ピンク色のインコっているの?
ピンク色のフラミンゴのようにカラフルなインコも大変可愛らしいですよね。
そこで、インコをお迎えするならばピンク色のインコをお迎えしたいと考える方もいるのではないでしょうか?
ピンク色のインコ、実はいます!ピンク色のインコの詳しい紹介をしていきますね。
◆3種類いる
ピンク色なインコは、世界でも3種類確認されており、アキクサインコ、モモイロインコ、クルマサカオウムの3種類になります。
ピンク色のインコは3種類いることが分かりましたね。
しかし、それではなぜペットショップなどで見かけることがほとんどないのでしょうか?
◆見かけないのはなぜ
実はピンク色のインコは個体数が少なく、ほとんどペットとして流通していません。
そのため、飼っている方も非常に少なく全身がピンク色のインコをなかなか見かけることがないのです。
羽毛の一部がピンクみがかった個体などはたまに見かけますが、全身が鮮やかなピンク色をした上記で紹介した、3種類は貴重な存在であり、日本でもなかなかいない種類になります。
ピンク色のインコそれぞれを詳しく紹介していきます。
ピンク色のインコの種類
3種類のピンク色のインコについて、紹介していきます。
特徴などピンク色のインコを迎えたい方の参考になれば、幸いです。
◆アキクサインコ

アキクサインコはオーストラリア原産の小型サイズのインコになります。
その最大の特徴は、お腹や背中もほのかなピンク色をしており、鮮やかな目を引く見た目です。
全長19センチ前後の小型のインコであり、ペットとして人気があり、流通しているのは、ローズやルビノーと言われている品種改良された個体です。
オーストラリアの野生で生活しているアキクサインコは、背中の一部がピンク色ですが、尾羽やお腹付近は灰色の羽が混ざり、もう少し地味な色味をしています。
他にも野生のものは黒や青も混じっており、全身ピンク色というわけではありません。
寿命は8年〜15年前後と長く一緒にいることができ、販売価格は3万円前後のことが多いです。
また、より綺麗な色味のローズやルビノーなどは割高の傾向にあります。
性格はおとなしく飼育しやすいと言われており、マイペースな穏やかな個体が多いです。
しかし、オカメインコのように人にベタ慣れすることは少なく、飼い主さんとも程よい距離感で付き合うのがベストなインコです。
冒頭で紹介したように、流通するが少ないため、アキクサインコをお迎えしたい方は計画的に長期間お迎えの準備をする必要があります。
📌【おすすめ記事】桃色が美しいアキクサインコの生態と飼い方を紹介!必要な飼育用品は?
◆モモイロインコ

ピンクと白の羽が愛らしいモモイロインコはその名の通り、腹部などの1番目立つ部分が鮮やかなピンク色をしています。
頭や尾羽にかけては、白からグレーの色味をしており、可愛らしい印象を受けます。
全長35〜38センチ前後、体重350〜400g前後の中型のインコであり、原産国はオーストラリアになります。
オーストラリアには、色彩鮮やかな鳥が多く森林や市街地、農耕地域など広い場所で生息しています。
モモイロインコは、集団で行動するのを好むためお迎えの際には複数で飼育するのもおすすめです。
性格は人懐っこく、好奇心旺盛で人好きな個体が多いです。
飼い主さんとも密にコミュニケーションをとるため、ペットとしての人気も高い品種になります。
モモイロインコと品種名にインコと付いていますが、実はオウム科の鳥であり、頭には冠羽という飾り羽がついています。
さらには、セキセイインコなどと比べると身体も大きいため広い飼育スペースが必要になります。
販売価格は、20万円〜40万円ほどであり寿命は、20年から40年前後と長いです。
長い時間一緒に最後まで終生飼育する覚悟がないと飼えない品種になります。
📌【おすすめ記事】モモイロインコはどんな鳥?飼うときのポイント、値段などをご紹介
◆クルマサカオウム

