チンチラに部屋んぽは必要?
結論から言えば、チンチラの生活に刺激を与えるためやストレス発散にも部屋んぽは有効です。
飼い主さんとのコミュニケーションにより、絆を深めることもできます。
運動不足の解消や健康チェックのためにも部屋んぽは大切です。
チンチラの飼育には部屋んぽは重要な役割を持っており、健康体のチンチラであれば部屋んぽは必須といえます。
部屋んぽはどういうふうにするの?部屋んぽのやり方やポイントについたって下記から詳しく紹介していきます。
チンチラの部屋んぽやり方
チンチラの部屋んぽには特に決まったやり方は存在していません。
部屋んぽのするタイミングや時間はその子により千差万別であり、やり方や飼い主さんとの遊び方もそれぞれです。
やり方はその名の通り、ゲージから出して部屋の中を散策させてあげるのが、基本的な部屋んぽになります。
部屋んぽはほとんどのチンチラに有効ですが、ゲージ内で回し車をたくさん回す子だったりすると、運動不足にならずにケージの運動で事足りるケースもあります。
そのため、部屋んぽさせようと出したのに全く動かないということもあります。
しかし、チンチラにとっては部屋の中を観察してみたり、リラックスして休んでいることもあるので、チンチラが思い思いに過ごせるように部屋の安全を確保して、部屋んぽすると良いでしょう。
◆部屋んぽを始めるタイミング
部屋んぽを始めるタイミングですが、飼い始めたばかりは環境に慣れていないので、いきなり部屋んぽをしてしまうとびっくりしてストレスから体調を崩してしまう場合があります。
さらには、部屋んぽをできる環境が整っていないにも関わらずに部屋んぽさせてしまい、部屋の隙間に入って出てこない、逃走してしまったなどの問題が発生する可能性があります。
部屋んぽをさせるタイミングは、チンチラが飼育環境に慣れて、部屋の安全を確保してから始めるようにしましょう。
また、チンチラがあまりに幼いうちに部屋んぽのさせてしまうとストレスから突然死する可能性があります。
飼い始めてまずはゲージに慣れてから徐々に部屋んぽさせるようにしましょう。
◆部屋んぽ中の遊び方
部屋んぽには決まりはありません。
大切なのは、その子の性格に合わせて部屋んぽの中に遊んであげることです。
段差をジャンプして登ってみたり、部屋の中を走り回るのが好きな子もいます。
お家のチンチラの様子をみながら一緒に遊んであげましょう。
チンチラは飼い主さんに懐いてら甘えてくる可愛らしい一面があります。
飼い主さんに撫でられることが好きなチンチラもいます。
撫でられることで安心して寝てしまう子もいますよ。
そんな時は無理に遊ぼうとせずに、そっと寝かせてあげましょう。
基本的に部屋んぽはチンチラのストレス発散とリラックスの時間です。
チンチラが快適に過ごせるように安全を確保して部屋んぽしましょう。
◆チンチラの部屋んぽする頻度・時間
できれば活動的なチンチラであれば、毎日部屋んぽしてあげるのが理想的です。
部屋んぽの頻度や時間はその子の性格や飼い主さんの生活スタイルによっても変化します。
チンチラは夜行性の生き物のため、昼間は寝て過ごすことが多いです。
夜に部屋んぽの時間を作ってあげると、活動的に動く様子が見られることが多いです。
また、ケージの中よりもお外が好きな子は部屋んぽに行ったら何時間も帰ってこない、ゲージにしまうと抗議するなど、ゲージに入ることを嫌がる子もいます。
なるべくチンチラがストレスを溜めないように、チンチラの希望に寄り添いたいところですが飼い主さんはお仕事や外出の予定などあります。
部屋んぽにもメリハリをつけるようにして、生活スタイルの中にうまく組み込んであげると、ルーティーン化もしやすいです。
体内時計がしっかりしている子であれば、部屋んぽの時間が近づくとケージの扉の前で待っているなんて、健気な様子を確認することもできます。
なかなか不規則に部屋んぽがなってしまうという方は、ケージの中でもチンチラが快適に過ごせるように回し車などを導入して、運動不足解消の工夫をしましょう。
そして短時間でも1日1度はケージから出して部屋んぽすることにより、刺激となりチンチラのストレスを軽減する効果があります。
部屋んぽ終了後のケージへの戻し方
部屋んぽはチンチラなストレス発散に効果的と紹介しましたが、なかなかゲージに戻ってくれない!ハイテンションになり捕獲できないなど問題が生じるケースがあります。
