日本に生息しているハト6種類をご紹介!それぞれの特徴とは

2023.10.17

日本に生息しているハト6種類をご紹介!それぞれの特徴とは

皆さんは日本に生息しているハトは、どんなハトをご存じですか? 有名なのはドバト(レース鳩)やキジバトではないでしょうか? しかし日本には13種類ものハトが生息しているのをご存じでしょうか? 身近なハトから希少種のハトまで、絶滅危惧種に指定されている幻のハトなどもご紹介します。


日本にいる鳩にはどんな種類がいる?

皆さんは、どんなハトをご存じですか?
よく街中で見かけているであろう『ドバト』や、朝方に特徴的な鳴き声で鳴いているキジバト。
マジックの時に登場する白いハトなど、一口にハトといってもたくさんの種類が認められています。

世界には290種類のハトがいると言われていますが、そのうち日本には13種類もの在来種が生息しているのです。

今回はそんな中でも探せばお目にかかれるであろうハトから、ちょっと珍しいハトなどもご紹介いたします!


身近なハト3種

◆カワラバト

カワラバト

【分類】
ハト目ハト科カワラバト属

【生息地】
ヨーロッパ、中央アジア、北アフリカなどの乾燥地帯に分布。世界中に生息。

【大きさ】
33cm・300~400g

【色の特徴】
灰色で首元が緑色に光っている。
ドバトの体色には、灰色系、灰胡麻系、黒胡麻系、栗胡麻系、栗色系、そして白い羽根を持つものもいます。
それらが掛け合わさって、黒胡麻のモザイク(黒胡麻×白系)、灰胡麻のモザイク(灰胡麻×白系)などの色のハトが出現します。

中央アジアやヨーロッパなどにいる『カワラバト』を飼育・家畜用に飼育されたハトのことを『ドバト』といいます。
もともとは野生のハトで、人に慣れやすいことから伝書バトとして飼育されてきました。

ドバトは現在では世界中の市街地に野生化して生息しており、日本では駅前や公園、橋の下、神社やお寺などで活動しています。
都市部で見かけるドバトはとても人間社会に馴れていて、人を見ると餌を求めて寄ってくる個体がいる一方、田舎のドバトは他の鳥と比べ警戒心が弱い程度です。

繁殖力が強く、群れを作って行動するのが特徴で、最大では100羽を超すこともあります。

ドバトは羽色が最近では多色におよび、普通は灰色のものが多いですが、個体によっては白や茶色など、いろいろな色がミックスされて様々な模様が見られます。

ドバトは1年中求愛行動がみられます。
オスは体を膨らませ首を上下にクウックウックウッとメスに近づき求愛します。

自然界での寿命は5~20年と言われています。

◆キジバト

キジバト

【分類】
ハト目ハト科キジバト属

【生息地】
ユーラシア大陸東部、日本

【大きさ】
33cm・230g

【色の特徴】
茶褐色で首に青と黒のうろこのような見ようがあり、まんまるのオレンジ色の目をしている。

キジバトの名前の由来は、キジと言えば派手な色のイメージですが、派手なのはオスの方のキジで、メスは茶色い色をしています。
このメスのキジの色がキジバトととても似ているのでキジバトという名前が付けられたそうです。
別名ヤマバト。

1~2羽でいる事が多く、3~4羽でいたとすれば家族であることが多く、基本的に単独行動が多くあまり群れたがらない。

キジバトは元々山に生息しているハトですが、最近では普通に市街地にもいて、ドバトと同類の生活をしているものも見られます。
キジバトもドバト同様、1年十繁殖することが可能ですが、親鳥の健康状態で変わってくるので冬はやはり敬遠され4月~10月に集中します。
早朝に『デーデーポッポー』と特徴のある鳴き声を聞いたことがありませんか?
この特徴的な鳴き声がキジバトです。
キジバトは幸運のシンボルともされているのをご存じでしょうか?
キジバトはドバトのように集団で行動することはなく、単独行動、若しくは1年中つがいで行動するハトです。
ペアで力を合わせて子育てをするキジバトは、夫婦円満、家内安全の象徴とされているのです。
そこでキジバトが家に巣を作ると、その家は夫婦円満や家内安全などの幸運がもたらされる、と言われるようになったのです。
因みに風水では鳥は神の使いとされていて、家に鳥が住み着くことは最高の幸運とされています。

