インコがくしゃみを連発!くしゃみが出ているときの原因と対処法。病院に連れていく?

2021.01.20

インコがくしゃみを連発!くしゃみが出ているときの原因と対処法。病院に連れていく?

「インコがくしゃみのような仕草をしているけど、これはくしゃみなの??」「インコがくしゃみをしているけど、人間と同じようにそんなに気にしなくてよい?」「風邪を引いているかもしれないけど、どのタイミングで病院に受診すればよいの?」などの、インコのくしゃみについての疑問にお答えする記事となっています!(読了時間約10分)

インコはくしゃみをすることがある?

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インコは、小さい体でちゃんとインコらしいくしゃみをします。くしゃみの仕方は、「チュン」「シュン」「ジュン」「クシュ、クシュ」など、インコの種類によってさまざまです。人間のくしゃみのように、大きく口を開けて「ハックション!!」とはなりません(時々、人間のくしゃみを上手に物まねするインコはいます!)。インコには人間のような横隔膜がないので、盛大なくしゃみは出ないのです。オカメインコは、体や鼻の穴の大きさなどから、セキセイインコよりもくしゃみの音が大きいです。

lienabardさん「オカメインコのくしゃみ(咳)症状」

くちばしは閉じたまんま(もしくは軽く開いた状態)で、頭や首だけを動かします。くしゃみをした後は口をモグモグして、口の中で舌を転がすような動きをしています。インコによっては、鼻水が出たり、鼻水が飛んでしまうインコもいます。

sweetberryさん「羽衣セキセイインコみるくちゃんのくしゃみ2017.6」

くしゃみをする前に、鼻がじゅるじゅると詰まっている様子がありますね。つらそうです。

インコがくしゃみをした後は、自分のしたくしゃみに驚いていたり、動揺しているような、落ち着かない様子になることが多いです。

◆インコがくしゃみをする原因

    ・羽繕いの最中や、空気中のほこりなどでくしゃみが出る
    ・換羽の時期など、特別な時にくしゃみが出る
    ・水浴びなどの後に、水が鼻の穴に入りくしゃみが出る
    ・鼻の病気(感染症)に罹患していることで、くしゃみが出る
    ・風邪などの感染症に感染した時や、他の様々な病気や疾患があることが原因でくしゃみが出る

などがあります。

インコと共に暮らし、いつもインコと長い時間、接している飼い主なら、インコがくしゃみをしたときに、今のはくしゃみだな、とわかると思いますが、インコのくしゃみは、軽いものだと普段の鳴き声との区別がつきづらい時があります。インコを初めて飼い始めた人などは、よーく観察して、普段の鳴き声とくしゃみの違いがわかるようにしてあげて下さい。
昔は、インコの飼育本などしかありませんでしたが、今は、先ほど紹介したyoutubeの動画などで、インコがくしゃみをしている様子をたくさんみることができ、とても参考になります。

Ali Bluさん「セキセイインコのくしゃみ ピコピコダイアリー」

くしゃみをした後、体を震わせたり、鼻を何回も止まり木にこすりつけたりしています。

インコはくしゃみだけではなく、咳もします。インコのくしゃみと咳の違いを見分けることも、とても難しいといわれています。

mfugitiveさん「咳をするセキセイインコ」

くしゃみと咳はセットになることも多いようです。素のう(餌を一時的に貯める場所)に細菌が入ることでも、その素のうに入った細菌が喉に移り、咳やくしゃみが出ます。


インコが頻繁にくしゃみをする場合、病気が原因?

インコのくしゃみ自体は、インコの小さな鼻から入ったほこりなどを排除するための自然な反応ですので、さほど心配する必要はないのですが、注意すべきなのは、くしゃみが連続している時などです。
インコなどの小鳥類は、体が小さく繊細なため、体調を崩すと、そのままどんどん悪化することが非常に多い生き物です。インコのくしゃみを、人間のくしゃみと同じように、いつものことだと軽く考えないようにしないといけません。
インコがくしゃみをしている時は、注意深く観察してあげることが必要です。飼い主が注意深く観察することで、通常の問題のないくしゃみなのか、それとも、問題のあるくしゃみなのかを、早期に判定することができます。

インコが頻繁にくしゃみをする場合は、何か病気にかかっている可能性があります。インコは、鼻炎や副鼻腔炎(洞炎)などの鼻の病気にかかります。副鼻腔炎(洞炎)は、ウイルスや細菌に感染することによって発症する鼻の病気です。副鼻腔炎(洞炎)は、副鼻腔に膿がたまり、人間でも罹患すると辛い病気です。また、インコの場合は、一度かかってしまうとなかなか治りません。なるべく、鼻炎や副鼻腔炎にならないように、気をつけてあげて下さい。

そして、一番注意しなければいけないのは、呼吸器系の病気です。インコは、呼吸器系の病気にかかってしまうと進行が早く、気づくのが遅くなってしまった場合には、回復が困難となり、危険な状態になってしまう場合があります。くしゃみと同時に、咳も出ているような場合は、呼吸器系の病気にかかっている可能性が非常に高くなります。

インコのくしゃみは、インコが病気にかかっているという重要なサインでもあります。見逃さないようにして下さい。


インコのくしゃみは様子見でよい?

