ヘルマンリクガメを飼ってみたい!特徴や飼育のポイントについて紹介

2020.12.21

ヘルマンリクガメを飼ってみたい!特徴や飼育のポイントについて紹介

爬虫類をペットにしたいと考えると、用意するものが特別であったり、値段がたかかったりとなにかとハードルが高いものですが、カメは比較的身近な存在であり、飼いやすい爬虫類になります。 そんなカメの中でもヘルマンリクガメという種類を聞いたことがあるでしょうか? その名の通り、陸地を活動拠点にするヘルマンリクガメは小型のリクガメであり初めてカメを飼育する方も挑戦しやすい種類になります。 人にもある程度慣れてくれるので、飼い主さんの手からエサを食べたり、野菜などを頬張る姿は愛嬌があり可愛らしいです。 そんなヘルマンリクガメをペットとしてお迎えしたい方向けに本記事では、ヘルマンリクガメの特徴や飼育のポイントについて紹介します。

ヘルマンリクガメとは?


ヘルマンリクガメは小型のリクガメであり、リクガメ科ヘルマンリクガメ属に分類されるカメであり、本種1種類のみ属しています。

ドーム状に盛り上がった甲羅をしており、丸みのある身体つきが特徴のヘルマンリクガメは愛嬌のある顔とつぶらな瞳がかわいらしい印象のカメになります。
ヘルマンリクガメについて次項目から、詳しく紹介していきますね。

◆見た目の特徴

最大の特徴はドーム型の甲羅であり、ニシとヒガシで多少大きさが変わります。

ニシの方が少し小ぶりであり、最大で20センチ前後、ヒガシは一回り大きく30センチ前後に成長します。

黒とオレンジのコントラストが美しい甲羅はヘルマンリクガメの特徴的な見た目であり、手足は短めです。
また、鱗もなくつるりとした手足をしています。

ヨーロッパの乾燥地域に分布するヘルマンリクガメはドイツなどで多い、ヘルマンという名とリクガメを掛け合わせて命名されました。
ヨーロッパでは、昔からペットとしてポピュラーなカメでありカメ飼育の入門編てしてお迎えする方も多い種類です。
 

◆原産国・生息地

上記でも軽く触れたようにヨーロッパの乾燥地域に分布するヘルマンリクガメは、森や草原などを中心に生息しています。
原産国はフランスであり、他にはイタリア、スペイン、ドイツなどでもその姿を見ることができます。

日本に流通している個体は、日本でペット用にブリードされた個体であり家畜化されたものがペットショップで販売されています。

ヘルマンリクガメには、産地によりニシとヒガシがありニシヘルマンリクガメは甲羅の黒い部分が多く、寒さに弱く冬眠しません。

一方、ヒガシヘルマンリクガメは黄色の部分が多くニシよりも大柄な個体が多いです。
ヒガシヘルマンリクガメは寒さに強いため冬眠することが可能です。

◆性格

ヘルマンリクガメは穏やかな性格のカメであり、初心者でも安心して飼育をすることができます。
また、人にも慣れやすく飼い主さんの顔を覚えて近づいてきたり、手からエサを食べることもあります。

食欲旺盛で比較的なんでもよく食べるため、丈夫な点も嬉しいですが、なんでも口に入れてしまう傾向にあるため誤飲事故に注意が必要です。

乾燥した環境を好みますが、森や草原など草木のある場所で生活することを好んでいるためテラリウムなどとも相性が良くのんびりと過ごす姿は可愛らしいですよ。

◆寿命

ヘルマンリクガメの寿命は平均して20年前後といわれており、大切に飼育すれば35年前後生きる個体もいます。
長い時間一緒に過ごすことができるのは、嬉しい点でもありますが終生飼育する覚悟を持ってお迎えする必要があります。

また、ヘルマンリクガメの幼体は環境の変化に弱く1年前後は成熟するまでは飼育環境の変化に敏感なため、注意して飼育する必要があります。

特に冬場は冬眠する力がないのに冬眠させてしまうと、そのまま目覚めない危険があるため室内の温度を一定にして冬眠させないように注意が必要です。


ヘルマンリクガメの値段

ペットショップやカメ専門店など購入する場所により値段は多少前後しますが、1万円〜3万円前後で購入することができます。
比較的カメ類の中でも手が届きやすい価格になります。


ヘルマンリクガメの飼育に必要なグッズと環境

ヘルマンリクガメをお迎えするために必要なグッズや温度設定などについて紹介します。
生体を早くお迎えしたい気持ちは分かりますが、まずは必要な飼育環境を整えて計画的にお迎えすることが早く馴染んでくれるためにも大切です。

