ハリネズミの寿命は短いの?長生きしてもらうために大切なことは?

2021.10.05

ハリネズミの寿命は短いの?長生きしてもらうために大切なことは?

ここ数年でハリネズミの人気が上昇しており、ハリネズミと触れ合うことができるハリネズミカフェが出現してきています。それに伴い、ハリネズミをペットとして迎え入れようと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、ハリネズミの生態や他の動物と比べて寿命はどれくらいなのか気になると思います。 そこで、今回はハリネズミの寿命や飼い方について解説していくので、参考にしてみてください。

【目次】
1.そもそもハリネズミってどんな動物?
 1-1.ハリネズミについて
 1-2.ハリネズミの種類
 1-3.ハリネズミの針
 1-4.ハリネズミの生活

2.ハリネズミの寿命はどのくらい?
 2-1.ハリネズミの平均寿命
 2-2.ほかの小動物の平均寿命

3.ハリネズミを長生きさせるために大切なこと
 3-1.温度と湿度管理
 3-2.ハリネズミのえさ
 3-3.適度な運動をさせる
 3-4.ハリネズミのお手入れ
 3-5.体調チェック

4.ハリネズミにストレスを与えないための4つのポイント
 4-1.ハリネズミのストレスサインは?
 4-2.触りすぎない
 4-3.環境が整っていない
 4-4.音や振動が大きい
 4-5.ほかの動物と接触する状況にある

5.ハリネズミに多い病気
 5-1.歯周病
 5-2.疥癬

6.まとめ

そもそもハリネズミってどんな動物?

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◆ハリネズミについて

ハリネズミは、ハリネズミ目ハリネズミ科に属される動物で、ネズミと付いていますがモグラの仲間です。
ヨツユビハリネズミとナミハリネズミがよく知られていますが、よく目にするのはヨツユビハリネズミで、別名「ピグミーヘッジホッグ」とも呼ばれています。
ヨツユビハリネズミの名前の由来は、後ろ足の指が4本しかないために「ヨツユビ」ハリネズミと呼ばれています。

◆ハリネズミの種類

ヨツユビハリネズミ以外にもナミハリネズミ、オオミミハリネズミ、アムールハリネズミといった種類はありますが、特定外来生物に指定されているため日本ではペットとして飼育することができませんが、動物園の展示で姿を見られることもあります。

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◆ハリネズミの針

ハリネズミと言えば「ハリ」が印象的ですが、約5000本も付いていると言われており、体の構造により、ハリを立てることができるためハリを立てて外敵から身を守れます。

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◆ハリネズミの生活

ハリネズミは夜行性なので、昼間は寝て過ごして夜の食料調達などに備えます。しかし、ペットとして飼育されているハリネズミの中には、人間の生活に合わせる子もいるようです。


ハリネズミの寿命はどのくらい?

◆ハリネズミの平均寿命

気になるハリネズミの寿命ですが、平均寿命は約2~5年とされており、ハリネズミは人間に換算すると、1年で18歳となります。やはり、犬や猫と比べるととても短いですが、適切な飼育環境を整えて少しでも長い時間を一緒に過ごせるようにしましょう。

◆ほかの小動物の平均寿命

ハリネズミ以外の小動物の平均寿命ですが、ウサギはとても繊細であり、ストレスを感じやすいため飼育環境によって寿命が変わりますが約6~7年と言われています。
鳥は種類が多いため、種類によって平均寿命はさまざまですが一番短くて約7年、長い種類では約50年と言われています。
ハムスターは約2~3年、モルモットは約5~6年、フクロモモンガは約5~8年、デグーは約6~7年とされていますが、ハリネズミと同じように近年人気が上昇してきているチンチラは約10~15年とされています。


ハリネズミを長生きさせるために大切なこと

◆温度と湿度管理

ハリネズミを飼育するうえで、温度や湿度の管理がとても重要で寿命になります。冬眠をしてしまうと体に負担がかかり、場合によっては亡くなってしまう可能性もあります。
年間を通しての温度は24~29度、湿度は40%以下を保ちましょう。

◆ハリネズミのえさ

ハリネズミの寿命と食事はとても深い関係であるため、食事の管理も大切です。脂質が多いと肥満になってしまい、ミネラル不足は病気を引き起こしてしまいます。
ドッグフードやキャットフードのように、ハリネズミ専用のフードが市販されているので、専用フードを与えましょう。歯の隙間に挟まってしまうこともあるため、ドライのままフードを与える場合には大きいものは砕いてあげましょう。また、主食のほかにミルワームやコオロギなどの昆虫や生餌も与えます。ササミなどの動物性たんぱく質やキャベツなどの野菜類、リンゴなどの果物類をバランス良く与えることが大切で、その子の体の大きさや活動量を考慮しながら、食べ残さない量や栄養バランスを見極めましょう。
 急にごはんを食べなくなってしまう場合もありますが、それはハリネズミの偏食や、ごはんに飽きてしまったことが原因として考えられます。そのようなときには、主食のごはんに別の種類のごはんを混ぜてみるのも良いでしょう。また、昆虫や野菜、果物などで食欲を刺激してみましょう。また、ごはんを人肌に温めると匂いが強くなり、食欲が出ることもあるようです。ただし、温めたごはんは傷みやすいため注意しましょう。