オーストラリア原産のオウムであり、全長40センチ、体重400gと大型のオウムです。
特徴は、薄ピンクの羽毛と尾羽や冠羽は白色をしており、冠羽には鮮やかな赤も混じることがあります。
非常に大型のオウムであるため広い飼育スペースが必要であり、飼うには相当な覚悟が必要になります。
その理由でして、非常に長命なオウムであり、40年近く生きることから長期的な飼育が必要になります。
1番長命な子は動物園で飼育されていた、クッキーというクルマサカオウムであり、83歳まで生きた記録があります。
性格は非常に利口であり、人の言葉をよく覚えてお喋りします。
警戒心が強いため幼少期から慣れさせる必要がありますが、賢いのでコミュニケーションはとりやすいオウムになります。
慣れてくると飼い主さんの顔を覚えて、おやつをおねだりしたり、声を真似したり非常に賢いオウムです。
さらにクルマサカオウムには、夜明け前などに絶叫する癖があり、住宅街などで飼育するときには、近所迷惑になる可能性が高いです。
この叫び声に関しては、非常に頭の良いオウムのため一緒に飼育している犬や猫、飼い主さんの声などをマネして叫ぶこともあります。
完全防音の部屋などを用意して、クルマサカオウムを迎える必要があります。
販売価格は、希少価値も高く100万円前後します。
ピンク色のインコはどこで飼える?
冒頭でも紹介したように、ピンク色のインコは流通数も少なく希少価値が高い存在です。
すぐに入荷することもないため、欲しいピンク色のインコがいる場合には、インコやオウムの専門店で問い合わせするのがおすすめです。
お迎えまでに品種の特徴を調べておき、飼育スペースなどを準備して、いつでもお迎えができるように計画的にお迎えするのがポイントになります。
また、ピンク色のインコは寿命が長く長期的に飼う必要があります。
最後まで終生飼育することができるかどうか、飼い主さんが万が一病気になったりした時にどうするかなどあらゆる場面を想定して、家族で話し合いをしておきましょう。
インコの飼育グッズ
基本的なインコの飼育に必要なグッズについて紹介します。
インコの飼育を検討している方や、ピンク色のインコをお迎えするために準備している方は、参考にしてください。
ケージ
ケージはインコが安心して休めるように1番重要なグッズです。
その品種のサイズに合わせたものを選ぶようにしましょう。
さらには、頑丈で脱走できないものを選ぶことが大切です。
インコの場合には、ケージ内でも運動できるように高さのある広めのものを準備しましょう。
止まり木
止まり木はインコの飼育において大切です。
掴みやすい足のサイズに合わせた止まり木を複数高さを変えて設置してあげると、喜びますよ。
また、備え付けの止まり木はツルツルして掴みどころがなく転落してしまう可能性があります。
おすすめは天然木を使用した止まり木であり、真っ直ぐよりも、多少湾曲したものを選ぶと自然の飼育環境に近くインコのストレス発散にもなります。
その品種にあわせた止まり木を選ぶようにしましょう。
おもちゃ
インコのストレス発散のためにもおもちゃをいくつか用意しましょう。
鏡や掴んで遊べる紐状のもの、鈴がついた音が鳴るものなどインコの好みに合わせたおもちゃを選んであげると喜びます。
はしごやかじり木など活発な子には動き回れるタイプのおもちゃ、賢い子には知育要素のあるおもちゃなどがおすすめです。
一つ注意したいのは、ケージにおもちゃを入れ過ぎてしまうとインコの動けるスペースが減ってしまい、逆にストレスを感じる要因にもなります。
おもちゃは選りすぐりのものを数個いれるようにしましょう。
飽き性な子にはローテーションして、おもちゃを変えてあげても良いでしょう。
エサ
その品種にあわせた餌を準備します。種子や昆虫類など栄養が偏らないように数種類用意します。
フルーツや小松菜といった野菜や果物も与えてビタミン不足にならないようにしましょう。
フルーツは甘味があり、嗜好性も高いですが与えすぎは肥満の原因にもなるため、おやつとしてちょっと少ないかな?と思うぐらいの量を与えます。
さらには、いつでも新鮮なものを食べることができるようにこまめに餌を補充して、新しいものに変更するようにしましょう。
水入れ
水入れは飲み水を清潔に保つことができる形状のものを選びます。
たまに水皿で水浴びをしてしまう子もいるため、飲み水が汚れない設計の水入れを用意すると、安心です。
ヒーター
インコは温暖な地域出身であることが多く、日本の冬場はヒーターが必要です。
インコのサイズに合わせてヒーターを準備しましょう。
火傷しないようにカバー付きのヒーターやヒーターのほかに防寒カバーなどを準備しておくと安心ですよ。
まとめ
ピンク色のインコについて紹介しました。
可愛らしいピンク色のインコですが、希少価値が高くすぐにお迎えできないこともあります。
ピンクの色のインコは計画的にお迎えしましょう。
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