オウムとヨウムは何が違うの?それぞれの特徴と違いについて紹介

2023.07.15

オウムとヨウムは何が違うの?それぞれの特徴と違いについて紹介

オウムとヨウム。皆さんはこの2種の鳥の違いを知っていますか?オウムはわかるけど‥ヨウムってなに?と思う方が多いのではないでしょうか。オウムやヨウムは愛鳥家に人気の高い種類です。呼び名は非常に似ていますが、見た目や性格には違いがしっかりあるのです。本記事では、オウムとヨウムのそれぞれの特徴と違いについて詳しく解説していきます。


オウムの特徴

オウム

◆オウムの特徴①見た目

オウムは見た目が地味なコが多いです。体色も、黒やグレーなど単色のコが多いにがオウムの特徴です。

オウムというと、カラフルなイメージをする人が多いですが、それはインコであることが多いです。もちろんオウムの仲間でカラフルな体色をしているコもいます。ペットとしてはカラフルなコは人気が高いようです。

オウムであるとすぐにわかるポイントは、頭にある冠羽です。冠羽は、寝癖のようにぴょんと頭から飛び出しているように見えるあの毛のことです。

オウムと間違えやすいインコにはこの冠羽はありません。オウムでも冠羽が全く目立たないコもいますが、よく見ると小さな冠羽があります。

オウムの体長は、最小のオウムで30cm程度、大型で35~60cm、超大型のオウムは120cmになります。体重は300~1200gと幅があります。インコより大きな体が特徴的です。

◆オウムの特徴②性格

オウムの性格は、温厚で甘えん坊。好奇心旺盛でいたずら好きのため、いろいろなものをかじったり、破壊したりと飼い主は手を焼くことが多いかもしれません。

退屈が苦手で、さみしがり屋な一面もあります。飼育下でストレスを溜めると、毛引きなどすることがあるので、常にコミュニケーションを取ってあげる必要があります。また、オウムは元々群れで生活する鳥なので、単独飼育には向いていません。

◆オウムの特徴③種類

オウムは全部で21種類います。

オウムの中でもペットとして人気の高い種類は、

  • タイハクオウム
  • オカメインコ
  • キバタン
  • モモイロインコ

です。

タイハクオウムは、真っ白な見た目の大きなオウムです。オウムの中でも穏やかな性格の持ち主です。初心者の方も飼いやすい種類です。
とてもさみしがり屋のため、日々たくさん構ってあげられる人におすすめです。

オカメインコは名前に「インコ」とありますが、頭に冠羽があり、オウムの仲間です。
頬には赤やオレンジ色のチークを入れたような柄があるのがオカメインコの特徴です。チークパッチとも呼ばれています。

キバタンは、真っ白な羽毛に、黄色い冠羽が目立つオウムです。オウムの中でも賢く、言葉も覚えられるので、ペットとして注目を集めているオウムです。

モモイロインコは、オカメインコと同様に名前にはインコと入っていますが、オウムの仲間です。ピンク色の羽毛が特徴的です。顔はピンク、胴体は灰色になっているモモイロインコもいます。

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ヨウムの特徴

ヨウム

◆ヨウムの特徴①見た目

ヨウムは見た目がオウムよりとてもシンプルです。一見鳩にも似ています。体色はグレーで、お尻近くの毛が赤色であるのが特徴的です。

ヨウムの頭には冠羽はありません。すっきりとしています。

ここで気がついた方がいるかもしれませんが、そう。冠羽がないというこは、ヨウムはオウムの仲間ではなく、インコの仲間になります。

ヨウムの体長は30cmほど。体重は300~500gの大きさです。インコよりは大型ですが、オウムの中では小型から中型あたりです。

◆ヨウムの特徴②性格

ヨウムの性格は、臆病ですが温厚です。人懐っこく、飼い主によく懐きます。

ヨウムはとても賢く、よく言葉や音を覚え、しゃべることが大好きです。海外でもヨウムの知能の高さは有名です。

ヨウムは、年に1~2回の反抗期があります。反抗期中は温厚なヨウムでも普段より攻撃的になることがあります。そっと見守ってあげましょう。

ヨウムも、さみしがり屋で、ストレスに弱い生き物です。知能が高い分、嫌な記憶も忘れないので、ストレスを溜めやすい傾向があります。ペットとして飼う際には、ヨウムの心のケアも必須です。

◆ヨウムの特徴③種類

ヨウムは、ノーマルのほかに2種類います。コンゴヨウムとコイネズミヨウムです。

コンゴヨウムは、ノーマルよりも大型なヨウムです。目つきがノーマルより鋭い印象です。

コンゴヨウムとノーマルヨウムの大きさの違い以外は大差はありません。国内ではコンゴヨウムをノーマルのヨウムとして扱っていることがほとんどです。

コイネズミヨウムは、ノーマルより小型なヨウムになります。見分けるポイントは、上くちばしです。コイネズミヨウムは上くちばしが淡い褐色であるのが特徴的です。ノーマルとコンゴヨウムのくちばしは黒です。

