飼いやすい小動物の基準と選び方。初心者にも飼いやすいおすすめの小動物6選

2022.03.24

飼いやすい小動物の基準と選び方。初心者にも飼いやすいおすすめの小動物6選

ペットを迎える人が増えているなか、小動物は「飼いやすい」と人気が高まっています。しかし「飼いやすい」といっても色々な意味があります。ペットを飼ううえで重視したいことや、譲れないことなどをリストアップして自分にとって飼いやすい小動物とはどんな種類なのかを考えてみましょう。あわせてペット飼育初心者におすすめの小動物を6種類紹介します。

【目次】
1.飼いやすいとはどういうことなのか

2.ペットを飼うときどんなことを重視するのか
 2-1.価格がお手頃であること
 2-2.飼育費用があまりかからないこと
 2-3.鳴かないこと
 2-4.生活リズムがあっていること
 2-5.エサのこと
 2-6.臭わないこと
 2-7.お世話の頻度が少ないこと
 2-8.気性が穏やかなこと
 2-9.しつけがしやすいこと
 2-10.人に良く慣れること
 2-11.飼育環境のこと

3.ペット初心者にもおすすめの比較的飼いやすい小動物
 3-1.ハムスター
 3-2.ネザーランドドワーフ
 3-3.セキセイインコ
 3-4.フェレット
 3-5.ヒョウモントカゲモドキ
 3-6.アカヒレ

4.最後まで責任をもって育てる

5.まとめ


飼いやすいとはどういうことなのか

ペットを飼っている家庭が増えている中、ペットの中でも人気なのが飼いやすい小動物です。人気のペットのランキング上位には必ずといって良いほど飼いやすい小動物が入ります。

まず初心者が知っておきたいのは、なにをもって飼いやすいと言えるのかという事です。可愛いと言ってもペットは生き物なのでメリットだけではなく、デメリットも当然ですがあります。また人によっては飼いやすい小動物との相性もあります。例を挙げるとペットの体臭は気にならなくても、住環境の関係で鳴き声が大きいのは向いていない場合もあります。
それらの要素を見て飼いやすい小動物かどうか判断するべきです。ではどんな事を考えればいいのか紹介していきます。


ペットを飼うときどんなことを重視するのか

◆価格がお手頃であること

ペットを飼う時に真っ先に考えることは値段についてです。小動物は値段が安い傾向にあるのも人気がある理由の一つです。ですが価格が安価だからといって、簡単に迎え入れてはいけません。
ペットを飼うにはまず十分な飼育用品が必要になります。おそらくペット自体の価格より高額になるでしょう。安価なグッズはありますが、ペットにとって充実した飼育環境にしたいと思ったり、レイアウトにこだわりがある場合は多額の費用が掛かります。
どんなペットでも、経済的に余裕のない場合は迎えないほうが良いです。

お手頃で飼いやすい小動物の例:ハムスター

◆飼育費用があまりかからないこと

飼いやすい小動物を安く買えたとしてもそれだけで安心してはいけません。エサ代などの飼育費用を考える必要があります。また病気になったら病院代や薬代などかかることも念頭に置いておいて下さい。ですので飼育費用の面でも飼いやすい小動物を選ぶのが初心者にはおすすめです。

飼育費用があまりかからない飼いやすい小動物の例:セキセイインコ

◆鳴かないこと

鳴き声が静かな生き物も人気の理由の一つによく挙げられます。爬虫類やアクア系は鳴かないため、飼いやすい小動物としてはおすすめです。逆に鳥や哺乳類の一部は静かなことを求めるのは厳しいので避けた方がいいでしょう。鳴かない哺乳類の代表としてはウサギなどが挙げられます。住んでいる場所が賃貸だった場合は鳴き声は問題になるので気を付ける必要があります。また、鳴かない場合でも回し車などで生活音が響くこともありえます。鳴かないことは飼いやすい小動物の条件です。

鳴かない飼いやすい小動物の例:ウサギ

◆生活リズムがあっていること

ペットの動物と生活リズムがあっていることも重要な要素です。動物によっては夜行性と昼行性とに分かれます。エサをやったり可愛がるのも自分のライフスタイルと全く逆の場合、触れ合う時間が短くなりお互いにとって良くありません。
また、夜行性の生き物の場合、飼い主さんが寝ているときに活発に動くため、夜間、音がストレスになることもあるでしょう。
自分のライフスタイルもあわせて飼いやすい小動物を選びましょう。

昼行性の飼いやすい小動物の例:セキセイインコ
夜行性の飼いやすい小動物の例:ハリネズミ

◆エサのこと

飼いやすい小動物を選ぶ際にはエサの事も重要です。牧草やペレットだけで平気な子もいれば、生きているコオロギなど生餌を食べさせた方がいいペットもいます。エサによっても飼育難易度が上がるので気を付けましょう。

生餌を食べる飼いやすい小動物の例:ヒョウモントカゲモドキ

◆臭わないこと

生き物である以上、動物の匂いは避ける事ができません。動物の匂いが気になるという人は飼う前にその点を考えた方がいいかもしれません。例えばフェレットは、毛皮を乾燥から守る皮脂が分泌されるため特有の強い臭いがあるので注意が必要です。

