クワガタを飼育するなら知っておきたい、必要なグッズと適切な飼育方法を解説

2024.06.29

クワガタを飼育するなら知っておきたい、必要なグッズと適切な飼育方法を解説

子どもにも大人にも大人気の昆虫クワガタ。夏に捕まえたり、お店で購入したりして飼育を始める人も多いです。飼い始めた大事なクワガタは、快適で健康的に暮らしてほしいもの。今回の記事ではクワガタの適切な飼育方法について解説します。


クワガタを育てるのに必要なグッズ

クワガタ

クワガタを適切に育てるのに必要なグッズをご紹介します。

・飼育ケース

飼育ケース

クワガタを育てるには何といってもクワガタが生活するための飼育ケースが必要です。

飼育ケースは基本的に1ケースに1匹のクワガタを入れるようにしましょう。

複数のクワガタを同じケースに入れるとケンカをする可能性が高くなり、場合によっては他のクワガタに殺されてしまうことがあります。オス同士、メス同士ではケンカが起こりやすく、オスメス一緒に入れると繁殖行動を行う可能性があります。繁殖させる計画がある場合は構いませんが、産まれてくる卵をしっかり飼育するつもりがなければ、オスとメスのケースを分けておくべきです。

また、オスがメスを殺してしまう場合もあるので、繁殖のために同じケースに入れている場合はいつも以上に注意して観察する必要があります。

ケースは少し大きめのものを用意しましょう。また、クワガタが逃亡するのを防ぐために蓋がしっかりしまるものが良いです。また、クワガタの飼育ケースにはコバエが発生することが多いので、コバエシャッターなどのついたケースがおススメです。
 

・昆虫マット

SAMURAI GOLD 超消臭・防虫マット 5L

昆虫マットとはクワガタを飼育するケースの底に敷く土のことです。
普通の土だと、思わぬ他の生物や農薬などが混ざっている可能性があるため、クワガタ飼育用の専用の昆虫マットを用意しましょう。

昆虫マットはクヌギなど、クワガタが好む朽ち木を粉にしたもので出来ています。
過度に乾燥した状態ではクワガタも弱って死んでしまうので、昆虫マットは小まめに霧吹きで湿らせておきましょう。

クワガタは夜行性で基本的には夜間に行動し、日中は枯葉の下や土の中などに潜んでいます。飼育する場合も昆虫マットに潜ったりできるように準備してあげましょう。

昆虫マットはクワガタが潜れるように最低3~5cm程度の深さで飼育ケースに敷くとよいです。

・エサ

複数の昆虫ゼリー

クワガタのエサは昆虫ゼリーを与えましょう。昆虫ゼリーはクワガタやカブトムシを飼育するために作られているエサで、クワガタが必要とする栄養素をバランスよく含んでいます。

クワガタ専用のものや、フルーツゼリーなど多くの商品があります。また、健康で長生きさせるために、高たんぱくで栄養豊富なゼリーなどもあり、愛好家の中では特に人気となっています。

リンゴやバナナなどのフルーツを与えても良いですが、栄養バランスに偏りが生じる恐れがあるので、あくまで補助的に与えるようにしましょう。また、フルーツはゼリーに比べて痛みやすく、飼育ケースが不衛生になるので小まめな掃除が必要となります。

スイカをよく与える方もいますが、水分が多すぎてクワガタが下痢を起こすため、控えた方がよいです。

昆虫ゼリーを飼育ケースに入れる際には、エサ台の使用をおすすめします。

エサ台とは昆虫ゼリーを入れておくための穴がある台です。天然の木に穴をあけたものやプラスチック製のものなどがあります。昆虫ゼリーをそのまま飼育ケースに入れておくと、クワガタが動き回った時にゼリーがすぐに土で汚れてしまいます。

平型ゼリー用のぼり木

エサ台に入れておくことで、昆虫ゼリーが汚れたりこぼれたりすることを防げます。また、クワガタ自身もエサを食べやすくなります。また、エサ台の下に潜って休むクワガタも多く、良い隠れ場所にもなります。

・登り木

登り木の上のクワガタ

クワガタは夜間、木に登って活動することが多いので、飼育ケースにスペースがある場合は登り木を入れてあげましょう。夜間はクワガタが動きまわる場になり、休む時にはよい隠れ場所になります。
また、クワガタは飼育ケースの中で頻繁に転倒してしまいます。この時に、足で触れる木などが無いと、長時間ひっくり返ったままジタバタして弱ってしまいます。登り木があると、足を引っかけてすぐに起き上がることが出来るので、足がかりとしても重要です。
登り木を置くスペースが無い場合でも、エサ台や落ち葉を入れておくと、転倒から起き上がるときの助けとなります。