また、コイネズミヨウムの体色はノーマルよりも全体的に濃いグレーをしているのが特徴的です。

専門家ではないと、ぱっと見ただけではノーマルかコンゴヨウムかコイネズミヨウムか判断するのは難しいくらい3種は似ています。

◆ヨウムの特徴④知能が高い

ヨウムは人間の5歳児くらいの知能をもっています。物覚えがよく、飼い主との会話が成立するくらいの言葉を覚えます。

人と交流ができるコンパニオンバードの中でも、群を抜いて知能が高いといわれています。

ヨウムの鳴き声はそれほど大きくないですが、人間の言葉や生活音も真似ることができるので騒音対策は必要です。頻度は少ないですが雄叫びもあります。

ヨウムは、2016年に野生個体の商業取引が禁止され、海外からの輸入が出来なくなりました。

いまではあまり見ることもなく、希少な鳥として扱われています。

動物園や研究用など、限られた飼育のみが許可され、ペットとして飼育するには、国内で繁殖したヨウムか、国の登録を受けたヨウムのみとなっています。

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オウムとヨウムの違い

オウムとヨウムのそれぞれの特徴はお分かりいただけたでしょうか。次に2種の違いについて詳しく比較してみましょう。

◆大きさの違い

オウムは小型で30cm、大型では60cmにもなる鳥です。中型~大型の鳥ということです。

一方、ヨウムはノーマルで30cmの大きさほどにしかなりません。インコよりは大きいですが、中型以下の鳥です。

オカメインコ以外のオウムはヨウムよりも大型の種類が多いです。

◆オウム科とヨウム科

オウムとヨウムは名前の響きはそっくりなのですが、種類に違いがあります。

  • オウムは、オウム目オウム科
  • ヨウムは、オウム目インコ科

に属しています。

オウムとヨウムはオウム科とインコ科で区別します。ヨウムだからといって、ヨウム科でないのです。

ヨウムはインコ科に分類される鳥で、大型のインコの扱いになります。

◆冠羽の有無

オウムとヨウムの一番の違いは、冠羽の有無です。

オウムの頭には冠羽があり、自由に動かすことができます。ヨウムには冠羽はありません。

冠羽は犬の尻尾のような役割をしてくれる羽です。オウムの感情は冠羽の動き見れば判断できるのです。

オウムがリラックスしているときは、冠羽は寝ていて、くちばしが閉じている時です。
落ち着かないときは、冠羽は寝かしたまま左右にゆらゆら揺らしています。

また、冠羽はオウムが仲間と意思疎通する時や、敵に威嚇する時にも使います。オウムには欠かせない毛なのです。

◆羽毛の色の違い

オウムの羽毛は、白や灰色の単色のコが多く、頭についた冠羽のみ派手な色がついています。

ヨウムは羽毛が全体的に薄いグレーをしています。コンゴヨウムはノーマルのヨウムよりやや濃いグレーのコをしていますが、どちらも尾羽は鮮やかな赤色をしているのが特徴的です。


オウムとヨウムの寿命について

オウムは小型のオウムだと20年程度ですが、中型以上では30年から70年ほど生きる鳥です。なかには、100年近く生きたオウムもいます。

ヨウムは、50年程の寿命といわれています。

オウムとヨウムは犬や猫より長生きする生き物です。人と生涯を共にできるペットになる鳥ですが、軽い気持ちで飼えるようなペットではありません。

オウムやヨウムをこれからお迎えしようと考えている方は、飼い主よりも長生きすることも想定して、飼育を検討してください。

また、ヨウムは希少な鳥として扱われています。購入できる場所も限られ、1羽50万円以上の値がつくようになっています。

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まとめ

オウムとヨウムの違いについてお分かりいただけたでしょうか。オウムとヨウムの一番の違いは「冠羽」の有無です。オウム科のオウムには冠羽がありますが、インコ科のヨウムにはありません。ヨウムはオウムより知能が高く、人間の5歳児並みだといわれるほど頭の良い鳥です。近年ペットとして注目を集めているオウムとヨウムですが、寿命が最短20年、最長で5~60年あり、飼育を検討する際は寿命を考慮する必要があります。本当に最後まで飼えるのか、万が一のときは引き続き飼育可能な環境があるのか等よく検討してから迎え入れましょう。



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kurokoppe

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今まで飼育したペットは、アヒル、ニワトリ、うさぎ、ハムスター、カメ、犬 と多種にわたります。飼育経験を生かしみなさまのペットに役立つ情報を正し く、わかりやすくお伝えしていきます。


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