ヘルマンリクガメの飼育環境について興味のある方は是非参考にして下さいね。

◆ヘルマンリクガメの飼育に必要なグッズ

  • ケージ
  • 紫外線ライト
  • 保温器具
  • 床材
  • 寝床(シェルター)
  • 水浴び用の皿
  • 食器

ケージは爬虫類用のものをチョイスします。
ガラス製の丈夫なものを選ぶようにしましょう。
大きさはヘルマンリクガメが小さいうちは60センチサイズで問題ありませんが、最終的には90センチのものを準備してあげます。
ヘルマンリクガメを多頭飼育する場合には、120センチで3頭適度の飼育が可能です。

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また、ヘルマンリクガメは薄暗い環境を好むため高さのあるシェルターを用意します。
水浴びをしながら給水することが多く、トイレも水の中でするので常に新鮮な水を水分補給できるようにこまめに取り替えます。

ヘルマンリクガメは自身で体温調節ができないため、紫外線ライトと保温器具は飼育には必須になります。
適温は、26度〜30度、湿度60%前後の環境をこのみます。

低温に弱く、15度以下を下回る手冬眠してしまうため特に冬場は温度計と湿度計をこまめにチェックするようにして、あまり変動しないようにします。
紫外線ライトの他にもヘルマンリクガメの飼育には、地表を温めるバスキングライトが必要です。ヘルマンリクガメが快適に過ごすためにもライト類は初めのうちに準備します。

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ヘルマンリクガメの飼い方

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ヘルマンリクガメのご飯などについて紹介します。
慣れてくるとてからもご飯を食べてくれる可能性があるので、コミュニケーションの機械にもなります。

甲羅のお手入れ方法についても紹介しますので、日々の参考にしてください。

◆ご飯について

ご飯は野菜を主食に葉類などを野菜を与えます。
チンゲン菜や小松菜やにんじんなどを好んで食べますので、バランスよく与えましょう。
野菜だけではカルシウム不足に陥りやすいため市販のカルシウム剤を混ぜて与えます。

大根やカボチャなども好きなので、旬の野菜をバランスよく与えます。
バナナやリンゴといった果物類も好物ですが、糖類が高く与えすぎは体調不良の原因になるため食欲不振の際に与えるようにします。

カメ用のペレットを与えても問題ありませんが、ヘルマンリクガメには栄養価が高すぎてしまい消化不良や突然死の原因になります。
果物同様、ここぞという場面で与えるようにしましょう。

食事の頻度は幼体には1日3回、成体は朝夕2回与えるのがベストです。
少し残るかな?ぐらいの量をたっぷりと与えましょう。
食後は消化促進のためにライトの下に移動して身体を休めるため、夜間など消化不良を起こしやすい時間にエサを与えることは避けましょう。

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◆トイレについて

残念ながらヘルマンリクガメにトイレの場所をしつけることは難しいです。
しかし、ヘルマンリクガメは水中で主にトイレをする習性があるため、水浴び場をつくりこまめに水を交換するようにします。

ヘルマンリクガメは排泄の回数が多く、臭いもそれなりにするためこまめに掃除することが臭いを軽減するポイントになります。

◆お手入れについて

 
ヘルマンリクガメの甲羅がフンなどで汚れていた場合は温浴してお風呂に入れてあげるのも効果的です。
浴槽にそのまま入れてしまうと溺れてしまうので、洗面器に35度前後のお湯を張り足が浸かるぐらいの深さにして温浴させます。

ペット用のブラシで優しく甲羅の汚れを落としてあげましょう。
そのあとは軽く水気を拭き取りケージに戻します。
ケージが汚れていた場合には、ケージも掃除して綺麗にしてから戻してあげましょう。


まとめ

初心者でも飼育しやすいヘンリクリクガメの特徴や飼育方法について紹介しました。
ヘルマンリクガメは愛嬌もあり、人にも慣れやすいためペットとしておすすめの種類です。

はじめってリクガメを飼育する方は、紫外線ライトなどの必要な用品を前もって準備して飼育環境を整えてから計画的にお迎えしましょう。

ヘルマンリクガメが運動不足にならないように、部屋の中をお散歩させてあげることもおすすめです。
お部屋をお散歩させる際は室温に注意して、ヘルマンリクガメが誤飲しないように小さな部品などは取り除いてから離すようにしましょう。

一緒にコミュニケーションをとりやすいカメになりますので、長い間家族の一員として過ごすことができる魅力のあるリクガメになります。



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