねた水入れを置く
 4-6.シェルターを置く
 4-7.ハンドリングに関する注意点
 4-8.ストレスを与え過ぎない

5.まとめ

カリフォルニアキングスネークってどんなヘビ?

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まずは、カリフォルニアキングスネークというヘビについて、大きさや見た目などについて見ていきましょう。

◆150センチほどのサイズ感

カリフォルニアキングスネークは、成長したときには150センチほどになると言われています。
ただ、これは「ピンと伸びたときに端から端までを測った場合」の数値です。
部屋で育てているときに、ピンと伸びたままのことはあまりなく、ぐるぐる巻かれている状態が多いです。
コンパクトに丸まっていれば、それほど大きく感じないのではないでしょうか。

カリフォルニアキングスネークはペットスネークとして、日本でも人気があります。
日本の一般家庭でも飼育ができるサイズ感と言えるでしょう。

ただ、成長には個体差があります。
なかには全長200センチくらいまで成長するカリフォルニアキングスネークもいるようです。

◆くりくりの瞳がかわいい

ヘビと聞くとクールで野生的なイメージが浮かびますよね。

でも、カリフォルニアキングスネークはもちろん、ペットのヘビはくりくりした目元が印象的です。
丸くてつぶらな瞳で、顔立ちはとても愛嬌があります。

体の表面の独特のウロコに目を奪われがちかもしれません。
でも、顔をじっくり見ると、かわいらしさに気づくでしょう。

「よく見るとかわいい」という良い意味でのギャップを持っている動物です。

◆アメリカやメキシコに分布するヘビ

カリフォルニアキングスネークは、アリゾナ州やオレゴン州、カリフォルニア州などのアメリカ西部、そしてバハ・カリフォルニア州やバハ・カリフォルニア・スル州などのメキシコ北西部に広く分布しています。

森林のように草木が生い茂る場所だけでなく、農耕地など人が住む郊外のような場所でも見られます。
現地では、カリフォルニアキングスネークは身近な存在のヘビです。

◆カラーや模様のバリエーションが多い

カリフォルニアキングスネークのカラーや模様は、たくさんのバリエーションがあります。

●白系の淡いカラーで優美な見た目の個体
●白をベースに黒い模様がところどころに混ざっている個体
●白に黒い線のような模様の個体
●黒をベースに白の横縞の個体
●白をベースに黒の横縞の個体
●黒をベースに白い斑点のような模様がある個体
●黒と白の縞模様の個体
●濃い褐色でチョコレートのような色合いの個体

など、カラーや模様にはさまざまなバリエーションがあります。

同じカリフォルニアキングスネークでも、ベースとなる色や模様の入り方が違うと、印象もだいぶ変わるのが面白いですね。


カリフォルニアキングスネークはどんな性格?

ヘビを飼ったことがない人にとっては、カリフォルニアキングスネークがいくら「初心者向け」だとしても、危なくないかが気になりますよね。
カリフォルニアキングスネークは、どんな性格をしているのでしょうか。

◆基本はおとなしい性格

カリフォルニアキングスネークは、名前に“キング”とあるので、荒々しい性格のようにイメージするかもしれません。
でも、カリフォルニアキングスネークは、基本的にはおとなしい性格です。

カリフォルニアキングスネークは、野生に分布しているのはもちろん、ペットとしても人気があります。
多くの人が飼育していることから分かるように、飼育するには極端な難しさはありません。

◆ヘビ界の“キング”?!

基本的にはおとなしいカリフォルニアキングスネークですが、一方ではヤンチャな面も混在しています。

「おとなしいのにヤンチャ」と聞くと不思議な感じがしますが、それはカリフォルニアキングスネークの食に関する性質が関係しているのです。

カリフォルニアキングスネークは、食べることにとても貪欲。
鳥や小動物、爬虫類などだけでなく、ほかのヘビをも食べることができます。
カリフォルニアキングスネーク自体は毒を持っていません。
でも、毒蛇を相手にしても、ひるむことなく戦闘態勢ができる勇者です。
猛毒を持つことで知られているガラガラヘビをも捕獲して食べるのだとか…!

そんな背景から、カリフォルニアキングスネークは「ヘビ界の王様」の意味を込め、キングスネークと呼ばれるようになったとのことです。


“カリキン”という愛称がかわいいカリフォルニアキングスネーク

カリフォルニアキングスネークは、“カリキン”と省略されて呼ばれることもあります。

◎バリエーションの豊富なワイルド系の見た目
◎ふだんはおとなしい性格

という特徴から、「ヘビを飼うのが初めて」という人でも飼いやすいと言われています。
アメリカでは入門種として、人気がある種類のひとつです。

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カリフォルニアキングスネークの飼育で注意したい点

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入門種としても人気があるカリフォルニアキングスネーク。
でも、基本的にはおとなしいとは言え、どこかで「危ないのでは?」という不安もあるのではないでしょうか。
それに、ヘビは爬虫類で、哺乳類の人間とは違った特徴ばかりです。
そこで、飼育で注意点をいくつかまとめてみました。

◆ほかのヘビと同じケージで飼わない

カリフォルニアキングスネークは、基本的にはおとなしい性格です。
ただ、お伝えしたように、食べることに関しては貪欲。
毒蛇をも食べてしまう攻撃性もあるため、同じケージで別のヘビを飼うと、捕食する可能性も考えられます。
カリフォルニアキングスネークに合わせたケージを準備し、単独で入れてあげましょう。

◆脱走のリスクを考えたケージ選びをする

カリフォルニアキングスネークに限ったことではないですが、ヘビは脱走の名人です。
隙間があるとヒュルヒュルとすり抜けることができます。
蓋がしっかりと閉まるタイプや隙間のないタイプなどを選びましょう。

