1.うさぎがジャンプする理由
2.うさぎがジャンプするシチュエーション
3.うさぎのジャンプは3種類
4.うさぎはどのくらい跳べるの?
5.骨折しないように注意が必要
6.うさんぽ用サークルは飛び越えられない高さで
7.まとめ
【掲載:2022.12.27 更新:2026.06.08】
うさぎがジャンプする理由

うさぎは主に2つの目的でジャンプをします。
うさぎが今どんな理由でジャンプしたのかは、その時のシチュエーションやうさぎの表情などから推測できるかと思います。
◆速く逃げるための移動手段
嫌なことから逃げるため
基本的にうさぎのジャンプは、捕食される側の動物が天敵から身を守るために備わっているスキルであり、危機を感じた時にすぐ逃げるための移動手段となっています。
うさぎは、ジャンプをして一気に飛距離を稼ぐことで天敵から素早く逃げることができます。
ペットのうさぎは天敵に襲われる心配はなくなっていますが、嫌なことがあった時は急いで逃げるため、ジャンプをしながら走っていくことがあるでしょう。
◆感情表現
また、うさぎは感情が豊かな動物ですが、声帯がなく鳴き声を出すことができないため、全身を使って今感じている気持ちを表現しようとします。その1つがジャンプです。
驚いた時
うさぎは、びっくりした時に衝撃で反射的に飛び上がることもあります。
うさぎは臆病で警戒心の強い動物です。常に周囲に意識を向けて危険を察知しようとしています。物音や生き物の気配などに敏感に反応し、驚いた瞬間に反射的にカラダが反応してしまうことがあるのです。
嬉しい・楽しい気分になっている時
うさぎは、嬉しい時、楽しい時、はしゃいでいる時にはテンションが上がってジャンプをします。
嬉しくてジャンプしている時は、目がキラキラ輝いていたり、ジャンプが決まった後に「ドヤ顔」をして見せたりするので、今は機嫌が良いのだということが分かります。
人も嬉しい時には「やったあ!」と叫んで飛び跳ねることがありますが、カラダの動きは心と連携していて、反射的にカラダで感情を表すことがあるといわれます。うさぎも嬉しい時は思わずピョン!と飛び跳ねてしまうのでしょう。
◆ジャンプしないうさぎもいる
全てのうさぎがよくジャンプするわけでもありません。ジャンプをよくするのは若くて血気盛んなうさぎ、活発に遊ぶのが好きなうさぎです。
ケージの中で過ごしているうさぎはジャンプをしませんし、シニア期のうさぎや落ち着いた性格のうさぎも活発に飛び跳ねることは少ないでしょう。
このように、うさぎの中にはジャンプをしない子もいますが、それ自体はあまり心配いりません。ただ、今まで活発に飛び跳ねて遊んでいた子が急にジャンプをしなくなった場合は体調不良などが考えられるので、飼育環境の見直しや動物病院の受診がすすめられます。
うさぎがジャンプするシチュエーション
ペットのうさぎは、日常生活の中でよくジャンプをします。どんな時にジャンプすることが多いのでしょうか。
◆ケージから出してもらった時
うさぎは部屋んぽなどでケージから出してもらった時、広い場所を自由に動き回れる嬉しさをジャンプで表現することがあります。垂直ジャンプをしてから続けてダッシュすることも多いです。
◆遊んでいる時
うさぎは部屋んぽの最中など遊んでいる時に、テンションが高まって垂直ジャンプやひねりジャンプすることもあります。その場で急にピョンと飛び跳ねることもあれば、走り回っている時に空中で華麗なジャンプをきめることも。
◆ケージに戻される時
飼い主さんがうさぎをケージに戻すために捕まえようとする時も、ジャンプすることがあります。捕まえられそうになった驚きで反射的に飛び上がることもあれば、逃げるためにジャンプでかわしていることもあるでしょう。
中には、飼い主さんが追いかけてくるのを遊びとしてとらえ、興奮してジャンプする子もいるようです。
うさぎのジャンプは3種類
うさぎはピョンピョンとジャンプしながら前進しますが、普段もよくジャンプをします。
うさぎは普段静かにしているのに、急にスイッチが入ったように大胆なジャンプをすることが多いので、驚かされることも少なくありません。うさぎ用語にも「うさジャンプ」という言葉が存在するように、それもうさぎにはありふれた行動といえるでしょう。
うさぎは様々な飛び跳ね方をします。よく目にするのはこれから説明する3つのジャンプです。
◆幅跳びジャンプ
うさぎは、走っている最中に時々ピョーンと前にジャンプをします。助走がついて一気に遠くまで跳んでいくので、その様子から幅跳びジャンプと呼ばれることがあります。
うさぎが幅跳びジャンプをしながら走るのは、犬や猫のように左右の足を交互に動かして走るよりも早く前へ進めるからです。
◆垂直ジャンプ
うさぎは感情がたかぶった時に、思わずその場でピョン!とジャンプをすることがあります。前には進まず真上に向かって飛び上がっているので、うさぎの飼い主さんたちは「垂直ジャンプ」と呼んでいます。
垂直ジャンプは、助走をつけず、4本の脚をそろえたままその場で垂直にジャンプするのが特徴です。ただし、常に同じ跳び方になるというわけではなく、時には横や前に向かって跳んでいくこともあり、バリエーションには多少の変化がみられます。
ゴムボールが弾むようなかわいらしい跳び方であることが多いので、見た人も思わず笑顔になるのではないでしょうか。
◆垂直ジャンプ+ひねり
うさぎのテンションがさらに高まった時は、垂直ジャンプしながら空中でカラダを左右にひねることもあります。これも様々なバリエーションがあって、ジャンプしながら体をくねらせたり、首をブルブルと振ったりするうさぎもいます。
ひねりジャンプはかなり独特なので、初めて見た時は「暴れているのか」「何かあったのか」と戸惑ってしまうかもしれません。
うさぎはどのくらい跳べるの?
