インコが噛んできてツライ!噛む理由と対策について解説します!

2022.08.17

インコが噛んできてツライ!噛む理由と対策について解説します!

インコを飼っている方の中には、「インコが噛んできて困っている」「どうにかしてインコの噛み癖を治したい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 たとえ体が大きくないインコでも、噛まれると思わず声をあげてしまうほど痛いですよね。 この記事では、インコが噛む理由とその対処法についてご紹介します。 インコを飼っている方や、これからインコを飼おうと考えている方はぜひ参考にしてください!


インコの噛み方

インコの噛み方

まず大前提として、インコは本能的に身の回りのものを噛む生き物です。
インコは悪気なく噛んでいるけど、噛まれている飼い主さんは思わず声が出てしまうくらい痛いというのは、愛鳥家のなかではよくある話です。
ここでは、インコの噛み方を2種類に分けて、その特徴についてご紹介します。

◆痛くない甘噛み

インコは「噛むのが仕事」といっても過言ではないほど、身の回りのものを噛んで確かめる習性を持っています。
インコのくちばしは、私たち人間にとっての手のような役割を果たしているのです。
物の感触や温度を確かめたり、物を掴んだり、他のインコとコミュニケーションをとったりと、インコは実に多くの場面でくちばしを使います。
飼い主さんの手や指、爪を甘噛みするのも、インコにとってはコミュニケーションの一環だといえるでしょう。

◆血が出るほど強く、痛みのある本気噛み

野生のインコは、くちばしで木の実を噛み砕いて食べています。
インコの噛む力はそれほどに強くため、飼い主さんの手や指をインコが本気噛みした場合には血が出ることもあるでしょう。
特に、インコは反抗期や発情期、換羽期になると機嫌が悪くなったり、気性が荒くなったりする傾向があります。
こういった時期のインコとコミュニケーションを取ろうとすると、指を噛まれてしまいかねません。
コミュニケーションを取る際には、インコの様子を見ながらタイミングを図りましょう。


インコが嚙む理由とは

インコは本来、くちばしを使って物の硬さや温度を確かめたり、相手とコミュニケーションを取ったりする生き物です。
インコが物を噛むのには様々な理由がありますが、ここでは特に代表的な理由を4つご紹介します。
これらの理由を知っておけば、お家のインコがどんな気持ちで物を噛んでいるのかを理解しやすくなりますよ。

◆愛情表現のため

痛みを感じない甘噛みは、インコなりの愛情表現の場合があります。
前述の通り、インコは人間のように手を使えない代わりにくちばしを使ってコミュニケーションを取ります。
飼い主さんに何か伝えたいことがある時に指をつついたり、自分の身体を羽繕いするように飼い主さんの手を甘噛みしたりすることがあります。
「遊んでほしい」「こっちを見てほしい」「食べ物がほしい」などの理由でインコが噛んでくる場合は、攻撃的な意図はないので特に問題はありません。

◆本能的なもの

インコには、本能的に気性が荒くなる時期があります。
先述の通り、とくに発情期や換羽期のインコは攻撃的になりやすく、鳥カゴに近づくだけで噛みつこうとすることもあるでしょう。
これは本能的な習性なので、しつけで噛まないようにするのは困難です。
お家のインコが発情期や換羽期に差し掛かっているときは、むやみにインコを刺激しないように気を付けましょう。

また、インコがいる鳥カゴの中に手を入れると噛み付いてくる場合もあります。
これも、あくまで巣を守ろうとする本能からくる行動であり、飼い主さんを意図的に攻撃しようとしているわけではありません。
鳥カゴの掃除などで手を入れなければならない時には、インコの好きなおもちゃや餌で気を逸らすなどの工夫をしましょう。

◆反抗期のため

インコにも、人間と同じような反抗期があります。
一般的に、インコは生後6ヶ月ほどで反抗期を迎えると言われており、怒りやすくなったり噛みやすくなったりします。
それまで懐いてくれていたインコが急に攻撃的になると、飼い主さんとしてはショックかもしれません。
しかし、人間と同じように、インコの反抗期にも終わりがあります。
反抗期の間は触る時間を減らす、優しく撫でるような触り方に変えるなどの工夫をしましょう。
「噛まれたくないから」といって反抗期のインコを全く触らないと、反抗期を終えたインコが懐きにくくなってしまうので注意が必要です。

◆防衛本能のため

インコは、人間の指をくちばしと認識しています。
そのため、まだ十分に信頼関係が構築できていないうちからインコに指を近づけると、インコは「攻撃される」と勘違いしてその指を噛むことがあります。
まだ関係の浅いインコに対してむやみに指を近づけたり、それで噛まれたからといって大きな声で怒ったりすると、インコに「敵」と認識されてしまいます。
インコは一度敵と認識した相手にはなかなか心を開かない習性を持っているため、その後も噛み癖が治りにくくなります。
インコとコミュニケーションを取る際は、少しずつ距離を詰めることを意識しましょう。
十分に信頼関係を築いたうえで指を近づけたり、手に乗せたりすることが大切です。