においが気になりにくく飼いやすい小動物の例:セキセイインコ

◆お世話の頻度が少ないこと

お世話の頻度が少ない事も飼いやすい小動物に選ばれる理由に挙げられます。動物の小ささや年齢のよっては一日のエサの回数が多くなることもあります。またフンなどのトイレの始末のための掃除の回数も気にしておく必要があります。そのほかにもブラッシングやシャンプーの手間もあります。
もちろん生き物なのですから全くお世話の必要がないペットはいませんし、放置していても平気なペットは存在しません。

お世話の手間が少なく飼いやすい小動物の例:リクガメ

◆気性が穏やかなこと

ペットの気性が自分と合うかも重要なポイントです。警戒心が強い生き物だと知らないで飼うと激しい気性で攻撃してきたり、触らせてくれなかったりなど、ペットを飼う意義に悩むことになる人も多いと思います。初心者の人の場合、ペットを選ぶ際には穏やかな性格の動物を選んだ方が飼育難易度は低いと思います。

気性が穏やかで飼いやすい小動物の例:モルモット

◆しつけがしやすいこと

ペットのしつけがしやすいことも考える必要があります。例えばトイレのしつけですが、小動物の中にはしつけるとある程度決まった場所でトイレができる種類と、どんな場所でも関係なく排泄してしまう子がいます。
こまめに掃除ができない場合は部屋の悪臭の原因にもなります。

しつけがしやすければ、それだけ愛情を受け取ってくれるように感じるのでより愛着を持つものですが小動物は犬や猫のようにしつけることは難しいということを覚えておく必要があるでしょう。

しつけがしやすく飼いやすい小動物の例:フェレット

◆人に良く慣れること

飼いやすい小動物を選ぶ際に人に慣れやすいところも人気に上がる理由です。せっかく手間暇をかけて飼うのですからその報酬としてなついて欲しいというのは人として普通の感情です。
小動物と犬猫では飼い方が異なってくるので
爬虫類やアクアリウム系のペットは基本的になつきませんので、ほどよい距離感で暮らしてください。

人になつきやすく飼いやすい小動物の例:デグー

◆飼育環境のこと

飼いやすい小動物を選ぶ際は飼育環境も大事です。温度を一定に保つ必要があったり一軒家でないのなら防音設備が必要である場合もあります。また広いスペースがなければダメであったり、よく運動させなければストレスで病気になってしまうとなるとその条件を満たすことができない人は飼う事をやめておいたほうがいいかもしれません。
爬虫類や熱帯魚などは大きな水槽とヒーターなどが必要なので電気代も高くなります。

狭い飼育環境でも飼える飼いやすい小動物の例:ハムスター


ペット初心者にもおすすめの比較的飼いやすい小動物

ここからはペット初心者にもおすすめの飼いやすい小動物を6種類紹介していきます。

◆ハムスター

ハムスター

ハムスターは飼いやすい小動物のランキングの上位に必ず入ってくる人気のペットです。
見た目も愛らしく、色々な性格の子がいるので選ぶことも楽しそうですよね。

・ハムスターの飼いやすさ

ハムスターを飼うメリットは色々ありますが、小さなケージで飼う事ができるのでお迎えがしやすく掃除が簡単なことや飼育費等がお手頃という事が挙げられます。また一人暮らしでペット不可のマンションなどでも省スペースで飼う事ができる可能性が高いことも挙げられます。

・ハムスターの飼いにくさ

ハムスターのデメリットは寿命が短い事です。長くても3年しか生きられないのでお別れはかなり早くなってしまうでしょう。またハムスターは夜行性なので生活リズムが合わない人は気を付けましょう。夜に回し車を回すと思ったより音が響くことがある点も注意が必要です。あとは多頭飼いをすると繁殖をしやすいのでその点も注意が必要です。

◆ネザーランドドワーフ

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ウサギの中でも一番人気に挙がるのがネザーランドドワーフです。愛らしく存在感があるので人気なのもわかりますね。

・ネザーランドドワーフの飼いやすさ

ネザーランドドワーフは存在感がありケージが小さめでも飼いやすいので初心者におすすめです。活発で感情表現が豊かでなつくのも人気の理由です。鳴き声もほとんどなく散歩もケージの外へ少し出してあげるくらいでも十分です。

・ネザーランドドワーフの飼いにくさ

ウサギは寒さ熱さに弱いので温度を16~25度に保ってあげて下さい。食事は一日2回かならず分けてあげます。またうんちのしつけができませんが、きれい好きなのでトイレの掃除をこまめにしてあげて下さい。年に4回ほど毛が抜ける時期は掃除をいつもより多めに必要です。エサの牧草でアレルギーに気づく人もいるので注意をした方がいいですね。

