カラフルなインコ4選!
皆さんはカラフルなインコ・オウムというと、どんな鳥を思い浮かべるでしょうか?
ゴシキセイガイインコはレインボー・ロリキートと呼ばれ、カラフルなインコで有名ですが、花粉や花の蜜を食べるのでペットとして飼育するのは難しいインコになります。
そこで今回はカラフルなインコでペットとしても飼育できる、お勧めなカラフルインコを4種類お届けしたいと思います!
ルリコシボタンインコ
ルリコシボタンインコは、ボタンインコの中でも体の色彩がとても美しい瑠璃色をしていることからこの名が名付けられました。
正面から見るとオレンジ色をしていますが、首周りは黄色、腹部はライムグリーンそして羽根はグリーンと本当に鮮やかな体色をしています。
よく『コザクラインコ』とも間違われますが、ボタンインコは身体がコザクラインコよりも若干小さくて、見分けるポイントとしては目の周りに白いに縁取りがあるのが特徴です。
ルリコシボタンインコはパートナーへの愛情がとても大きく『ラブバード(LoveBird)』と呼ばれています。
ペアで飼うと(性別関係なく)気が合えば仲良くするので、観賞用としても魅力のある鳥です。
一匹で飼った場合は飼い主をパートナーと認識し非常に懐いて甘えてくれます。
しかしコミュニケーションが不足すると大声で鳴いたり、家具やコードをかじる問題行動を起こすこともあります。
ですから飼い主さんは沢山かまってあげる必要があるでしょう。
全長:10~15cm
原種:オウム目インコ科の鳥類
原産地:カラフルな毛並みが魅力的なアフリカ原産のインコ
ルリコシボタンインコはボタンインコと同じボタンインコに属しています。
ボタンインコは毛の色は羽の色の違いによって『×××(色)ボタンインコ』という風に名前が付けられています。
基本的にボタンインコは4種類の原種から成り立っています。
『ルリコシボタンインコ』『ボタンインコ』『キエリクロボタンインコ』『クロボタンインコ』が原種となり、そこに様々な因子が加わることによってカラフルな多種にわたるボタンインコが誕生するのです。
因子には『ダーク因子』(dark)、『ブルー因子』(blue)、『バイオレット因子』(violet)、『パステル因子』(pastel)、
とあり、その因子が入ることで、羽色が濃くなったり薄くなったり変化してくるのです。
ボタンインコは奥が深いですね。
コガネメキシコインコ
原産国:ブラジル
体長:約30cm
体重:100~120g
寿命:約15年
1970年代よりコンパニオンバードとして知られるようになったとてもカラフルなインコで、体の色は『コガネ(黄金)』という名の通りの鮮やかなイエローが特徴。
顔と腹部の更にオレンジ色が入っていてビタミンカラーの鮮やかなインコです。
とても好奇心が強く活発で、遊ぶことが大好き、人が大好きで良く懐いてくれる種類になります。
見た目の美しさはもとより、ユニークな動きはとても楽しく見ていても飽きないです。
個体によって違いますが、だいたい人懐こく、甘えん坊な性格の子が多いです。
飼い主に本当に心を赦すと、飼い主の手の上でゴロンと転がって見せたり、ずっとそばを離れなかったりして積極的に一緒にコミュニケーションを取ろうとします。
ヒナや幼鳥から育てればベタ慣れしますが、ある程度成長してからのお迎えは、警戒心が現れるため時間をかけて慣れさせないといけません。
コガネメキシコインコによく似たインコで『ナナイロメキシコインコ』ですが、一番の違いと言えばなんでしょうか?