しかし、可愛いハトたちではありますが、ドバト・キジバトによる被害も多くあります。
ハトによる被害としては①糞害、②ダニなどの寄生虫、③悪臭・騒音、④農作物被害、⑤生活被害です。
繁殖力がとても強く、十分な餌があれば年に8回も繁殖が可能なのです。
ハトは首にある『そのう』からピジョンミルクと呼ばれる分泌物が生成され、それを雛に与えて育てるので、冬の餌が無い時期でも1年中子育てが可能なのです。しかもオスもピジョンミルクを生成できます。
そしてハトは一度巣やねぐらとして決めた場所には何が何でも戻ろうとする強い執着性、帰巣性を持っているのです。
もし一度でもベランダなどに巣作りをされてしまったら、駆除するのはとても大変です。
その場合はハトを駆除してくれる業者さんに相談してみるのもひとつの方法です。

◆アオバト

アオバト

【分類】
ハト目ハト科アオバト属

【生息地】
中国・台湾、日本列島

【大きさ】
33cm

【色の特徴】
オリーブ色

アオバトは海岸で塩水を飲むという珍しい習性を持つことで知られています。
海水を飲む理由としては、食事で不足するナトリウムを補いたいからだそうです。

アオバトの主食の木の実にはナトリウムが含まれておらず、子育てのために十分な栄養を摂取するために海水を飲んでナトリウムを補うようになったそうです。

他にも特徴的なのは、アオバトは羽根が抜けやすい性質を持っています。
これは理由としては、天敵から逃れるためにもし羽根を掴まれてもガッシリと掴まれていなければスルッと逃げることが出来るのだそうです。

基本的に1~2羽でいる事が多く、3~4羽でいたとすれば家族であることが多いそう。
単独行動が多くあまり群れたがらない。


希少種のハト3種

◆キンバト

キンバト

【分類】
ハト目ハト科

【生息地】
宮古島以南の南西諸島にのみ生息(西表島・石垣島・与那国島)
美しい熱帯系の小型のハト。

【大きさ】
25cm・120g

【色の特徴】
羽根、背中は金属光沢のある緑色で、頭はオスは灰青色、メスは褐色。
くちばしと脚は赤色の美しい色彩をしている。

絶滅危惧IB類(EN)といして定められており、天然記念物にも七されている。

警戒心が強く薄暗い森林を好み、地表を徘徊しながら採食活動を行う。
日中は密林の中で生活し、日の出・日没の時間になると林道や草原・農耕地などに飛んでいき採餌する。

◆シラコバト

シラコバト

【分類】
ハト目ハト科キジバト属

【生息地】
本州(稀に繁殖:茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉、旅鳥:新潟・福島・東京・神奈川・島根)
埼玉県越谷市付近に生息する天然記念物
※越谷市の鳥として指定されており埼玉県の県鳥に指定されている。

【大きさ】
32.5cm

【色の特徴】
白身を帯びた茶色・首に黒い線のような模様がある

一時絶滅の危機に瀕したハトですが、最近埼玉東部を中心によく見られるようになりました。
毎日だいたい決まった時間に採食地に出向いて採食をする。
エサは植物質が中心で畜舎で見かけることが多い。
畜舎では穀類、野外では野草、野菜、種子などを食べる。

絶滅危惧IB類(EN)・・・絶滅危惧
※天然記念物に指定されています

◆カラスバト

カラスバト

【分類】
ハト目ハト科カワラバト属

【生息地】
本州・四国・九州の暖かい太平洋岸に生息

【大きさ】
40cm

【色の特徴】
光沢のある黒紫色

成熟した広葉樹林に生息し、地面や樹冠の中で木の実を求めて採食します。
琉球列島では松林を好みます。
体長はハトの仲間では一番大きく40cmあります。
ドバトよりも大きく、尾も比較的長いです。
島などに住み着き繁殖力が弱いために個体の数が減少していて、とても貴重な鳥類のひとつとなっています。
ドバトやキジバトは最も人間に慣れているハトで、アオバトも警戒心が弱いタイプですが、カラスバトはハト科において例外的に人間に対する警戒心が非常に強いタイプです。
ドバトの中にも真っ黒いハトが紛れていることがあるのですが、これはカラスバトではありません。
ドバトがカラスに襲われたりすることが多いので保護色になって同類であると見せかけるために羽根が黒くなってきたのだそうです。
最近本当に黒いドバトが増えてきているので、ドバトを見つけた際には是非チェックしてみてくださいね。

準絶滅危惧(NT)・・・準絶滅危惧
※天然記念物に指定されています


まとめ

今回は日本に生息する身近なハトや珍しいハトをご紹介しました。
絶滅危惧種に指定されるような美しいハトが存在していることに驚きました。
人間が自然を荒らしてしまうことで、生きていけなくなったり、絶滅に追いやられる動物、野鳥が多く存在していることに悲しみを感じますが、またそれを人間の力によって回復していけるように、出来ることを探していきたいですね。



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