◆セキセイインコ

セキセイインコ

セキセイインコは飼いやすい小動物の中でもかなりなつきやすく、感情表現も大きいので初心者向きのペットです。

・セキセイインコの飼いやすさ

セキセイインコはとにかくよくなつきます。感情表現があるのは飼い主からすると嬉しいですね。見た目が愛らしいだけでなく、芸を仕込めば覚える事もできます。エサはシード・ペレットを用意してください。セキセイインコは長く生きる方なので一緒にいられる時間が多いのはうれしいですね。

・セキセイインコの飼いにくさ

飼いやすい小動物のセキセイインコもデメリットはあります。
感情表現が大きい反面、よく鳴くことがデメリットです。飼い主を呼ぶために結構鳴きます。また、じゃれついているのか思ったより強い力で噛むこともあります。フンのしつけができないのもデメリットです。こまめにトイレの掃除をしてあげましょう。インコの適温は20~25度くらいなので室温の調節も必要です。また体が小さいので籠から出すとどこかにぶつかる等事故が起きることもあるので注意してください。条件がそろうと時期に関係なく発情することがあるので気を付けたほうがいいでしょう。

◆フェレット

フェレット

フェレットは鳴き声が小さくエサも比較的安価でケージが置ける程度の飼育スペースがあればよいので飼いやすい小動物でも人気がある動物です。

・フェレットのの飼いやすさ

フェレットはエサはドライフードでよく飼いやすい小動物の中でも上位の好奇心旺盛さですぐに慣れる点がメリットです。また遊び好きで存在感があり表情はわかりやすく可愛いしぐさで人気です。一人で過ごしても大丈夫な点も一人暮らしの人に飼いやすい小動物として選ばれる理由の一つです。滅多に鳴かず屋外での散歩も必要はありません。

・フェレットの飼いにくさ

フェレットは飼いやすい小動物ですが、においも強めで独特のものがあり、定期的な予防接種も必要となります。またエサをどこかに隠すこともあるので見守ってあげましょう。完全な肉食なので炭水化物や食物繊維などの食べ物は与えてはいけません。。途中で複数を飼う場合は1,2週間は先住のフェレットをケアしてあげて下さい。また、フェレットは噛み応えのあるゴムや発泡スチロールなどを嚙むことがあるので気を付けましょう。あと長期の旅行もフェレットを置いては行きにくいのもデメリットでしょう。

◆ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキは爬虫類の中でも飼いやすい小動物でお勧めです。しかし飼いやすいといっても環境をそろえてあげるなどしっかり調べてから飼いましょう。

・ヒョウモントカゲモドキのの飼いやすさ

ヒョウモントカゲモドキは手間があまりかからないので初心者でも簡単に育てられます。
性格はおっとりしていて静かで、臭いがほぼなくエサをあげる頻度も少ないのもメリットです。飼うためのスペースがあまり必要ない上、寿命が長くハンドリングも可能です。また昔から盛んに交配が繰り返されていて、様々なカラーからお気に入りの色を選ぶことができるのもメリットです。

・ヒョウモントカゲモドキの飼いにくさ

ヒョウモントカゲモドキは虫を餌とするので、虫が苦手な人は注意して下さい。また、脱走をすることがあるのでケージはしっかりとしたものを選んで下さい。ヒョウモントカゲモドキはケージ内の気温管理が生涯必要なので電気代がかかります。爬虫類はあまりスキンシップが取れず、べったりと慣れない点もデメリットでしょう。病院にかかると治療費が高くなるのも知っておく必要があります。

◆アカヒレ

アカヒレ

アカヒレはコップでも飼えるといわれるほど飼いやすいお魚です。体が丈夫でエサの回数も少なく手に入れやすいのでおすすめです。

・アカヒレのの飼いやすさ

水槽の水をあまり変えなくても元気に生きる事が多いので熱帯魚の中では手間がかからず気楽に飼えます。またエサもドライフードであまりいらない事、丈夫な事も初心者にはメリットですね。

・アカヒレの飼いにくさ

コップで飼えるといっても、最低限のアクアリウムの用意が必要なのは覚えておきましょう。また寿命は3年ほどとなります。温度管理は20度前後にしてあげて下さい。水質も急激にPHが変わると病気になる可能性があるので注意しましょう。アカヒレは他にデメリットと言えば、なつくことはなく手間がいらないので飼っている気が今一つしないというところでしょうか。適度にエサをあげ水槽も掃除して面倒を見てあげてください。


最後まで責任をもって育てる

いくら飼いやすい小動物といっても生き物なのですから、最後まで責任をもって育ててあげましょう。まず飼う前にこれまでに出てきたメリットとデメリットをよく考えて検討してください。また国が動物愛護の法律で飼育放棄や終生飼養について定めていますので、その点を理解して必ず責任を持ってください。動物によっては、十分な環境を用意する事が出来なければせっかく飼う事になったペットが可哀そうですので飼育環境についてもよくお考え下さい。


まとめ

様々な視点から飼いやすい小動物を紹介しましたが、いかがでしたか。
手を出しやすそうな小動物でもメリットとデメリットが存在して、色々なことを考慮しなければならないという事はわかってもらえたのではないでしょうか。
お迎えする準備と、その子の一生に責任をもつ覚悟ができたら、ぜひ小動物を飼ってみてはいかがでしょうか。



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