うさぎは、ピョンピョン跳びながらすばしっこく動き回ります。このようにうさぎがジャンプできるのは、後ろ脚に強靭な筋肉を持っており、優れた瞬発力と跳躍力を備えているからです。
では、うさぎはどのくらい跳ぶことができるのでしょうか。
◆跳べる高さは50cm~1m程度
これは野ウサギの跳べる高さであり、人の居住空間で暮らしているペットのうさぎは50~60cmくらいまで跳べるのではないかと考えられます。うさぎの品種や個体によっても跳躍力には差があります。
◆前にジャンプする力のほうが強い
うさぎが前に向かってジャンプをした時には、軽く1mくらい進むことができます。または、それ以上ジャンプできるうさぎもいるといわれます。うさぎは上に向かって跳ぶよりも前に向かって跳ぶことのほうが得意なのです。
このように前へジャンプする力のほうが強いのは、うさぎが捕食される側の動物であり、天敵に追いかけられた時に逃げ切る必要があるからです。天敵の気配を感じたらすぐ逃げ出せるよう、うさぎの体は瞬発力と跳躍力が発達しているのです。
うさぎはは前へ進むジャンプは得意ですが、木などの高い所には登る習性がないため、真上に向かってジャンプする能力はそれほど発達していません。生態系において弱い立場にあるうさぎは、逃走することだけに特化して生き抜いてきたのです。
骨折しないように注意が必要
うさぎは、自由に動き回れる環境にいる時に興奮して、急にジャンプやダッシュをすることが多いのですが、ジャンプの衝撃で骨折することもあるので細心の注意が必要です。
◆骨が軽くて細い
うさぎは、天敵に追いかけられた時に少しでも早く逃走できるよう、骨が軽量化されています。体の大きさの割に骨は軽くて細いので、ジャンプして着地をしただけでも骨が折れてしまうことがあるのです。
◆滑りやすい
また、うさぎは足の裏に肉球がないため、フローリングのようなつるつるした床だと、ジャンプやダッシュをした時に滑って転倒し、骨折や脱臼をしてしまう危険性もあります。
このような事故を防ぐためには、うさぎが遊ぶスペースの床にマットなどを敷いて、足腰に負担がかからないようにすることが大切です。高い所からの飛び降りや落下も危険なので、うさぎが高い所に登らないように注意しましょう。
できれば、うさぎをケージから出す時は部屋に放しっぱなしにするのではなく、サークルなどの限られたスペースの中で安全に遊ばせることをオススメします。
うさんぽ用サークルは飛び越えられない高さで
部屋んぽ・うさんぽをさせる時は、ペット用のサークルを設置してその中で遊ばせるとよいでしょう。
サークルは天井がなく簡易なつくりになっているため、うさぎの脱走には注意が必要です。柵は高さが50~70cm以上だと安心できます。ただし、中には飛び越えて脱走する子もいるので、油断せずにうさぎの様子を見守るようにしてくださいね。
まとめ
うさぎは速く逃げるためにジャンプをしながら移動しますが、感情がたかぶった時にもよくジャンプすることを説明いたしました。ペットのうさぎさんは、どちらかというと嬉しい気持ちの時にジャンプをすることが多いでしょう。
よくジャンプをするのは、心身の調子が良く元気があり余っている証拠ともいえます。ただ、うさぎはジャンプやダッシュをする時にケガをしやすいので、うさぎが安全に遊べるように環境を整えてあげることも大切です。
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