チンチラにとっては、何時になったら部屋んぽをやめるという時間の感覚はないため、自分の気がすむまで部屋んぽをしたがります。
飼い主さんは次の予定があるから、ケージに戻したい!と焦ることもありますよね。
そんな時にスムーズにゲージに戻ってもらい、部屋んぽを終了する方法をいくつか紹介します。
●ルーティンを作って終了の時間をわかりやすくする
1番良いのは部屋んぽの終了の合図として、特定の動きを入れる方法です。
特にご飯前や砂浴び前に部屋んぽを行い、ゲージにご飯をセットしてチンチラを呼んで戻ってもらうのは有効です。
ご飯や砂浴びを部屋んぽ終了の合図にすることにより、わかりやすく部屋んぽを終了することができます。
部屋んぽよりも魅力的なものを用意すると、自発的にチンチラが戻ってくれるようになります。
●おやつを用意する
前提としておやつの与えすぎには注意するべきですが、部屋んぽを終了してゲージに戻ることにより特別なおやつがもらえるとチンチラに覚えてもらうと、部屋んぽが終了しやすくなります。
部屋んぽ終了の時間になったら、トリーツを用意してゲージの奥に設置して部屋んぽよりも魅力的なものを作ることにより、こちらもご飯などと同様に自発的に帰宅を促す事ができます。
ご飯やおやつ、砂浴びが大好きな子であれば比較的こちらの方法でスムーズに帰宅を促す事が可能です。
しかし、遊ぶのが大好き、運動が何よりも大好きなアクティブな子ですと、なかなか部屋んぽを終了して帰宅させるのが困難です。
そんな場合には、次の方法をためしてみましょう。
●じりじりと部屋んぽの範囲をつめる
部屋んぽようにサークルなどを用意して、部屋んぽの終了時間になったら、ジリジリとサークルなどで範囲を狭めていきます。
ポイントは飼い主さんはイライラしたり、慌てないようにケージの方に徐々に詰めていきます。
イライラしているとチンチラにストレスを与えることになり、双方の関係にも悪影響を与えることになります。
あくまでも自然体を装って、気が付いたら逃げ場がケージしかないという状況にして、半強制的に帰宅してもらいましょう。
ポイントは、冷静に焦らずに行いケージなどの隙間はチンチラが逃げ込めないように全て埋めておきましょう。
この方法と、トリーツやご飯を併用して行うことにより、時間をかければ自発的に帰宅してくれる可能性が高まります。
●捕獲して戻す
チンチラを抱っこして強制的にケージに戻す方法です。
抱っこさして戻すことは最終手段であり、できれば緊急時以外には避けたい方法です。
なぜならば、うさぎと違いチンチラは抱っこが苦手な子が多く、ストレスを感じます、
野生のチンチラにとっては、足が宙に浮くということは、外敵に襲われた危機的状況であり非常に強いストレスを感じます。
ですので、部屋んぽの終了のたびに追いかけて抱っこしてゲージに戻すことは、チンチラのストレスになり、信頼関係の崩壊にもつながります。
抱っこに慣れさせておくことも大切ですが、チンチラの抱っこのポイントは、足が浮かないように手のひらでしっかり押さえてあげることです。
抱っこが苦手な子でも、足が宙に浮かないようにするこどで、スムーズに抱っこさせてくれるます。
チンチラの部屋んぽグッズ
チンチラが部屋んぽして良い範囲を区切るためにサークルなどを準備しておくと、安全に部屋んぽを楽しむ事ができます。
部屋んぽからなかなか帰宅しない!という時にもサークルは役に立ちますので、準備するのがおすすめです。
また、部屋んぽが楽しくなるように小動物用のおもちゃなどあると、より充実しますよ。
チンチラの部屋んぽする時の注意点
部屋んぽをおこなうためには、お部屋がチンチラの危険がないように安全さ対策をしっかりする事が大切です。
チンチラが入り込みそうな隙間は埋めておき、チンチラが安全に部屋んぽのできるようにしましょう。
また、電気コードなどで感電しないようにコードなどは片付けておきましょう。
まとめ
チンチラの部屋んぽについて紹介しました。
部屋んぽはチンチラの楽しみでもあり、飼い主さんとのコミュニケーションの機会でもあります。
充実した部屋んぽができるように工夫してみてください。
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