1.小型のインコ6選
1-1.セキセイインコ
1-2.オカメインコ
1-3.コザクラインコ
1-4.ボタンインコ
1-5.マメルリハ
1-6.サザナミインコ
2.小型インコの飼育に必要な物
2-1.ケージ
2-2.餌入れ・水入れ
2-3.止まり木やおもちゃ
3.小型インコを飼育する際のポイント
3-1.温度調節
3-2.コミュニケーション
3-3.放鳥の際の環境
3-4.病院を見つけておく
小型のインコ6選
◆セキセイインコ
カラーバリエーションが豊富で、色、模様などで品種が分かれています。
5000種類もの品種に分かれるそうで、その中から好みの色のセキセイインコを決めるのもワクワクしてしまいますよね。
また模様以外でも羽が逆立っている羽衣セキセイインコ、大型サイズにジャンボセキセイインコなど、多種多様です。
小さくて可愛らしい、そしておしゃべり上手なセキセイインコ。
鳴き声も他の小型インコと比べて大きくなく、とても飼いやすく小型インコでダントツ1位です!
インコといえば、おしゃべりをしてくれる子がいるイメージもありますが、おしゃべり上手な個体はオスが多いです。
セキセイインコをお迎えにペットショップへ行くと、雛のうちは性別が判りませんので、そこは予め心得ておきましょう。
セキセイインコのメスはおしゃべりは殆どしませんが、それに勝るメス特有の可愛らしさがありますよ。
我が家のメスのセキセイインコも7歳になりますが、未だにとってもキュートで家族全員のアイドルです♪
◆オカメインコ
ほっぺがオレンジ色をしたオカメインコがポピュラーですが、品種改良がなされ、今はルチノーやアルビノ、ホワイトフェイス、シナモン、パイド、パステルフェイスなど、セキセイインコほどカラフルではありませんが、色変わりのオカメインコが沢山います。
おしゃべりは得意ではありませんが、自分の名前や「おはよ、おやすみ」などの短い言葉をしゃべる子もいます。
また飼い主さんの口笛や生活音を真似たりするのが得意。
鳴き声は大きめの甲高い声ですから、鳥好きさんには問題ありませんが家族の中には気になる人もいるかもしれませんね。
噛み癖も殆どなく、基本的に飼い主さんが大好きなので噛むとしても優しく噛みます。
オカメインコはとても繊細なので、突然の大きな物音や地震などに驚いて飛び回ることがあります。
これを『オカメパニック』と呼んでいます。
◆コザクラインコ
『ラブバード』と呼ばれ、ペアに絶大なる愛情を注ぎます。
個体で飼うと飼い主さんをペアと思い、ベタ慣れします。
きちんとコミュニケーションを取らず、あまり構わずにいると大声で鳴いたり噛みついたりと問題行動を起こすこともあります。
◆ボタンインコ
コザクラインコに似ていますが、ボタンインコは目の周りに白い『アイリング』があるのが特徴です。
色はブルー、ヤマブキ、モーブ、シロ、アルビノなどカラフルで、おしゃべりは苦手です。
コザクラインコと比べるとちょっと神経質で憶病な面があります。
愛情表現として噛むことがありますが、噛む力もかなり強いため、流血してしまうことも。
しつけで治すことも可能なので飼い主さんの愛情次第ですね。
◆マメルリハ
身体は小型インコの中でも最小サイズですが、とても活発です。
ノーマルのグリーンが有名ですが、色変わりのブルーも良く見かけるようになりました。
声は他の小型インコに比べて小さく、呼び鳴きでもさほど気にするほどの音量ではないのでアパートやマンションでも気にしないで飼えそうです。
◆サザナミインコ
ずんぐりとした姿が可愛いサザナミインコは上品で美しい色をした羽根が特徴です。
ノーマルではグリーンが一般的ですが、色変わりではコバルトやブルー、モーブなどがありとても魅力的な小型インコです。
とても大人しいので多頭飼いも可能ですし、おしゃべりも覚えてくれます。
高地に住んでいるので暑さに弱いです。
夏場はエアコンなどを用い、成長は30度以下に、ヒナは25度以下に保ってあげる必要があります。
小型インコの飼育に必要な物
小型インコを育てる上で餌や水といった食事以外には、どのようなグッズが必要になるのでしょうか。
◆ケージ
小型インコをヒナからお迎えする場合、自分で体温調節がまだ出来ないため保温性の高いプラスチックケースで飼育しましょう。
