文鳥と十姉妹(ジュウシマツ)は何が違うの?共通点も教えて!

2024.05.18

文鳥と十姉妹(ジュウシマツ)は何が違うの?共通点も教えて!

皆さんは文鳥と十姉妹(ジュウシマツ)の違いをご存じでしょうか? インコやオウムよりも小さく、そして落ち着いたカラーの小鳥たち。 詳細な違いについては詳しく知らない方も多いのではないでしょうか? 文鳥もジュウシマツも実際には品種も多岐にわたり、個性も様々で、とても愛らしい小鳥たちなんです。 今回はそんな文鳥・ジュウシマツについて詳しく記事にまとめてみました。


文鳥とは

文鳥

分類:スズメ目カエデチョウ科キンパラ属
原産国:東南アジア(ジャワ島またはバリ島)
体長:約14~17cm
重さ:23~27g

◆〔品種①〕ノーマル文鳥

野生の文鳥です。
またはそれと同じ模様のものをいいます。
真っ白な頬に真っ赤なサンゴのようなくちばし、黒い頭に灰色の胸。
美しい色のコントラストできっと皆さんもご存じの定番色でしょう。

◆〔品種②〕桜文鳥

ノーマル文鳥に白いまだら模様が入って、桜の花びらのような美しさがあることからこの名前が付けられました。

◆〔品種③〕白文鳥

ノーマル文鳥に色素を抑える遺伝子を加えたことで白くなった文鳥です。
現在は定番カラーで日本で開発、生まれたことから『Japanese Rice Bird』とも呼ばれています。

◆〔品種④〕シナモン文鳥(フォーン文鳥)

シナモン文鳥はノーマルと同じ模様ですがカラーが全体的に茶色の比較的新しい品種で、1970年代にオランダで生まれました。

◆〔品種⑤〕シルバー文鳥

ノーマルカラーが全体的に薄くなり、全体的にシルバー(銀灰色)になった品種です。
こちらも色素を抑える遺伝子が使われているようで1980年代にヨーロッパで生まれました。

文鳥は、艶やかで美しい羽毛と優しいさえずりが可愛らしい小鳥です。
ペットの小鳥と言えばインコ、文鳥というほど定番なペットでしょう。
鳴き声も他の鳥類に比べて小さいので飼いやすいでしょう。
日本には江戸時代に持ち込まれました。
性格はやや気が強いところもありますが、人間に友好的でとても懐きやすいです。
野生種は米を常食するのだそうで『ライスバート』とも呼ばれています。

オス・メスの見分け方は多少難しいですが見慣れてくると簡単に判別できます。
オスはくちばしがメスより太く、色は濃い赤色をしています。
メスはオスに比べ細めのくちばしで色も薄い赤色をしています。
アイリング(目の周りの縁取り)も同様でオスははっきりとした赤色、メスはピンクから白っぽい薄い色をしています。

フィンチの中でも寒暖には比較的強い方で丈夫な種類であると言われています。
ヒナから育てていくととてもよく懐き、人間べったりの手乗りになります。
成鳥から飼育したとしても、時間をかけて少しずつ慣らしていくと手乗りになる子もいます。

性格がはっきりしていて、気の強い子や好き嫌いの激しい子などがいますが、手乗りにすると基本的に飼い主さんにはベタ慣れしてくれるでしょう。
インコのようにおしゃべりはしませんが、音マネなどをする子がいます。
丈夫で飼育しやすく、寒暖に強いですが気温の低い時期はペットヒーターで保温が必要になります。

文鳥は水浴びが好きなので、暖かくなってきたら水浴び用の容器を入れてあげると喜びます。
ジュウシマツのように性格が穏やかではないので、多頭飼いは向いていません。

性別関係なく激しい喧嘩を繰り広げますので、気の合う相性の良いペア以外の同居は難しいでしょう。
ペアリングをする時のお見合いは慎重にしないといけません。

また鳴き声はインコと比べ静かなため、近隣への心配が少ないことが魅力のひとつです。


ジュウシマツ(十姉妹)とは

ジュウシマツ

分類:スズメ目カエデチョウ科キンパラ属
原産国:江戸時代に中国から持ち込まれたチュウゴクコシジロキンパラを品種改良したものなので原産国、野生種は存在しない。
体長:約12cm

◆〔品種①〕並ジュウシマツ

茶色が多く表れている品種で模様は同じものはなく不規則で個体により異なります。

◆〔品種②〕小斑ジュウシマツ

白色が多く出ている品種で茶色の模様も入っていますが並ジュウシマツと比べるととても小さいです。

◆〔品種③〕白ジュウシマツ

全身真っ白な品種ですが、黒い目で赤目ではありませんのでアルビノではありません。

◆〔品種④〕芸ものジュウシマツ

巻き毛が入っている品種の総称をいいます。
梵天・大納言・キングなどがあります。

◆〔品種⑤〕ヨーロッパ系

ヨーロッパで品種改良された品種で体長が13cm以上の大きさで日本の伝統種と比べると多少大きめになります。
セルフチョコレート・セルフチェスナット・セルフフォーン・パールチョコレートなど複数の種類があります。

