ハムスターの飼い方夏編!暑さが苦手なハムスターのための対策&グッズ紹介

2022.06.11

ハムスターの飼い方夏編!暑さが苦手なハムスターのための対策&グッズ紹介

ハムスターは、暑さ・寒さに弱い動物です。特に、近年の日本の厚さは、ハムスターの生きやすい環境とはいえません。 では、日本の暑い夏を乗り切るためには、どのような暑さ対策をしてあげればよいのでしょうか? ここでは、日本の暑い夏でのハムスターの飼い方のポイントと注意点について、ご紹介します。

ハムスターは暑さに弱い生き物?

ハムスターは暑さに弱い?

ハムスターは、砂漠地帯に生息する生き物で、日中は地面に掘った穴のなかで生活し、夕方から夜、早朝など比較的涼しく、敵が少ない時間に地上に出てエサを探して活動します。
このような生活をしているハムスターは、高温・多湿に弱く、本来、日本の夏には適さない動物です。
この日本の環境でハムスターが快適に生活するためには、飼い主さんがハムスターに合う飼い方をしてあげる必要があります。
ここでは、ハムスターが心地よく生活できる適正温度と、命にもかかわる絶対に超えてはいけない危険な温度について、解説していきます。

◆ハムスターの適正温度は?

ハムスターにとって、快適な温度は20~26℃、快適な湿度は40~60%と言われています。
日本の夏の気温を考えると、ハムスターの飼育には、エアコンを使用するなどの温度管理が必要になることが分かります。また、エアコンによる湿度の低下にも気を配ることが必要です。
さらに、ハムスターは温度変化にも弱いため、夏場は、飼い主さんの外出時や睡眠時なども含め、エアコンはつけっぱなしにしておくことが理想の飼い方です。

◆この室温を超えたら危険

野生のハムスターは、30℃を超すような昼間は土に掘った穴のなかにいます。そのため、30℃を超える暑さに耐性がありません。
ハムスターは、26℃を超えると元気がなくなったり、食べる量が減ったりするなどの夏バテに似た状態になることがあります。このような様子が見られたら、すぐに涼しく、風通りの良いところに移動させてあげましょう。
さらに、30℃を超えると、熱中症をおこす可能性があります。熱中症になると、息が荒くなり、ぐったりとした状態になります。このような様子が見られたら、すぐに体を冷やし、速やかに獣医師の診察を受けましょう。
ハムスターが熱中症になると、脱水状態、内臓の機能障害を起こし、最悪の場合命にかかわります。30℃を超えるような環境にハムスターを置くことのないよう、飼い方や環境には十分に注意してください。

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ハムスターの暑さ対策グッズ

ハムスターは、暑さが苦手です。そのため、特に夏は、室内の温度、ケージ内の温度をしっかりと管理してあげる必要があります。
日本の夏はとても暑く、湿度も高くなるため、ハムスターにとってはとても厳しい環境です。
そのため、ハムスターの体質に適した飼い方を実現するには、それを手助けしてくれるグッズは必須です。
ここでは、ハムスターが日本の夏を快適に過ごすための、暑さ対策グッズをご紹介します。

◆エアコン

ハムスターは、温度差に弱い動物です。夏は非常に暑く、冬は寒く、年間の温度差が大きい日本の環境で室温を一定に保つためには、エアコンなくしては難しいでしょう。
なお、エアコンの設定温度は、ケージ内の温度が20~26℃になるように設定します。
地域にもよりますが、夏場に一定の室温を保つためには、飼い主さんの外出時や睡眠時なども含め、エアコンはつけっぱなしにしなければいけない場合もあります。
電気代は気になるところですが、ハムスターに適した飼い方をするためには、エアコンは必須です。ちなみに、季節や部屋の大きさにもよりますが、月々にかかる電気(エアコン)代は、2,000円くらいと考えておきましょう。

◆保冷剤

エアコンをつけられないようなとき、エアコンをつけてもなかなかケージ内の温度が下がらないときは、保冷剤や凍らせたペットボトルなどを使うと効果的です。
大きめの保冷剤をタオルなどの布で巻き、ハムスターのケージの上に置いてみましょう。冷たい空気は上から下に流れていくので、ケージ内の温度を下げることができます。
なお、保冷剤をそのまま置いてしまうと結露がケージ内に落ちてしまうため、保冷材は布で巻くか、下に布を敷くようにしてください。また、効果は4時間くらいです。保冷剤はこまめに交換してあげましょう。

小動物用保冷剤ケース ひえひえ

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暑い夏のおでかけにとっても便利。保冷材1個付。

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◆扇風機

扇風機では、室内やケージ内の温度を下げることはできません。
また、ハムスターに直接扇風機の風を当てるような飼い方は、好ましくありません。ハムスターは、風を不快に感じることがあります。かえってストレスになることも考えられるため、扇風機の風は、ハムスターにあてないようにしましょう。
しかし、エアコンの涼しい風を効率よく循環させて室内の温度を下げる効果があったり、風を送ることで室内の湿度を下げたりする効果は期待できます。
扇風機は、あくまでも室温を下げるために補助的な役割をするものと考えてください。

