1.インコにぶどうを与えてもOK!
1-1.注意点①種や皮は取り除く
1-2.注意点②与えるのは少量にする
3.インコに与えてもよい食べ物、与えない方がよい食べ物
3-1.インコが食べても大丈夫な果物
3-2.インコに与えないほうがいい食べ物
インコにぶどうを与えてもOK!
ぶどうはインコ全般、セキセイインコ、オカメインコ、ボタンインコ、コザクラインコ、マメルリハなどすべてのインコに与えることが可能です。
食べても大丈夫な食材ですが、もちろん与える際にはいくつか注意点がありますので、ご紹介します。
まずは新鮮なものを与えてあげましょう。
ぶどうを安全に与えるために、やはり一番は適切な量を与えることに限ります。
沢山欲しがるからと可愛さに負けて与えてしまうことを繰り返すと、確実に肥満街道をまっしぐらに進んでいきます。
今回だけ!と思い多めにぶどうを与えてしまうと、インコの方も次ももっともらえると思いおねだりをしてくるでしょう。
◆注意点①種や皮は取り除く
ぶどうの皮や種は与えている方も多いと思います。
よく丸ごと皮のままのぶどうを与えている飼い主さんがいらっしゃいます。
インコがぶどうの皮や種を食べて死に至るようなことはありませんが、獣医さんによってはぶどうの皮は成分としても与えないほうが良いと言っている方もいらっしゃいますので気になる飼い主さんはぶどうの皮や種を取って与えることをお勧めします。
食べれる量も限られていますので、皮や種は取り外してあげた方が賢明かもしれませんね。
ぶどうをインコに与える際の処理としては良く洗ってあげること。
ぶどうの皮は食べるインコと食べないインコがいますが、皮を与えてはいけないということはありません。
しかし獣医さんによってはぶどうの皮は成分としても与えないほうが良いと言っている方もいらっしゃいますので飼い主さんがご自身で選択して決めてください。
(ぶどうの皮にタンニンが多く含まれるという説です)
しかし食べれる量が限られていますので、実も皮もほどほどに与えましょう。
◆注意点②与えるのは少量にする
ぶどうは甘くてとても美味しいフルーツですよね?
食べ過ぎてしまうと肥満の原因になってしまうのです。
原因としてはぶどうの糖分が高いために起こります。
しかしこれはぶどうに限らず、フルーツ全般にいえることでもあります。
『糖分が高い=カロリーが高い』ことになりますから、与えすぎれば間違いなく体重増加して肥満になってしまいます。
与える量の目安としては、本当に少量でデラウェアなどの小粒のぶどうの皮を剥き一粒でも多いくらいです。
インコたちはあっという間に美味しそうに食べるでしょうから、沢山あげたい気持ちになるでしょうがそこは愛鳥の健康を考慮して少なめにしてあげてくださいね。
ぶどうは食べ過ぎると水分量が多いので身体が冷えてしまい、消化不良をおこし下痢をしやすくなってしまいます。
消化不良を起こすと脱水で体が弱ってしまいます。
さらに病気にかかりやすくなってしまいますので、感染症などに十分気を付けていかなければいけません。
ただし水分んはぶどうやフルーツいがいにも野菜にも多く含むものが存在します。
とにかくフルーツや野菜を食べすぎないようにしっかりと管理してあげましょう。
ぶどうの栄養素と期待できる効果
ぶどうにはビタミンB群、βカロテン、ミネラルといった栄養素が豊富に含まれております。
ぶどうを与えることで、インコが主食のシードやペレットだけでは摂取することの不可能な大事な栄養素を補えるというメリットがあります。
特にシードだけでは不足してしまいがちなビタミン類がぶどうを与えることでお互なうことが可能となります。
そして栄養素が補えるというメリット以外にも、大切なインコたちに主食以外の『食べることの楽しみ』を与えてあげることが一番の幸せでしょう。
人間だって間食、おやつなどを食べることで幸せを得ることができるように、大事なペットたちにもその幸福を分けてあげたいですよね!
嬉しそうに、楽しそうに食べる姿を見ていると、こちらまで幸せな気持ちなってくるので不思議ですね。
インコの当たり前の日常生活の中に、小さな幸せ、豊かな喜びを与えてあげましょう。
インコに与えてもよい食べ物、与えない方がよい食べ物
◆インコが食べても大丈夫な果物
-
リンゴ・みかん・イチゴ・キウイ・モモ・メロン・スイカなど
実は野生のセキセイインコはフルーツをほとんど食しません。
楽しい食生活を送らせるという意味で考えるとたまに与える程度、糖分が多いということもあり2~3口くらいにしてあげるのが賢明でしょう。
スイカは与えても大丈夫ですが、とても水分の多いものなので食べ過ぎるとお腹を壊す恐れがありますので、やはり程々に与えてください。
また、どのフルーツにも言えることですが、皮の部分には農薬が付着している恐れがあります。
皮は剥いて与えることをお勧めします。
また種に関してですが、バラ科の植物の種は中毒を起こすことがありますので与えないように気を付けてあげてください。
◆インコに与えないほうがよい食べ物
-
レモン・グレープフルーツ・アボカド・チョコレート・玉ねぎ・ネギ・にら・ニンニク・モロヘイヤ・ジャガイモの芽・パン・ごはん・麺
レモンやグレープフルーツは鳥類に与える薬と反応することがあるようですので無理に与えないほうが無難でしょう。
与えてもいいと言っている方もいれば、与えな方がいいといっている方もいて本当のところは不明です。
また、チョコレートにはテオブロミンとカフェインが含まれていて、中枢神経や循環器の障害を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
その他、意外なのはパンやごはんかと思いますが、これらはインコのそのうの中にカビが生えたり、体内で菌が繁殖したりすると言われています。
ただ一度食べてしまっただけですぐに病気になるという訳ではありませんので、少し食べてしまったからと言って焦ってしまう必要あありませんので安心してください。
放鳥中に注意して欲しいものとして、飼い主さんが食べたり飲んだりしているものに興味を持つこともあると思います。
スナック菓子やアルコール、コーヒーなどもインコにとっては危険な食べ物になります。
出しっぱなしにしておかないように注意してくださいね。
◆
まとめ
今回はインコにぶどうを与えても大丈夫なのか?
そしてフルーツ、野菜などインコに与えてもいいもの、気を付けなければいけないものなどを挙げてみました。
ぶどうは基本的にあげて問題ない果物ですが、とっても美味しいので、毎日食べたくなってしまうかもしれません。
特別な日、お祝いの日などにあげるというのも良いかもしれませんね!
大事なパートナーであるインコに沢山の美味しいものを与えてあげたい気持ちは山々ですが、インコと長く共に過ごしていくためにも、与える物、量には気を付けていきたいものですね!
– おすすめ記事 –
・インコのケージに卵を発見!突然の出来事、どうしたらよいの? |
・ハムスターのお迎え~最初の1週間を解説!気を付けたいポイントとは |
・うさぎ用のペレットってどんなもの?適切な与え方と量を解説 |
・ハムスターが原因に?知っておきたいハムスターアレルギーの話 |