それは羽根の色になります。
コガネメキシコインコは羽以外は背中まで全て黄色くなるのに対して、ナナイロメキシコインコは背中から羽までグリーン色になります。
そして頭だけが黄色に近いオレンジ色をしています。
ナナクサインコ
原産国:オーストラリア、タスマニア
体長:約30~33cm
体重:100~125g
尾長:約13cm
寿命:約15年
めずらしいカラフル色合いの中型インコで、赤・黄色を中心にして青・緑などが入った体色をしています。
そして背中にウロコ模様が入っています。
カラーバリエーションも豊富で、シナモンやルチノー、レッドなどの色変わりもどんどん作出されています。
ナナクサインコの性格は、カラフルな模様とは裏腹にとても神経質で憶病な性格をしています。
ヒナを過ぎある程度成長した個体は、人に慣れさせるのにかなり時間が必要です。
ヒナから飼育すればオカメインコなど他の中型インコと同様に、自然と良く懐き手乗りとなるでしょう。
しかし基本的には飼い主さんにあまり甘えることが少なく触れ合いもあまり好みませんので素敵な色合いの美しい姿を観賞するのを基本に考えるのがおススメです。
ナナクサインコはペットとして飼育可能です。
ナナクサインコの鳴き声もそれほど大きくなく、集合住宅でも可能な鳴き声です。
お喋りもセキセイインコのように上手な訳ではなくオカメインコのようにさえずりや口笛を真似したりするのが得意です。
ナナクサインコはカラーバリエーションも豊富でノーマル色以外にも、オパール・レッド、シナモン、シナモンレッド、ルチノー、ルビノーと様々。
ルチノーやルビノーはノーマルとは大きく品種が異なって価格も高値で取引されているようです。
ナナクサインコの値段は18,000円~ですが、ルチノーやルビノーは40,000円程するでしょう。
セキセイインコ
原産国:オーストラリア
体長:約18~23cm
体重:30~40g
寿命:約15年
セキセイインコは現在鳥のペットとして世界各地で大人気で、文鳥やジュウシマツと同等にポピュラーな鳥になりました。
セキセイインコはオスとメスがほぼ同色でヒナの時には区別がつきません。
成鳥になると鼻孔をつつむろうまくがオスは青色、メスが褐色になります。
セキセイインコの一番いい点と言っても過言ではない、飼い主にだけではなく、人間に対して誰とでも仲良くできるところは本当に素晴らしい性格と言えます。
特にヒナの時から愛情を与えて飼育すると、その人間に対する忠誠心はとても強いと言えるでしょう。
さらに、人間だけでなく、他の動物にも興味を示し、積極的に自ら繋がりを求めていきます。
そして、飼い主と楽しく遊んでいる最中でも、それ以上に興味を抱くものがあると、そちらに興味を示しそれに一心になります。
籠の中でも自分で面白い遊びを見つけて過ごすことができる賢い鳥さんです。
オスとメスで性格も違ってきます。
オスは構ってもらうことが大好きでおしゃべりも得意です。
物まねが得意なのもオスの方が多いです。
メスは大人しくて鳴き声もしずか。
一人遊びもお留守番も得意です。
人間のおしゃべりを上手に真似るのが得意なのはオスの方です。
セキセイインコはとてもカラフルで色、模様のバリエーションはなんと5000種類もあると言われています。
原種のセキセイインコは黄色のお顔に緑色の体、頭から背中にかけて黒の縞模様が入っている一種類のみです。
セキセイインコの色が出来上がる仕組みはメラニンなどの色素が含まれる割合によって変わっていきます。
緑色-黄色=青色
緑色-黄色ー青色=白色
セキセイインコの色のベースは大きく分けてグリーン系、ブルー系、イエロー&ブルー系、全身一色の淡色系インコに別れます。
沢山のカラフルセキセイインコの中から、自分の好みのセキセイインコを探してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回はカラフルなインコについてまとめてみました。
真っ赤で情熱的なインコから、原色が沢山入ったインコまで、何て色鮮やかな子たちでしょう!
ネットで調べたり、または是非本物を愛でてみてください。
このような美しい生命体を作り出した神様に感謝をしたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。