◆大理石グッズ

大理石は、熱伝導率が高い素材で、熱を吸収する性質をもちます。また、大理石自体がハムスターの体温より温度が低いことから、触れた際にひんやりと冷たく感じるのも特徴です。このような特徴を活かした冷却グッズとして代表的なものが、ペット用の大理石冷却マットです。
大理石のマットは、天然の素材であるだけでなく、ハムスターが誤飲してしまう心配もなく、安心してケージの中に設置することができます。
なお、ハムスターのための大理石グッズは、大きさにより数百円~数千円でペットショップやネット通販などで購入することができます。

◆アルミプレート

アルミプレートも、大理石と同様に熱伝導率が高い素材で、熱を吸収する性質をもちます。
アルミ製のグッズには、冷却マットだけでなくドームや巣箱などもあり、ハムスターの飼い方や環境に合わせて選ぶことができます。
なお、アルミ製のグッズは、ペットショップやネット販売などで、千円前後で購入することができます。

ひんやりクールハム鍋

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ハムスター鍋型のアルミ用品


◆カーテン

窓際にケージを設置すると、ケージ内の温度は外気温の影響を受けやすくなります。
そのため、本来は、ケージを窓際に設置することは避けるべきです。
しかし、ハムスターの飼い方や自宅の間取りなどの条件により、どうしても窓際や日当たりの良い場所にケージを置かなければいけない場合もあるでしょう。
そのようなときは、日光によるケージ内の温度の上昇を避けるためにも、カーテンを上手く使うことをおすすめします。
日当たりの良いときは、できるだけカーテンを閉め、ケージに直接日光が当たらないようにしてあげましょう。


夏のハムスター飼育の注意点

夏のハムスター飼育

ハムスターは高温・多湿に弱いため、日本の夏は、ハムスターにとって決して快適とはいえません。そのため、特に飼育環境には気を配ってあげる必要があります。
では、日本の暑い夏のハムスターの飼い方には、どのような注意が必要なのでしょうか。
ここでは、夏のハムスターの飼い方、飼育時の注意点について、ご紹介します。

◆エアコンは消さない

ハムスターの飼い方で最も大切なことは、ケージ内を常に適正な温度に保つことです。
ハムスターは、単に暑さ、寒さだけではなく、温度差にも弱い動物です。そのため、飼い主さんが外出しているとき、寝ているときなどもエアコンは消さず、室内、さらにはケージ内が常にハムスターにとっての適正温度を保つようにする必要があります。
さらに、ハムスターのケージ内にも温度計を置いておき、エアコンの温度調節機能を上手く使いながらケージ内の温度を調整してあげましょう。

◆冷えすぎに注意

エアコンは、常に同じ設定温度で作動させておいても、昼と夜、部屋に人がいるかいないかで、効き方が変わります。特に、飼い主さんの就寝時や外出時にエアコンをつけっぱなしの状態にしておくと、室内が冷えすぎてしまうことがあるため、注意が必要です。
ハムスターは、温度が10℃以下になるとあまり動かなくなり、5℃以下になると擬似冬眠(低体温症)を起こして命にかかわる場合もあります。極力、ケージ内の温度が20℃以下にならないよう、注意してあげてください。
特に、エアコンの風が直接当たる場所にケージを置くことは避けましょう。

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◆保温性の高い床材に注意

ハムスターのケージのなかに敷く床材は、保温性・吸水性の高い素材のものが多く販売されています。暑い夏場、保温性の高い床材を使用すると、床材の内部の温度が高くなってしまう恐れがあります。いくらケージに温度計を入れておいても、床材の内部の温度を管理することは難しいので、注意が必要です。
通常、ハムスターは、夏になると床材に潜る回数が減ります。そのため、ハムスターの様子を見ながら、暑くなったら床材自体の量を減らしてあげることをおすすめします。
また、床材そのものを見直す方法もあります。たとえば、夏は涼しく冬は暖かいといわれる紙の床材は、通気性にも優れており、年間通して使用できる床材といえます。
特に暑い夏のハムスターの飼い方として、冷やすことも大切ですが、暑くならないようにすることも大切です。

◆風通しをよくする

ハムスターの飼い方で、温度の管理と同時に大切なことは、湿度の管理です。ケージのなかには、温度計と共に湿度計を入れることも忘れないでください。
ハムスターが快適に過ごせる湿度は、40~60%といわれています。本来、砂漠地帯で生活するハムスターにとって、ジメジメとした湿度の高い環境は苦手です。
さらに、ケージ内の湿度が高くなると、菌やダニが繁殖しやすくなります。ケージ内の湿度が70%を超えないようにしましょう。
なお、適切な湿度を保つためには、ケージを風通しの良い場所に置いてあげることが最大の対策です。風通しを良くすると、湿度は低くなります。
なお、エアコンや扇風機の風が直接当たることは、ハムスターにとってストレスになり、逆効果です。ケージの置き場所には注意してください。


まとめ

今回は、日本の暑い夏でのハムスターの飼い方のポイントと注意点についてご紹介してきました。
ハムスターは、小さくて可愛らしく、飼いやすい動物として、日本ではとてもポピュラーなペットです。しかし、日本の夏の高温・多湿な気候は、決してハムスターが生きやすい環境ではありません。
そのため、エアコンなどを活用しながら、常にハムスターにとって快適な温度や湿度を保ってあげるなど、ハムスターに寄り添った飼い方が必要になります。
これから迎える暑い夏は、ハムスターも飼い主さんも快適に生活できるよう、本来もつハムスターの性質を理解し、適切な環境を作ってあげてください。



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