意外とおとなしくて飼いやすい!ボールパイソンの魅力をお届けします!

2021.06.24

意外とおとなしくて飼いやすい!ボールパイソンの魅力をお届けします!

野生的な模様でクールな印象のボールパイソン。 “ヘビ”のなかでも温厚な性格と飼えるペットとして注目されているヘビです。 ボールパイソンの特徴と魅力など、飼うときに知っておきたいポイントに迫ってみます!

【目次】
1.ボールパイソンってどんな動物?
 1-1.サハラ砂漠に生息しているヘビ
 1-2.大きさと見た目について
 1-3.おっとり系で飼いやすい性格

2.ボールパイソンはどうやって飼えばいい?
 2-1.ケージを必ず準備する
 2-2.温度管理のためのサーモスタット
 2-3.床材も重要
 2-4.シェルター設置する
 2-5.エサは「週1」でもOK

3.ボールパイソンを飼うなら知っておきたいこと
 3-1.拒食をすることがある
 3-2.脱皮不全について知っておく
 3-3.風邪をひきやすい

4.ボールパイソンにはどんな種類がある?「モルフ」についてご紹介!
 4-1.ノーマル
 4-2.アルビノ
 4-3.アザンティック
 4-4.リューシスティック
 4-5.パステル
 4-6.スパイダー
 4-7.パイボールド

5.まとめ


ボールパイソンってどんな動物?

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ボールパイソンの正式名称は「ボールニシキヘビ」で、ニシキヘビ科のヘビです。
ペットとして飼う人が増えていきているヘビですが、「飼うのが難しそう…」というイメージを持っている人も多いかもしれません。

数あるヘビの種類のなかでも、ボールパイソンは飼育しやすい特徴があり、初心者向けとも言われています。
それでは、どんなヘビなのか見ていきましょう。

◆サハラ砂漠に生息しているヘビ

ボールパイソンは、ガーナやウガンダ、アフリカ周辺の熱帯雨林に分布しているヘビです。
夜行性で夕暮れから夜明け頃までは活発に動きますが、日中は巣穴でひっそりしているライフスタイルをしています。

◆大きさと見た目について

ボールパイソンの体の大きさは、体長が1~1.5mほど、体重が2~3キロほどが平均的です。
オスの方が小ぶりなケースが多く、だいたい1m前後と言われています。
グルグルに巻いたような状態では、さらにコンパクトに感じます。

また、自然界に溶け込むような黒や茶などの色模様で覆われ、ワイルド系で迫力があってカッコいい外見をしています。
すっきりと細く小顔ですが、胴体はしっかりした体型です。
よく見ると、黒い小さなつぶらな瞳で愛嬌がある顔立ちをしています。

◆おっとり系で飼いやすい性格

見た目のワイルドな雰囲気から、ヘビと言えば荒々しいイメージを持たれがちかもしれません。
でも、たくさんのヘビの種類のなかでも、ボールパイソンは温厚な性格です。
一般的にヘビと言えば、他者を威嚇することが多い生き物ですが、ボールパイソンは真逆。

基本的に攻撃性はほぼなく、「怖い」と感じたときには丸くなって自分の身を守るスタイルになるのだとか。
そんな感じで「ボールのように丸くなる…」というのが名前の由来とも言われています。

臆病でおとなしい性格をしているので、「ヘビを飼うのが初めて」という人から注目されることが多いです。

また、人間との暮らしに慣れてくるとマイペースを貫くので、触れ合うこともできます。
ヘビとのスキンシップである「ハンドリング」もできるヘビです。

ボールパイソンは、物事にあまり動じないタイプで“俊敏”というよりもゆったりした動きをします。
そのため、見た目と違って、「おとなしい」と感じるのかもしれませんね。


ボールパイソンはどうやって飼えばいい?

