ハムスターはどう持てばいいの?正しい持ち方を解説!

2021.02.01

ハムスターはどう持てばいいの?正しい持ち方を解説!

小さな身体と愛くるしい動きが可愛いハムスター。 皆さんも一度は目にしたことがあるかと思いますが、正しい持ち方はご存じでしょうか? また、ハムスターを正しい方法で持たないとどのような問題があるのでしょうか? 今回はハムスターの正しい持ち方や正しく持つ必要性についてご紹介していきます。

ハムスターを正しく持つ必要性

そもそもハムスターを正しく持つ必要性はどのような場面で出てくるのでしょうか?

◆ケージ掃除のときに移し替える

ハムスターの飼育環境を清潔に保つために、ケージの掃除は必要不可欠です。
ケージ掃除をする際には、ハムスターを別のケージに移し替える必要があります。
また掃除が完了した際にも、ハムスターを元のケージに戻す必要があります。
このような場面でハムスターを正しく持ち、ストレスを与えないように移動させてあげる必要性があります。

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◆脱走したときにつかまえる

身体が小さくてすばしっこいハムスターは、慎重に飼育をしていても思いがけない方法でケージから脱走してしまうことがあります。
ハムスターが目の前で脱走をしてしまった際には飼い主さんは慌ててしまうと思いますが、落ち着いてケガをさせないように正しい方法で捕まえる必要があります。
そのため、このような場面でも正しい持ち方をすることが大切となります。

◆正しく持たないとケガをさせてしまう

ケージの中で毛繕いをしたり、元気いっぱいに遊んだりしているハムスターの姿を見ているだけでも癒されますが、スキンシップを取りたくなってきます。
私たち人間がスキンシップの取り方や持ち方を誤ってしまうと、ハムスターから嫌われてしまう可能性があります。
また最悪の場合はケガをさせてしまう恐れもあります。

◆病院につれていく

ハムスターが病気になってしまった場合や元気がない場合には動物病院に連れていきます。
病院に連れていく際には、普段のケージから移動用のケージやキャリーに移し替える場合があります。
このような時にハムスターを安心させるためにも、正しい持ち方をする必要性があります。

◆薬を飲ませる

ハムスターの具合が悪い場合や、動物病院で薬が処方された場合には薬を飲ませる場面が出てきます。
このような場合に安全に薬を飲ませるために、ハムスターを正しく持つ必要性があります。


ハムスターの正しい持ち方

ハムスターを正しく持つ必要性がわかったところで、どのような持ち方が正しいのか?についてご説明します。

最初に、ハムスターを「持つ」ことと「掴む」ことが異なることを理解しましょう。
ハムスターを「持つ」ことは、ハムスターを手のひらの上に乗せてスキンシップをとることです。
一方ハムスターを「掴む」ことは、ハムスターの頭の上から下方向に向かって手を下ろしてハムスターの身体を握ることです。

患部の位置によっては薬を塗る場合や健康状態をチェックする場合に、ハムスターを「掴む」必要がある場合もあります。
しかし基本的にはハムスターを「掴む」ことは避けて、「持つ」ことを意識してください。

それでは、ハムスターの正しい持ち方について説明をしていきます。
基本的には次のステップを守れば、怖がらせてしまうことなく正しく持つことができます。

◆顔の前に手を出す

ハムスターの顔の前に手を出す

まずは、ハムスターの正面から飼い主さんが手を出すようにしてください。
ハムスターは野生の環境下では周囲を常に警戒して生活しており、特に天敵が狙ってきやすい背後や上方向には注意を払って生活をしている生き物です。
そのため、ハムスターの後ろ方向や体の上方向から飼い主が手を伸ばすと警戒心が高まる可能性があります。
その結果飼い主さんの手を噛んだり、敵であると勘違いしてしまったりする恐れがあります。

必ずハムスターの正面から手を伸ばし、飼い主さんの手であることを認識できるようにしてあげてください。
ハムスターの名前を呼んであげたり、普段あげているおやつやエサを手のひらに乗せておいたりすることで、ハムスターも安心して近づくことができます。

◆ハムスターの両側から手を近づけていく

ハムスターの両側から手を近づけていく

続いて、正面から差し出した手にハムスターが近づいてきたら、ハムスターの両側から両手を近づけていきましょう。
人間の手のひらは柔らかく、ハムスターにとってはバランスを崩しやすく歩きにくい環境です。
片手で持つとハムスターが手のひらから落下してしまう恐れがあるので、必ず両手で持つような姿勢をとってください。