35センチ角で間に合います。
止まり木にとまれるようになり、自分でエサが食べれるようになったらケージに移動してあげましょう。
ケージはお迎えすることが決まった小型インコの大きさに合ったケージを用意すれば特に問題はありません。
毎日ケージのお掃除をすることが必要ですので、敷材の交換がしやすい、トレイが引き出しやすいものなどを購入するのが良いでしょう。
◆餌入れ・水入れ
ケージ購入時に網に引っかけるタイプのものが付属していると思います。
またはペットショップで専用の餌入れ・水入れが購入できます。
または置くタイプのものでも良いでしょう。
しかし軽いものですとひっくり返ってしまう恐れがあるので、ずっしりとした陶器製のものを使用するのが安心ですね。
◆止まり木やおもちゃ
ケージを購入すると上下2段に設置してあることが殆どですが、お迎えする小型インコによってはサイズが合わない場合もありますのでペットショップに相談してみましょう。
また天然木を使用した止まり木など、いろいろ販売されていますので是非飼い主さんがご自身でレイアウトされてみてください。
おもちゃはケージ内にいれるタイプのものと放鳥時にお外で遊ぶタイプのものがあります。
ケージ内に入れるおもちゃはストレス解消もできる、かじり棒などがお勧めです。
ブランコは好き嫌いがあるようで嫌いな子は入れてあげても一切遊びませんが、大好きな子は付属の鈴を鳴らしたりして積極的に遊びます。
ケージの外で遊ぶタイプのおもちゃはつつくと動く、転がるもの、音が鳴るもの、起き上がりこぼしのようなものもお勧めです。
小型インコを飼育する際のポイント
◆温度調節
小型インコは熱帯地方原産の種類が多いので暑さには強い傾向があります。
しかし日本の真夏の室内は暑すぎますので、エアコンでの室内温度管理が必要になります。
夏場は28度を目安に温度調節してあげてください。
そして冬場は特に寒さに弱い小型インコが多いので気を付けます。
ケージ内の温度が15度以下にならないように、保温電球などを活用して暖めてあげてください。
◆コミュニケーション
家族の一員としてお迎えする小型インコちゃん。
まずは信頼関係を築くためにもたくさんスキンシップを取りましょう。
最低1日1回はケージから出して遊んであげてください。
おしゃべりを教えたり、おもちゃを与えたり、頭や頬をカキカキしてあげたり・・・
その子の好きな遊び方を見つけて沢山コミュニケーションを取ってくださいね、
◆放鳥の際の環境
放鳥はインコが1日の中で一番楽しみな時間です。
楽しい放鳥になるよう、インコちゃんに寄り添ってあげてください。
食事を食べながら、スマホをいじりながらの『ながら放鳥』などはしないでくださいね。
また、インコが口にすると危険な食物などが置いてないか?
窓が開いていないかなど(放鳥時に誤って飛んで行ってしまうという事案がとても多いです)気を付けてあげて下さい。
◆病院を見つけておく
小鳥は徐々に病気が進行することもあり、体調不良に気が付いてあげられないことがあります。
そのため定期的に健康診断を受けるなど、かかりつけの病院を見つけておくことをお勧めします。
また近くに動物病院があったとしても、鳥は受診しないと断られるケースも多いのです。
鳥専門の病院が近くにあるのが一番ですが、無い場合はホームページを確認したり、電話したりして鳥に詳しい動物病院を探して、一度下見を兼ねて健康診断に行ってみましょう。
まとめ
今回は小型インコをペットとしてお迎えするのに飼いやすいインコたちを特集してみました。
鳥類は体調不良であることを隠す動物でもあります。
寒くて体が膨れていないか、エサをきちんと食べているか(食べるふりをする子もいます)など、日ごろから良く観察して、家族の一員であることを忘れずに大切に育ててあげてください。
どんな種類のインコでも、丁寧にお世話して沢山愛情を注いであげれば、必ず飼い主に懐いてくれます。
飼い主が驚くほどおしゃべりを真似したり、いつも飼い主の傍を離れないベタ慣れなインコになるかもしれません。
小型インコと楽しい時間を共有して、あなたの人生に沢山の幸せな時間が訪れますように。
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