ボールパイソンは、「ペットスネーク」と呼ばれるヘビの種類のひとつです。
おとなしくて飼いやすいとは言われているものの、「どうやって飼えばいいかイメージできない…」という人も多いのではないでしょうか。
ボールパイソンの飼育方法のポイントをまとめてみました。

◆ケージを必ず準備する

ボールパイソンを飼うときには、“ヘビ用”のケージを必ず準備しましょう。

隙間から脱走することもあるので、犬用や猫用のケージで代用はできません。
ボールパイソンが隙間からヒュルヒュルと逃げないように、扉がきちんとしまって鍵がついたものを選ぶのがポイントです。

◆温度管理のためのサーモスタット

本来、ボールパイソンは熱帯雨林という暖かな環境で暮らしています。
そのため、寒い環境では体調を崩すこともあります。
サーモスタットを用意し、日中と夜間で温度差が出ないように温度を保つ工夫をしましょう。

◆床材も重要

ボールパイソンのケージ内を衛生的に保つためにも、床材選びは大切です。
それに、床材があることで保温や保湿効果も高まります。

床材には、ペットシーツや新聞紙のような「シート」、木材からできている「ウッドチップ」などがあります。
それぞれの特徴をよく理解しながら選ぶようにしましょう。

◆シェルター設置する

狭いところに潜るように入る習性があるボールパイソン。
そんなボールパイソンのために設置してあげたいのがシェルターです。
ボールパイソンにとっては、くつろぎの我が家といったところではないでしょうか。
体がシェルターに触れることでボールパイソンはリラックスするようです。

丸まったときにちょうどよく収まるほどの大きさのシェルターを選びましょう。

◆エサは「週1」でもOK

ボールパイソンのエサは、毎日与える必要はありません。

成長過程にある幼体のときは「3日に1回」の食事ペースですが、成体になれば1週間に1回程度でもOKです。

ただ、野生のヘビと違い、ペットのヘビは「生きた動物」をエサにすることができません。
そこで、ヘビ用として冷凍されたマウスをエサとして与えることになるでしょう。
凍ったままでは消化不良になることがあるので、解凍させてから食べさせましょう。


ボールパイソンを飼うなら知っておきたいこと

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それでは、次にボールパイソンを飼うときに知っておきたい注意点を見ていきましょう。

◆拒食をすることがある

ボールパイソンを飼うと「エサを食べない…」と拒食で悩む飼い主さんも比較的多いようです。
エサを食べてくれなければ健康上の問題が出てきそうで心配ですよね。

ボールパイソンが「なぜ拒食をするのか」について知り、対処できることがあれば取り組むようにしましょう。

・理由①.飼ったばかりで環境に慣れていない

ボールパイソンに限らず、動物たちは新しい環境に慣れないうちは、エサを食べないことも多いです。

必要以上に近づいたり、早く慣れようと触ったりすると、ボールパイソンは余計に気持ちがナーバスになり食べないことも…。
ボールパイソンが早く環境に慣れるように、飼い始めはあまり構わずにそっとしておきましょう。

・理由②.季節的なもの

野生下のボールパイソンは、乾季と雨季のある地域で生息しています。
そのため乾燥しがちな冬に向けて拒食となるケースもあります。

必ずしも冬とは言えませんが、時期によっては長い間食べないこともあるでしょう。
季節的な理由の拒食の場合、それほど心配はしなくても大丈夫です。
このケースの場合、ボールパイソンの体重にあまり変化がないことが多いです。

・理由③.エサのあげ方がよくない

エサのあげ方によっては、ボールパイソンは食べるのを嫌がることがあります。
たとえば、冷凍のエサを解凍せずに凍ったままでは食べないかもしれません。

また、「いつも食べてものと種類が違う」「エサのタイミングが頻繁過ぎる」など、エサの与え方に何らかの問題があって拒食となっているケースもあります。

・理由④.脱皮をしようとしている

ボールパイソンは脱皮をする前に、エサを食べなくこともあります。
「白い目になる」など、脱皮のサインと見られるものもあるので、エサを食べないときには脱皮かどうかをチェックしてみるといいでしょう。