インコが噛むときの対処法

インコが噛むときの対処法

インコが飼い主さんの手や指を噛むとき、それが愛情表現からくる甘噛みであれば特にしつけで直す必要はありません。
しかし、あまりにも頻繁であったり、噛む力が強かったりする場合には対処が必要です。
ここでは、インコが噛むときの主な対処法を4つご紹介します。

◆体罰は絶対ダメ

はじめに、インコがいくら強い力で噛んでくるからといって、飼い主さんが体罰に走るのは絶対にNGです。
血が出るほど噛まれてしまうと、叱るためについインコを叩いてしまったり、インコの身体を鷲掴みにして無理やり鳥カゴの中に戻したりしたくなるかもしれません。
しかし、これらの体罰はしつけにおいては逆効果です。

インコは叩かれたり、身体を掴まれたりすると、「攻撃を受けた」と感じ、その相手を敵と認識します。
前述の通り、インコは一度敵とみなした相手に対しては強い警戒心を抱き、なかなか心を許さなくなります。
せっかく好きなインコを飼ったのに、体罰のせいで懐いて貰えなくなるのは本末転倒ですよね。
インコが強く噛んできたときは叩く代わりに、「フーッ」と強く息を吹きかけて注意してあげるのが効果的です。

◆大きい声を出さない

インコに強く噛まれると、その痛みからつい大きな声を出してしまうかもしれません。
しかし、飼い主さんは痛いから大きな声を出しているつもりでも、インコはそれを正しく認識できず「喜んでいるんだ」と勘違いしてしまうこともあります。
「強く噛んだら喜んでくれる、だからまた噛んでもいいんだ」と面白がって、さらに噛み癖が悪化するおそれがあるのです。
インコに噛まれたときは大声を出すのではなく、前述の通り、息を吹きかけて注意するようにしましょう。

◆おもちゃなどで気を逸らす

インコが頻繁に手や指を噛んでくる場合、「もっと遊んでほしい」というコミュニケーションの可能性もあります。
こういった場合は、インコが噛んでも問題ないおもちゃを与えるのが効果的です。
おもちゃとしては、噛み応えのある木製のおもちゃや、噛む度に音が鳴る鈴付きのおもちゃなどがおすすめです。
インコがおもちゃを上手に噛めるようになったら、身体を優しく撫でるなどして沢山ほめてあげましょう。
おもちゃを使ってコミュニケーションを取ることで、少しずつかもしれませんが飼い主さんとインコとの信頼関係構築につながります。

◆一定時間距離を置く

インコが飼い主さんの立場を下に見ている可能性もあります。
この場合は、飼い主とペットとの関係を見直すために、ある程度の時間インコと距離を置くのも大切です。
具体的には、インコが鳥カゴから出たそうな素振りを見せていてもすぐには出してあげない、インコが構ってほしそうに鳴いていてもすぐに構わずに時間を空ける、などの方法が挙げられます。

また、インコは物理的な目線の高さで相手との立場関係を認識する習性を持っているため、鳥カゴは飼い主さんの目線よりも下に設置することをおすすめします。
インコが頭や肩に乗ってきたときも、できるだけ手に乗せ変えて、飼い主さんの目線よりも低い場所で接するようにしましょう。

次第に噛み癖が治ってきたら、お気に入りのおやつやおもちゃを与えて褒めてあげましょう。
「噛まなければご褒美がある」と教えることが、噛み癖矯正のポイントです。


噛むからといってコミュニケーションをやめてはいけない

最後に、インコがしつこく噛んでくるからといって、コミュニケーションを取らなくなるのはやめましょう。
飼い主さんのなかには、「噛まれたくないから」という理由でインコを鳥カゴから出さなくなってしまうケースもあります。
反抗期の間だけ放鳥の頻度を減らすのであれば問題ありませんが、反抗期を過ぎてからもインコとのコミュニケーションを避けていては、いつまで経ってもインコとの信頼関係は深まりません。

元々はインコが好きで、インコと仲良くなりたくて飼い始めたはずなのに、ずっと鳥カゴの中に閉じ込めて手にも乗せない、撫でることもないというのは非常に残念です。
インコが噛むのには、ケースバイケースで理由があります。
その理由を正しく理解すれば、正しく対処できます。
インコを飼っている方、もしくはこれから飼おうと考えている方は、ぜひ正しい知識に基づいてインコと接してあげてくださいね。


まとめ

いかがでしたか。この記事では、インコが噛む主な理由やその対処法についてご紹介しました。
インコは本来、くちばしを使ってコミュニケーションを取る生き物で、愛情表現から自己防衛まで様々な理由で周りのものを噛みます。
噛む力が強いときはむやみに叱ったり叩いたりせず、息を吹きかけて注意する、おもちゃで気を逸らすなどの対処法が効果的です。
上手に甘噛みできるようになったら、たくさん褒めてあげることも忘れないでください。
この記事を参考にして、ぜひ素敵なインコ生活を送ってくださいね!



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