また、たとえ蓋が閉まるタイプだとしても、簡単にこじ開けられるようなものは脱走のリスクがあります。
「簡単に脱走されないだろうか…?」という視点でも選んでくださいね。

◆ケージのサイズは大き過ぎず小さ過ぎず

体格の割に大き過ぎるケージを選ぶと、カリフォルニアキングスネークにとっては落ち着かない環境になります。
拒食の原因にもなるので注意しましょう。

逆に小さ過ぎると動きが制限されてストレスになります。
ケージの広さは、「とぐろを巻いた状態×3」程度と考えておきましょう。

また、直射日光が当たるとケージ内の温度が上がり過ぎることがあります。
ケージを置く場所に注意が必要です。

◆温度計で温度管理をする

高温の地域にも生息しているヘビのため、カリフォルニアキングスネークは暑さにも耐性があります。
ただ、室内での高温多湿の環境は、自然とは違って不快に感じやすいです。
エアコンの設定温度で管理するのではなく、温度計を使ってチェックしましょう。
25~30℃ほどが適温です。

ただ、湿度が60℃を超えると、温度が適温でも不快になるので注意しましょう。

◆水浴び用・飲み水用を兼ねた水入れを置く

ヘビは水浴びをするので、丸まりながら浸かれるほどのサイズの水入れを置きましょう。
市販のヘビ用のものでもいいですが、タッパーなどでも代用が可能です。

また、水には「飲むため」「水浴びをするため」と2つの目的があり、すぐに水が汚れます。
2~3日程度で水を替え、新鮮なものを準備してあげてくださいね。

◆シェルターを置く

初めて迎え入れると、カリフォルニアキングスネークは環境になれるまでに時間がかかります。

飼い主さん的には、家族に迎えたカリフォルニアキングスネークの様子は気になりますよね。
チラチラとケージのなかを覗きたくなりますが、「人から見られている」とストレスを感じるヘビも多いです。
環境に慣れるまでは気持ちもナーバスになので、誰にも邪魔されない個室感覚のシェルターがあると安心するようです。
大き過ぎると逆に落ち着かないため、シェルター選びは体格に対するフィット感を大事にしましょう。

また、シェルターは脱皮をするときにも役立つため、多少なりともザラザラ感があるといいかと思います。
ただ、凹凸が激しいとカリフォルニアキングスネークが出入りするときに体を傷つけるので注意しましょう。

◆ハンドリングに関する注意点

基本的に穏やか系のカリフォルニアキングスネークは、時間をかけて慣れればハンドリングで触れ合うことができます。

ただ、注意しなければならない点もたくさんあります。

・ハンドリングの前と後は手を洗う

まず、ハンドリングの前に手を洗いましょう。

「エサを触った手」や「ほかのヘビに触れ合った手」などの場合、飼い主さんの手がエサに間違われて噛まれるリスクがあります。

また、タバコや香水、ハンドクリームといったニオイは、ヘビにとってはストレス。
「ハンドリングの前に手を洗う」を徹底しましょう。

ハンドリングの後も丁寧に手を洗いましょう。
ヘビは爬虫類ですから、食中毒の原因となるサルモネラ菌が常駐していると言われています。
ヘビのお世話で使った水をキッチンのシンクに流すのも避けましょう。

・長時間のハンドリングはしない

ハンドリングで触れ合うことは、絆が深まった感覚になりますよね。
でも、まだ環境に慣れていないときは、カリフォルニアキングスネークは不安を覚えているはず…。
ナーバスになって攻撃性が高まることもあるかもしれません。
初めは、数分程度から始めるといいでしょう。

また、慣れてきても長時間のハンドリングは苦手なようです。
カリフォルニアキングスネークの表情を読み取り、ストレスを与え過ぎない範囲内でハンドリングを楽しんでくださいね。

◆ストレスを与え過ぎない

ふだんは穏やかな気質ですが、ストレスを抱えることもあります。
もともとヘビは、犬や猫のように古くから人間と共存していたわけでもありません。
一緒の空間にいることはもちろん、触られることや見られること、そして準備された環境が不満などでストレスを受けやすいものです。

★ハンドリングをし過ぎる
★懐いていないのに触ろうとする
★誤った触り方をする
★力を入れ過ぎる
★ジロジロと観察してしまう
★環境が不快(不衛生・温度管理が悪い)

などのストレスにより、食べ物を食べなくなることや、狂暴性が増すことも考えられます。
カリフォルニアキングスネークの表情から気持ちを読み取ることが難しいかもしれませんが、一般的なことでもいいので「ヘビの苦手なこと」を頭に入れておくようにしましょう。


まとめ

ほかのヘビをも食べてしまうことから、ヘビ界の“キング”の意味がこもって名付けられたカリフォルニアキングスネークは、カリキンという愛称で親しまれ、ペットのビのなかでも人気種です。
アメリカでは入門種として知られています。

また、ほかのヘビを食べることからも分かるように、“食”に関しては貪欲。
エサと間違えて飼い主さんの手を噛もうとするお茶目なヤンチャさもありますが、基本的にはとてもおとなしい性格をしています。

家族に迎える前に、「カリフォルニアキングスネークってどんなヘビなのだろう?」と積極的に性格や環境についておさえておければ、初心者の人でも育てやすいでしょう。
だんだん慣れてくれば、ハンドリングで触れ合うこともできます。

つぶらでかわいい表情を観察するだけでも楽しいですが、ハンドリングでも親近感が沸くかもしれませんね。
カリフォルニアキングスネークのストレスにならない程度に、触れ合いを楽しんでくださいね。



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