・理由⑥.温度や湿度などの環境が悪い

ヘビは、変温動物です。
自分がいる環境の温度によって体温も変わります。
つまり、自分では体温調整ができなく、快適な温湿度管理が重要です。

ボールパイソンにとって「暑すぎる・寒すぎる」「乾燥し過ぎる」などの環境にいると、不快でストレスでしょう。
そればかりか、体調も悪く食欲が落ちます。

◆脱皮不全について知っておく

ボールパイソンには、「脱皮」という習性があります。

幼いときには2週間に1回ほどと脱皮の頻度は多めですが、成長すると数ヶ月ごととめっきり脱皮の回数は減るのが一般的です。

ボールパイソンの健康な成長には欠かせない“脱皮”ですが、なかには脱皮が中途半端に終わってしまう“脱皮不全”という状態もあります。

脱皮不全は、飼育環境の悪さや病気が原因のケースが多いです。
ボールパイソンが暮らす部屋の湿度が低いと、皮が乾燥して脱皮がスムーズにいかないこともあります。
脱皮不全が起こったところをそのままにすると、衛生状態が悪く感染症にかかり壊死する可能性もあるので注意しなければなりません。

◆風邪をひきやすい

ボールパイソンは、「室温が低い」「乾燥している」など部屋の環境が悪くて風邪をひくことがあります。
風邪の症状として、「よだれが大量にたまる」「呼吸が苦しくなる」などが見られます。

呼吸がしづらく、よだれが垂れるため、結果的にボールパイソンの食欲もなくなるので注意が必要です。


ボールパイソンにはどんな種類がある?「モルフ」についてご紹介!

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全身をウロコで覆われているボールパイソンですが、その見た目は「モルフ」と言われる種類によって異なります。

ボールパイソンはペットスネークとして人気があることから、世界中に出回っています。
そのため、同じ「ボールパイソン」と言っても、さまざまな種類があるのです。
代表的なモルフをいくつか紹介していきます。

◆ノーマル

ノーマルは、野生でも見られる元祖「ボールパイソン」です。
ダークな色と模様に包まれ、野生的な見た目をしています。
流通量が多く、入手もしやすいモルフです。
ノーマルは、価格的にも安い傾向にあります。

◆アルビノ

黒の色素が欠け、ベース色が「白」の見た目をしているのが「アルビノ」です。
本来、黒く発色する部分が黄色に変化しているので、白&黄色の模様で優しい色合いをしています。
目は、黒目ではなく「赤」です。

◆アザンティック

「アザンティック」は黄色の色素が欠けていて、黒とシルバー色で構成されています。
落ち着いたモノトーン系の見た目です。

◆リューシスティック

色と模様がない“真っ白”なタイプを「リューシスティック」と言います。
色のついた「目」の部分が際立ち愛嬌を感じさせてくれます。

また、目の色は2パターンで、黒い目なら「ブラックアイリューシ」、青い目なら「ブルーアイリューシ」と分けて呼ぶケースもあります。

◆パステル

ノーマルに近い見た目ですが、黄色の部分が明るく際立ったタイプを「パステル」と言います。
黒い部分よりも濃く明るい黄色が映える模様です。

◆スパイダー

「モハベ」は、ノーマルタイプに近い雰囲気をしているタイプです。
地色となる黒は、ややグレーに近い色合いに見えます。
そして、模様部分の黒は褐色混じりとなり、ノーマルタイプとはちょっと違ったカッコよさが感じられます。

◆パイボールド

かなり特徴的な見た目をしているのが「パイボールド」です。
ノーマルタイプの模様のなかに、部分的に真っ白な箇所が出現します。
白の部分がどのくらい出現するかは個体差がありますが、ほかのモルフと比べても、独特な印象を受けます。


まとめ

ヘビは、一見すると怖い印象を抱かれがちな生き物。
でも、ボールパイソンは、ペットとして飼えるヘビのなかでも穏やかな性格をしています。
よく見ると愛嬌のある顔立ちをしています。

それに、体も小さめですから、「初めてヘビを飼う」というケースでも飼いやすい種類のひとつです。
ボールパイソンを迎えるときには、今回お伝えしたような飼育ポイントをおさえておきましょう。

また、ボールパイソンにはたくさんのモルフがあり、それぞれに見た目の印象がだいぶ変わります。
ボールパイソンをお迎えする準備の一環として、それぞれの特徴をチェックしてみてくださいね。



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