◆適度な運動をさせる

ペットとして飼育されているハリネズミは、野生のハリネズミに比べると運動量がとても少ないため、肥満やストレスの原因となってしまいます。ゲージの中に回し車を入れて運動させたり、ゲージの外に出して、部屋の中を散歩させたりして、運動させると良いでしょう。

◆ハリネズミのお手入れ

爪が伸びすぎてしまうと、回し車などの隙間に引っかかり怪我に繋がってしまいます。また、足の裏に食い込んでしまう可能性もあるため、定期的に爪が伸びすぎていないか確認してあげましょう。ハリネズミの爪は、よく見ると血管が透けて見えるので、血管が通っていない先端を少しずつ切っていきましょう。爪切りが苦手な子は暴れてしまい、誤って血管まで切って出血させてしまったり、他の体の部分を傷つけてしまったりする場合もあるため、無理にやらずに動物病院などで爪切りをしてもらうことが一番です。
ハリネズミは水浴びする習慣がないため、基本的に入浴の必要はありません。また、ハリネズミにとって入浴は体への負担が大きいです。しかし、排泄物などで体が汚れたまま放置してしまうと皮膚病の原因となってしまうため、濡れタオルやウェットティッシュで拭いてあげましょう。

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◆体調チェック

ハリネズミは偏食であるため、やや食欲の偏りはみられますが一日中何も食べないことや好物を食べないことはないため、食欲があるかの観察が大切です。
排便の様子では、柔らかすぎたり下痢だったり、逆に便秘だったり色が普段と違ったりすることはないか観察しましょう。排便の変化があるときは、消化器系の病気になっている場合もあるため、続くようなら動物病院に相談しましょう。
また、以下のような様子が見られたら動物病院に相談するのがおすすめです。
・歩き方がいつもと違う
・目の周りに目やにがついている
・鼻水がたれている(または乾燥している)
毎日体調チェックを行い、少しの変化でもすぐに気がつけるようにしましょう。


ハリネズミにストレスを与えないための4つのポイント

ハリネズミ

◆ハリネズミのストレスサインは?

ハリネズミの特徴であるハリを立てているときです。ハリを立てているときは相手に対して威嚇しているときで、ハリを立てることは体力の消耗が激しいため、体に負担がかかってしまい、寿命にも影響があります。また、普段ほとんど鳴くことのないハリネズミが鳴くこともストレスサインとなっています。
便の色が変わっていたり、ハリが抜けたりすることもストレスが原因であることが多いため、日々の観察を行っていきましょう。
どんなときにストレスを感じるのか以下4点に気をつけましょう。

◆触りすぎない

ハリネズミは警戒心が強いため、触れ合うことがストレスになってしまいます。そのため、必要以上に触りすぎないようにしましょう。しかし、体調確認ができなくなってしまうため、全く触らないわけにもいかないので、ハリネズミにとってストレスにならないように、毎日少しずつスキンシップをとっていくことが大切です。

◆環境が整っていない

ハリネズミは夜行性の動物であるため、明るいところは苦手です。特に直射日光は一番のストレスになるので、窓際や直射日光の当たる場所は避けて、風通しの良い場所で飼育しましょう。
また、テレビの近くや人間がよく通る場所にハリネズミのケージを置くことも避けて、ハリネズミが落ち着いて生活できる場所を整えましょう。

◆音や振動が大きい

ハリネズミはとても敏感であるため、大きな物音や振動に注意が必要です。人間の生活音でもストレスを感じやすいため、人間が多く出入りするような部屋での飼育は避けましょう。

◆ほかの動物と接触する状況にある

ハリネズミは、ほかの動物と接触することでもストレスを感じます。そのため、すでにハリネズミ以外の動物を飼育していて、今後ハリネズミをペットとして飼育することを検討している場合は、同じ部屋での飼育をしないようにしたり、同じ時間に部屋の中を散歩させたりしないようにしましょう。


ハリネズミに多い病気

◆歯周病

ハリネズミは雑食性が高いため、多い病気の一つに歯周病があります。歯と歯肉の間で細菌が増殖してしまい、歯がぐらついてしまいます。ひどい場合には、顔面が腫れあがり、目の下から膿が出てきてしまうこともあります。
最初は内服薬で様子をみますが、それでもよくならない場合には全身麻酔で歯を抜くことも必要です。口腔腫瘍が潜んでいることもあるため、口の中の観察も日々行い、少しでもおかしいなと感じたら動物病院に相談しましょう。

◆疥癬

 
ハリネズミに多い病気として、疥癬(ダニ)があります。体をしきりに掻いていたり、ハリが抜け落ちていたり、フケが多いなどの症状が必ずみられます。場合によっては出血することもあり、更に症状が悪化すると食欲不振やストレスから死に至ることもあるため、疥癬の症状がみられた場合には、早めに動物病院に相談しましょう。


まとめ

ハリネズミは犬や猫などほかの動物に比べると平均寿命は短いですが、飼育環境によっては平均寿命より長く一緒に過ごす時間ができます。また、ちょっとしたハリネズミの行動などがとても可愛くて癒されることは間違いありません。ハリネズミとの生活を検討してみてはいかがでしょうか。



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