1.ソロモンオウムの生息地
2.ソロモンオウムの特徴
2-1.外見
2-2.鳴き声
2-3.大きさ
2-4.平均寿命
2-5.性格
4.ソロモンオウムはペットとして飼育できる?
4-1.飼育は可能
4-2.ソロモンオウムの価格
4-3.飼育時に気を付けるポイント
ソロモンオウムの生息地
ソロモンオウム(学名:Cacatua ducorpsii)(英名:Slomons Cockatoo)
ソロモンオウムの学名はオウム目オウム科オウム属に属する鳥の一種です。
タイハクオウムよりは小さく、シロビタイムジオウムよりは大きいです。
ソロモン諸島にだけいる固有種で、南部にあるマキラ島を除いてソロモン諸島全域に生息しています。
低地の熱帯雨林、二次林、造成地、庭などに棲息しています。
ソロモンオウムの特徴
◆外見
真っ白なボディに青白いくちばしを持っています。
よく見てみると羽根の基部に少しだけオレンジかかったクリーム色も入っています。
体長は30cmほどで体の大部分が白色です。
目の周りが青く、薄いグレーのくちばしをしています。
純白の体に立派な冠羽を携えた美しいソロモンオウムはとても人気が高いオウムで、ペットショップに入荷された途端すぐに予約されてしまうほどの人気があります。
◆鳴き声
よくソロモンオウムは雄叫びをあげないから飼いやすいと言われているようですが、実際は雄叫びをあげます。
ただキバタンなどのような大絶叫は挙げません。
しかしかなりの大きさの鳴き声なので、ご近所迷惑にならないような防音対策も必要になってきます。
例えばリビングに人が居なくなると呼び鳴きをしてしまう子もいます。
解決策としては、人がお家にいるときは放鳥してあげる。
または誰かが構ってあげる。
話しかけてあげるのは物凄い効果的です。
行ってくるとき、帰ってきたとき、数分でいいので話しかけてあげてください。
言葉も覚えますし、納得もしてくれるでしょう。
◆大きさ
体長:30cm 体重:約390gでタイハクオウムよりは小柄になります。
ちなみにタイハクオウムは
体長:500~600gあります。
◆平均寿命
日本でソロモンオウムを飼育している人の数はそれほど多くはありません。
それゆえソロモンオウムの平均寿命や性格などは、詳しく知っている人が少ないのが現実です。
ソロモンオウムの平均寿命はだいたい30~40年と言われています。
人間と同じとまではいきませんが非常に長生きをする鳥です。
飼い主が自分の年齢も考慮して、きちんと最期まで面倒を見てあげられるかどうか、きちんと見極めてペットとして迎え入れるかどうかを考えるのも大事な選択肢のひとつですね。
◆性格
ソロモンオウムは構ってもらうのが大好きなオウムですから毎日必ず遊んであげてください。
そしてソロモンオウムはさっぱりとした性格をしていて人にはあまり懐かないとも言われています。
実際のところは、小さいころからきちんとスキンシップを取っていれば必ず人に良く懐きます。
ヒナのころから飼いだすととてもよく懐くでしょう。
人が大好きで甘えん坊、人が近くに寄ってくると『カキカキして!』と頭を出してくるような可愛い子もいます。
あなたの愛情を沢山注いであげれば、たくさんのお喋りもしますし、たくさんの芸も覚えてくれますよ!
そして白色オウムたちは他の鳥たちと比べると手をかけてあげないといけない種類でもあります。
ストレスを自ら解消するのが苦手なようです。
他の鳥でしたら何か自分の思い通りにいかないとき、諦めたり、ボーとしてみたり、別のことに目を向けて一人遊びをしたりしますが、白色オウムはそれが出来なくてイライラしたり悲しんだりします。
飼い主が構ってくれるまでひたすら待ち続けたりも。
しかしプラスの面も沢山あって、フレンドリーなところ、ノリが良い性格であること、一緒に遊ぶのがとても楽しくできること。
そんな感情豊かなソロモンオウムを家族の一員としてお迎えしたら、楽しい毎日を送ることが出来そうですね!
ソロモンオウムの食性
ソロモンオウムの食性は花の種子、塊茎、球茎、果実、花や昆虫などです。
また野生では群れを作って採食をします。
ペットとしてソロモンオウムを飼育する場合、何をあげればいいのでしょうか?
インコも食しているペレットが一番栄養価も良くお勧めです。
ペレットをしっかりとあげていれば、他に餌をあげる必要はありません。
ペレット以外には、シードをあげるという選択肢もあります。
シードミックスになりますが、皮つきで食べる楽しみもありソロモンオウムは美味しいので喜んで食べるでしょう。
しかし脂質を取りすぎてしまうという欠点もあります。
そのためシードミックスにプラスして青菜(小松菜など)やフルーツの副食も毎日与える必要が出てきます。
あくまでペレットを主食として、おやつやオウムのお楽しみとしてミックスシードを与える、という方がいいでしょう。
またソロモンオウムの大好物はひまわりの種です。
特に大粒で実がぎっしり詰まっているものがおススメで、くちばしを上手に使って殻を割って食べ、ストレス発散にも繋がります。
そしてひまわりの種は栄養価がとても高く脂肪分がぎっしり含まれていて多く与えるのは太ってしまう可能性がありますので避けましょう。
ちょっとしたご褒美に少量ずつ与えるのに向いていると言えましょう。
最終的には飼い主さんが自分の愛鳥に一番幸せを与えられる餌を選択してあげてくださいね。
ソロモンオウムはペットとして飼育できる?
ソロモンオウムは体長が約30cm程度で、他のインコやオウムと比べるとやや小柄な方で、声も小さ目で飼育しやすいです。
◆飼育は可能
ソロモンオウムは、他の大型インコやオウムたちと比べてもおしゃべりが苦手です。
ドライな性格で人間には懐きにくいと言われていますが、実際のところはオウムが小さいころからスキンシップをしっかりと取っていればとても人懐っこい性格の個体に育ちますからご安心ください!
頭も良く、おしゃべりも上手で、芸達者なところもあり、他の白色オウムと同様ですので、ペットとして迎え入れ沢山遊んだりコミュニケーションがとりたい方にお勧めしたいです。
人間と同様の温度帯で快適に生活できますので、室温に関する問題はないでしょう。
◆ソロモンオウムの価格
ソロモンオウムはタイハクオウムよりもやや小柄で値段も大きさに比例してやや控えめです。
ソロモンオウムはだいたい600,000円、タイハクオウムは800,000円程度です。
ヒナからお迎えすると少々安くお迎えすることが可能でしょう。
ソロモンオウムを実際にたり購入することが出来る場所は、大型ペットショップ以外にもネットショップや大型インコやオウム、フクロウなどを扱っているカフェなどもあります。
あなたのお住いの近くにどんな選択肢があるのか是非検索してみてくださいね。
◆飼育時に気を付けるポイント
ソロモンオウムは興奮すると鳴き声が大きくなるという欠点があります。
ソロモンオウムはとても長生きをする鳥ですが、生き物ですからちょっとしたことで病気になってしまうこともあります。
ソロモンオウムがかかりやすい病気というものもあります。
知識として頭に入っていれば、いち早く症状に気づくことが出来ます。
そして早く気づいてあげることで早期の治療が可能となり少ない負担で済みます。
ソロモンオウムがかかりやすい病気をまとめてみました。
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