・霧吹き

霧吹きのイラスト

飼育ケースの昆虫マットが乾燥していたら霧吹きをする必要があります。過度に乾燥した環境だとクワガタが弱ってしまうため、昆虫マットの表面が乾燥していたら霧吹きで水をかけましょう。
飼育ケースによって、蓋の通気口が多くあるものや、ほとんどないものがあり、乾燥のしさすさ・霧吹きの必要な頻度は異なります。また、家の冷房・暖房器具の使用や季節によっても乾燥の具合は異なるので、小まめに昆虫マットをチェックしましょう。


クワガタの普段のお世話

登り木に登るクワガタ

ここからはクワガタを実際に飼育し始めた際に行っておくべき普段のお世話について解説します。
お家のクワガタが健康で快適に暮らせるように気をつけてあげましょう。

・エサを取り替える

昆虫ゼリーも入れたままにしておくと傷んできます。昆虫ゼリーを食べる量はクワガタそれぞれで個体差がありますが、残ったエサをいつまでも放置しておくとコバエが発生する原因になったり、クワガタの食欲が無くなったりします。2~4日に一回は残ったエサを廃棄してきれいなエサを入れてあげましょう。
クワガタが昆虫ゼリーを食べきってしまう場合は、小まめに追加してあげてください。クワガタは数日から数週間エサがなくても生きていけることが多いですが、衰弱してしまうのでエサは基本的に切れないようにしましょう。

・ケースの清掃

ケースの清掃は数日ごとに小まめに行いましょう。放置しておくと、飼育環境が悪化してクワガタにストレスがかかります。また、カビやダニやコバエなどが発生するので注意してください。
飼育ケースに敷いている昆虫マットは1~数か月に1回すべて交換しましょう。クワガタがどのくらい汚すかにもよるので、部屋を汚しまわる活発なクワガタや、食欲が豊富で排泄物の多いクワガタの場合は小まめに昆虫マットを入れ替えましょう。

・水分供給

クワガタは過度の乾燥に弱いため、小まめに昆虫マットをチェックして、表面が乾燥しているようなら霧吹きで水分を足しましょう。
口から採る水分は昆虫ゼリーを食べていれば十分です。昆虫ゼリーを切らさないようにして、環境の乾燥に注意してください。
乾燥しやすい時期や、冷暖房の器具を使用している場合は特に気をつけましょう。


クワガタの餌

昆虫ゼリーに乗るミヤマクワガタ
・餌の選び方

ホームセンターなどに行くと、クワガタのエサは数多く売られています。その多くは昆虫ゼリーです。

昆虫ゼリーはクワガタが健康に過ごすために必要な栄養が入ったエサです。昆虫ゼリーの中には、カブトムシ・クワガタムシ用の物や、クワガタムシ専用のもの、フルーツ色のカラフルなゼリーなど様々な種類があります。

よほど粗悪なものでなければ基本的にどれでも大丈夫ですが、愛好家やブリーダーの間では、タンパク質を豊富に含んだ栄養価の高い昆虫ゼリーが人気です。高たんぱくなエサを与えることで、健康で長生きさせることができます。

また、バナナやリンゴなどを与えても良いです。ただし、昆虫ゼリーに比べて傷みやすく、放置すると環境の悪化につながるので長期間入れっぱなしにしないようにしましょう。
昔からよくクワガタやカブトムシのエサとして用いられてきたスイカは、水分が多すぎて下痢の原因になるので控えてください。

・餌の与え方

エサは常に切れないように気を付け、残っている場合も数日おきに交換しましょう。少なくとも4日に1回は新品の昆虫ゼリーと交換してください。


クワガタの健康管理

・病気

クワガタも抵抗力が弱ると病原体に感染しやすくなります。
クワガタの病気はほとんどの場合、検査や治療などで対処することはできません。クワガタの病気を治す薬というものも無いので、とにかく健康を維持することが大切です。
そのためには、小まめに飼育を掃除して清潔な生活環境を維持してあげることや、新鮮なエサがいつでも食べられるようにしてあげることが必要です。

・寄生虫

クワガタにはダニが発生することが非常に多いです。ダニが大量に繁殖すると、クワガタの元気や食欲がなくなってしまいます。犬や猫と違いダニをすべて駆除するような薬はないので、歯ブラシなどを用いて出来るだけダニを取り除いてあげ、昆虫マットを交換して、清潔に保ちましょうl。


まとめ

マットの上にいるクワガタ

今回はクワガタの飼育方法について解説しました。栄養豊富な食事を摂り、清潔な環境でストレスなく生活すると健康で長生きできる点は、昆虫も私たち人間と同じです。飼育にあたって、クワガタが健康で快適に生活できるようにお世話をしてあげましょう。



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