◆両手でハムスターをすくうように手のひらにのせる

両手でハムスターをすくうように手のひらにのせる

最後に、両側から近づけた両手に対してハムスターが怯えているような様子がないようならば、そのまま体の下からすくい上げるように持ってください。
安定感のある持ち方なので、ハムスターも安心をして手のひらに乗ってくれます。

手のひらに乗ってくれたら、なるべく低い位置に高さを保つようにしてください。
これは大きな音や周囲の人間の動きに驚いた際にハムスターが急に走り出す恐れがあるからです。
持ち上げている位置が高ければ高いほど、落下をした際にケガをしてしまう可能性が高くなってしまい危険です。

なかなか慣れないうちは途中のステップで止まってしまうこともあるかもしれません。
もどかしい気持ちになる場面もあるかもしれませんが、焦らず少しずつ信頼関係を築いていくことが大事です。


抱っこが難しい子はマグカップなどを利用してもOK

抱っこが難しい子はマグカップなどを利用してもOK

ここまでご紹介をしてきたステップを踏んでも、ハムスターの個体や性格によっては抱っこが難しい場合があります。
そのような場合には、マグカップやコーヒーカップなどのアイテムを使用する方法もあります。

どうしてもケージから出す必要がある場合等にはマグカップ等のコップですくい上げるように持ち上げてください。
コップの中にハムスターを誘導できたら、手で軽くフタをして移動をさせてあげましょう。
使用するコップはなるべく高さがありハムスターの落下防止ができるようなものを選びましょう。

ハムスターにとって狭い場所は安心できる場所なので、上手く誘導をすれば簡単にコップの中に入ってくれます。
しかし時には、なかなかコップに入ろうとしない場合や警戒をしてしまうケースもあります。
そのような場合には、普段あげているおやつやエサを中に入れて誘導してください。
またコップですくい上げる際にはゆっくりとした動きを意識して、ハムスターがコップの底に鼻をぶつけてしまわないように注意をしてください。


ハムスターを持つときの注意点

ハムスターが飼い主さんとのスキンシップに慣れてきて、手のひらに乗ることが習慣になると自ら手に乗ってくる場面や、安心して眠ってしまうことがあります。
これはハムスターが飼い主さんの手のひらの上でリラックスしている証拠ですが、ハムスターと触れ合う際には次の点に注意をして下さい。

◆触れ合う前後にしっかりと手を洗う

ハムスターは嗅覚が敏感な動物です。
飼い主さんの手に食べ物のにおいや他の動物のにおいが付着している場合には、おやつと勘違いして手を噛んでしまう恐れがあります。
また人間がかかる風邪やインフルエンザといった病気がハムスターにうつってしまう場合もあります。
病気の予防、ケガの予防のためにもハムスターと触れ合う前後にはしっかりと手を洗うよう意識してください。

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◆敏感な場所には触れない

ハムスターのお腹は柔らかくモチモチとしていそうで、ついつい触りたくなってしまうかもしれません。
しかしハムスターにとってお腹は最も無防備な場所なので触らないように注意をしましょう。
自然界で常にお腹を地面に向けて生活をしているハムスターにとっては、お腹を触られることは命の危険が迫っている状態と等しいといえます。
そのため、お腹を触られることでハムスターにストレスを与えてしまいます。

またお腹と同様にしっぽや耳も敏感な器官です。
急に耳に触れられると驚いた反射で飼い主さんに噛みついてしまう恐れもあります。
頭から背中にかけて、ゆっくりと優しく撫でてあげる程度なら問題ありませんが、
このような敏感な場所にはなるべく強く触れないように気を付けましょう。

ハムスターの首から背中にかけては皮膚がたるんでいるため、掴んでもあまり痛みを感じにくくなっています。
1~2分程度のほんの短い時間に限ってならば、この持ち方をしても問題ありません。
しかし基本的には正しい持ち方をして、薬を飲ませるために保定をする必要があるような場合のみにしましょう。


まとめ

今回はハムスターを正しく持つ必要性や正しい持ち方についてご紹介をしてきましたが、いかがでしたか。
これからハムスターをおうちにお迎えしたいと考えている方や、すでに一緒に暮らしている方にとって何か参考になれば幸いです。

飼い主さんはペットのハムちゃんの正しい持ち方をマスターして注意点をしっかりと守り、何かが起きた際にも臨機応変にかつ安全に対応できるようにしましょう。
ハムスターは敏感な動物なので、驚かせないようにすることと優しくゆっくりと接してあげることが大切です。

ハムスターにとって心を許してもらえるような存在になれるように、時間をかけてゆっくりとスキンシップを取っていきましょう。



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