インコのくしゃみは、人間のくしゃみとは違います。人間であれば、まだ大丈夫だと様子見するようなところを、インコの場合は、様子見してはいけません。様子見していると、いつの間にか悪化して、手遅れになってしまいます。

インコの様子がいつもと違っておかしいな、と感じた時には、早急にかかりつけの動物病院に受診して下さい。
しかしインコは、人間に弱いところを見せないように、元気に振る舞う性質があります(外敵などから身を守る習性のためです)。元気いっぱいだと思っていたら、容態が急変してしまったということがよくあるのです。
そのため、普段から、飼い主の細やかな注意が必要となります。できれば、明らかにおかしいな、と思ってからようやく受診するのではなく、すでにくしゃみが続いている段階から、定期的に動物病院に受診することをおすすめします。

◆インコのくしゃみで特に注意すべき点(症状)は

  • ・くしゃみが連続する(数分間に1回、1日の中で何回もする、何日も続いているなど)
  • ・インコを温めたり、部屋を暖かくしているのにくしゃみが出る
  • ・鼻水が出ている
  • ・羽根が汚れている、羽根を膨らませている
  • ・食欲がない、餌の食べが悪い
  • ・動きがいつもと違う、動きが鈍い、鳥かごの下にうずくまる
  • ・人間の前では弱いところを見せないインコが、目の前で弱っている

などです。


インコのくしゃみの対処法

まずは、インコが感染症にかからないように、気をつけてあげてください。それには、保温がとても大切なこととなります。
インコは気温や体温が低下すると、免疫力が低下し、体調を崩します。しかし人間のように、薬を飲めば容易に回復するのではなく、場合によってはそのままどんどん病気が進行してしまいます。
繊細なインコを守るためにも、保温は、しっかりと行ってあげて下さい。インコの保温の最適温度は、だいたい30℃くらいとなります。

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小鳥用のいろいろなペットヒーターがあります。その子の種類や大きさや、状態によって、選んであげて下さい。最近では、とまり木自体が温かくなるものや、インコに寄り添ってくれるヒーターなどがあります。ペットヒーターを使いながらも、ペットヒーター任せにし過ぎずに、インコがいる部屋全体を温かくしてあげるということも、忘れないであげて下さい。

それから、インコの住環境を綺麗に保ってあげることが大切です。ほこりが多い環境だと、くしゃみは出やすくなります。また、糞便などをこまめに掃除していないなど衛生状態が悪いと、そのことでウイルスや細菌に感染していまい、鼻の病気や、風邪を引くなどの感染症に感染することによりくしゃみが出ます。そして、免疫力の低下により、インコの状態がどんどん悪化してしまいます。
ですから、鳥かごなどはこまめに掃除をしてあげて下さい。

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動物病院に受診した場合は、インコの様子を診察しながら、必要に応じて検査などをします。
ウイルスや細菌に感染していると診断された場合は、治療のために先生の判断により抗生剤が処方されることがあります。先生の指示に従いながら、インコに服用させてあげて下さい。

人間でも、感染症に感染すると、症状によってはとても苦しいものです。人間よりもうんと体の小さいインコが感染症に感染してしまうと、インコはその小さな体で、感染症と闘わなければいけなくなります。飼い主が気をつけてあげることで、インコに辛い思いをさせずに済みます。

くしゃみによって、インコの鼻孔の上の部分の羽毛が汚れてしまったり、鼻水でロウマクのあたりが汚れて鼻孔がふさがったりしてしまうので、こまめに綺麗にしてあげて下さい。


まとめ

インコもくしゃみをしますが、対処法やその予後は、人間のくしゃみとは大きく異なりますので、注意が必要です。
インコは、とても小さくて繊細な生き物です。そして、病気になってしまった時には、自分より大きな外敵に狙われないように、病気であることを可能な限り隠してしまいます。
その習性からも、人間が普段から、ほんのささいなインコのくしゃみや、インコの様子から、その時のインコの体の状態を読み取る力が必要になります。

飼い主が、インコの様子を細かく注意し観察することで、インコを病気から守り、できるだけたくさんの暖かな時間をインコと過ごしてあげて下さいね。



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