性格はとても穏やかで他のジュウシマツとのケンカも殆どありません。
他のジュウシマツにいじめられることはありますが、こちらから攻撃することは少なくとても平和な鳥さんです。
同じケージでの多頭飼いも可能ですからにぎやかな様子も楽しめますよ。

メスは繁殖を始めると一日1個ずつ卵を産み、合計4~5個程度になると抱卵を始めます。
繁殖する様子を観察してみたいという方にはとても最適な鳥さんになります。

人にも懐きますが、人間に対して憶病なところもありますので無理にスキンシップを図るよりは観賞用として飼育したいと思っている方におすすめです。
もしジュウシマツを手乗りにしたいのであれば、ヒナはペットショップにはあまり出回らないため自宅で繁殖をし、メスが産卵、抱卵、孵化したのちに人が挿し餌できるサイズになった時に親から離し、人の手で育て始めるのがポイントです。

寒さには強いですが、真冬は一般的な保温をしてあげた方が良いでしょう。


文鳥とジュウシマツの共通点

◆共通点①分類

文鳥とジュウシマツはどちらも分類が『スズメ目カエデチョウ科キンパラ属』です。

◆共通点②ルーツ

文鳥とジュウシマツはいずれも江戸時代にアジア圏から持ち込まれた鳥類であるということで、非常に似通った特徴を持ち合わせております。

◆共通点③大きさ

文鳥は全長で約14~17cm程度、
ジュウシマツは12cm程度で体重は12~18g。
どちらもかなり小さ目の品種になります。
ジュウシマツの方がさらに小柄になります。

◆共通点④なつく

文鳥もジュウシマツも共に、人間慣れし、手乗りにすることができます。
性格的には人間に懐きやすいのは文鳥で大人しいのはジュウシマツです。

文鳥は人間に懐きやすいですが、気に入らないと攻撃します。
人間と信頼関係が築けるととても甘えん坊になりますが、懐いていない相手だと攻撃的になってしまいます。

ケージから出してあげると、大好きな飼い主が居る場合は他の止まり木などには止まらず、真っ直ぐに飼い主の手や頭などに乗ろうとします。
頭が良いので人を区別し、感情も察知すると言われています。

ジュウシマツはちょっと憶病で寂しがりやで攻撃性はなく大人しいです。
ジュウシマツは大人しく寂しがり屋なので多頭飼いにも向いているのですが、反面で近親交配が多くなってしまい障害を持って生まれてくる割合も高くなります。

繁殖を望まないのであれば、一羽で飼っても問題はないでしょうが、文鳥のようなべったりとした手乗りにするのは難しいようです。


文鳥とジュウシマツの違い

文鳥とジュウシマツ

文鳥とジュウシマツは、どちらもペットとして昔から人気が高い小鳥です。
どちらも小鳥の仲間のなかでも体長が12~17cmくらいと小さく飼いやすいです。
品種により見分けづらいこともありますが、よく観察してみると文鳥とジュウシマツには決定的な違いがあることが解かります。
体長に関しては、ジュウシマツよりも文鳥の方がやや大きいです。

◆色や柄などの見た目が違う

文鳥もジュウシマツも様々な羽色の子が存在し、品種によっては文鳥とジュウシマツを見分けるのが難しいものもあります。
文鳥とジュウシマツの見分け方としては、くちばしの色で見分けることが可能です。

文鳥はくちばしの根元の部分がピンク色をしていますが、ジュウシマツはくちばしの根元の部分が薄い黄色、灰色、黒などの色をしています。
ペットショップなどに行って、是非確認してみてくださいね。

◆野生種の有無が違う

文鳥は原種に近い羽色の品種がペットとして売られているので野生種が存在していると言えます。

しかしジュウシマツは中国から輸入されたチュウゴクコシジロキンパラを品種改良していったものなので、野生種は存在しないことになります。
文鳥は野生種が存在し、ジュウシマツは野生種が存在しないということになります。

以前の文鳥の原産地は東南アジアのジャワ島、バリ島とされていましたが、最近ではフィリピンやマレーシア、メキシコ、ハワイ、日本と世界各国に渡っています。
野生種か野生種ではないかで何が違うのかと言いますと、文鳥は野生種が存在するので、もしケージから逃げてしまったとしても生存していくことが出来る可能性が高いですが、ペットとして品種改良されたジュウシマツは飛ぶ力が弱いのでケージから逃げてしまった場合、野生では長く生きられないと言われているのです。

他の鳥、インコやオウムなどにも言えることですが、品種改良されたものより野生種のものの方が生命力が強いということになります。


まとめ

今回は文鳥とジュウシマツの違いについてまとめてみました。
これから文鳥やジュウシマツをお迎えする方に参考になりましたら幸いです。
こんなに小さく可愛らしい小鳥たちにも多種多様な品種があり、個性があることに驚かされますね。
そして知れば知るほど、小鳥たちの魅力に引き込まれ、自分のお気に入りを見つけるのに時間がかかりそうですね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。



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